久々の更新。24日の日曜日から27日水曜日までの3泊4日、中四国合宿が広島で実施されました。昨年は参加せずに広島の西条農業で実施された合宿に参加。今年は色々な調整もあって中四国合宿に参加しました。山口県唯一の体育コースのある学校が参加しないというのは如何なものかという意見もありました。そこに対して一理あるなというのもあります。が、実際に参加してみると不参加の学校も多数ありました。なんだ?!そこに対してどう評価するのか。うちだけがあれこれ言われるというのもどうなのかなと。
今回の指導スタッフ陣は「全国レベルで活躍してきた選手」時代を過ごした方ばかり。すごいことです。これだけのスタッフが集まるのは難しいことだと思います。かなり若い指導者も複数名。私のレベルの指導者がどうこういう話ではありません。自分自身の実績としてはインカレに出ました、日本選手権に出ました、という少し速かったレベル。そこに対しての評価は低いですしね。とはいえ、指導場面でどれだけ経験をしたのか、細かいことを考えてやってきたのかという部分ではかなりやってきたという自負はあります。別にこういう場面で指導したいという訳ではありません。私はハードル練習会や短距離練習会で細々と指導をして「親切丁寧」に「動きを変える」というのが楽しみですから。
かなり高額の合宿となっています。保護者の負担も大きくなります。他県の選手と交流を図るという意味では効果的なのかなという気はしています。しかし、費用対効果としては¥47,000という高額の支払いに対してペイがどれくらいあるのか。準備運営も大変です。これだけ物価が上がっている中で安く合宿をしようと思ってもなかなかできません。これから更に高額になると思います。できますかね?という疑問も持ちながら。私が考えることではないですが。
色々と見ました。これまでは自分自身が指導する方に回ることが多かったので本当に久しぶりに他の人の指導を客観的に見ることができました。自分だったらこんな感じに指導するなとか。かなり感じが悪いですね。見ていて気になった動きに関しては自分の中でもう一度精査してみる。どうしても納得できないことに関してはこの機会に他県の先生と議論してみる。もちろん私が一方的に持ちかけて意見を聞き出すという形ですが。疑問に思うことが沢山あったのも事実です。自分の頭の中を整理する意味も強くありました。
これまで様々な学校の練習を見に行っています。疑問に思うことはその都度学校の指導者に聞く。練習見学に行ったからそこの練習が全て正しいとは思いません。感じ悪いですが(笑)mtm先生の所に行った時は様々なことを聞きました。やりたいことがあってそれに対してどうアプローチするのかという説明を聞きながら時間を過ごすことができました。あれは本当に有意義だった。その意味がどれくらいあるのかというのはすごく大切なこと。
見ていると「現象」を抜き出して指導している場面も。それってやりたいことをする途中の「過程」で一時的にそのような動きになるだけで意図してやるともっと動きが酷くなるのではないかという疑問が沸々と湧いてきました。バイオメカニクスや数値データを利用しての話などは疑問しか浮かばない。でも、それを示すことで「もっともらしい」理由づけができます。議論してもいいのですが、そこに対してのエネルギーを無駄に使うことになるのは嫌なので。
今更。他の人に忖度して生きる気にはなれません。このblogは好き勝手に書いてきました。これからもずっと変わらずです。私が周りから好かれるため、嫌われないために何かをやるというのであればもう意味はないと思います。他者を攻撃するつもりはありません。それでも攻撃すると感じられるのであればこのblogは読まない方がいいと思います。
100mはレース中の最高速度と記録の相関関係が高い。400mはレース中の最高速度と記録の相関関係が低い。そんな話がありました。そりゃそうでしょうという話です。100mの最高スピードのレース中の割合は全体の割合から考えたら大きい。400mは最高速度とあまり関係ない。いや、そんな言い方をしたら400mの練習に対しては最高スピードよりも他の要因の方が大きいのでスピードは関係ないと捉える人が複数名出ると思います、400mのスピード持続を生み出すためには最高スピードを上げる必要はあります。余裕を持ってレースをするためです。表現の仕方が悪い。
ストライドとピッチの話も同様。もっとストライドを伸ばす必要があるという話がありましたが、単純にストライドを伸ばしたらピッチが落ちます。具体的にどのような練習をしたらピッチを保ちながらストライドを伸ばせるのか。そこが重要です。もっと速く走るためには「ストライドを伸ばす必要性がある」という話をしたらストライドを伸ばす練習ばかりするようになります。現象。そしてバイオメカニクスの後付け。やりたいことに対してどうするのかという示唆がなければ何の意味があるのか。
走る時に使われる筋群。走り終わった後にMRIを撮ったら腸腰筋が使われていることがわかった。だからそこを鍛えるためにV字腹筋をしましょう。負荷を増やすためにDMなどを挟みましょう。失笑。真面目にそんな話をしているのか。きっと真面目なのだと思います。同時にその話を何も疑問を持たずに真剣に聞いている人もいるのだと。そうであれば私がその場にいて話を聞く時間は何なのか。
まーあくまで私見です。他の人にとっては大切な時間だったのかもしれません。私自身も「自分の考え方」について見直す機会になったかなと。話自体は誰よりも真剣に聞いていたつもりです。そこに対して疑問点が多く浮かぶ。矛盾することに対しては説明をせずに自分たちの都合の良い話になる。あーそういう部分だよねって。
愚痴みたいな内容になっていますかね。それでもある程度のお金を負担して参加しています。私自身も個人負担で参加しています。そうであれば「意味のあるもの」にならないといけないのではないか。あくまで私見です。批判もあると思います。それでも考え方や視点の部分に関しては自由が認められる必要性があります。
また書けたら書きます。議論したい部分はかなりあります。本当に。