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後架雪隠厠便所四萬円也

タイトルの読みは・・・
こうかセッチンかわやベンジョで、つまりはトイレのことだね(笑)

爽やかな晴れの写真で始まる今日の記事は下ネタなのだ(御免)


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さてさて・・・
何が4万円なのかって言うと、浄化槽の汲取り費用のことなのだ。
昨日はその汲取りの日だった訳で、郵便振替用紙には¥39,312の非情な文字が(笑)

ボクの住んでる地域は未だ汲取り地域で、流石にボットン便所ではないけれど、ウチの7人用浄化槽は2年で満タンになってしまうのだ。
微生物でも完全に消化出来なかった堆積物を処分するためだから仕方がない出費ではあるけれど、いきなり4万円はキツイなぁ~
だって、この手の費用はボクの支払担当だからなのさ(笑)

ボクの住む町は、下水道普及率が全国平均ギリギリの途上町なのだ。 だから個別浄化槽設置の義務付けとともに補助金もいただけて、結果的には殆どタダで施工できてしまうのはありがたいことではある。

だけどなぁ4万円、2年に1度の4万円、ボクのふところ支払4万円なのだ! 書類を揃えて申請すれば補助金制度の1万円は戻るけれど、それでも3万円の出費なんだなぁ(苦笑)

ところで個別浄化槽と公共下水道使用とどちらが得なのかな?

下水道条例の使用料金を調べてみると、汚水量の算定は水道の使用水量ということらしい。 ということは、庭に水を撒こうが洗車をしようが下水道料金に跳ね返ってくるということになり、1人暮らしだろうが5人家族だろうが関係ない訳で、これは何だか納得いかないなぁ~

下水道使用料金は上水道料金と同時の徴収ということのようで、計算してみると上下水道料金合わせると約1.5倍になるみたいなのだ。

・・・?
それなら個別浄化槽の方がランニングコスト的に安いじゃん! 設置はタダみたいなものだし、実質3万円の汲取り料金は月換算1,250円だし、公共下水道になんて繋がない方が "お得" ってことになっちまうよ(笑)

そもそも使用料の算出方法に問題ありのような気がする。
まぁいいかぁ~ 何となく得した気分になれたしね(笑)


ウオッシュレットの出現以来、トイレは進化し続けて快適なトイレライフ? になったけれど、肝心の下水道については管理も含めてまだまだ後進国の日本なのかな。


追記:上方では雪隠、江戸では後架と呼ばれていたようで、
    因みに長屋の共同便所は惣後架と呼ばれていた。


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