kanekoの陸上日記

毎日更新予定の陸上日記です。陸上競技の指導で感じたことやkanekoが考えていることなどをひたすら書きます。

少しだけやる

2021-07-20 | 陸上競技

月曜日。この日もバタバタしていました。授業と文化祭準備。一応前期後期でやっているのでぎりぎりまで授業があります。なかなかです。

 

本来であれば練習は休み。が、前日の記録会の後にMさんが「明日は少し体を動かしたい」と申し出てきました。断る理由がないので実施。実際、火曜日までは走っていますがそれ以後はあまりやっていません。話を聞くと土曜日はある程度やったということ。見ていないので事前に指示を出していましたが細かいところは自分で増やしたようです。

 

その時に「足の遅れ」があるといわれていました。kd先生に土曜日に聞いていました。記録会はアップの場所もなくほとんど見ることができない状況。どのような走りになっているのかは分かりませんでした。一気に走りが崩れるという感じはないのですが、最大スピードで走れていないというのは影響していると思います。それも含めての「インターハイでの勝負」です。不用意なけがは自分自身にとって大きなマイナスになる。勝負するという気持ちがあればやるべきことは見えてきます。

 

足が遅れるというのはよくない。さらに接地が長い感じと膝が開くのがありました。これは前からありましたが微妙に調整しながらやってきた感じです。気になる部分があったのでこの日は「チューブもも上げ」を少しやりました。前任校でよくやっているパターンの練習です。強めに引っ張って前に進まない。その中で直線的に足を運ぶ。もう一人前日にレースに出ていない選手がいたのでその選手も含めて実施。こちらも後傾&膝が開く。少し前傾をした状態で速いもも上げ。そこから縦の動きを意識してもも上げ。ほぼマンツーマンで。

 

遅れが目立つというのもあるのでマーク5歩も。普段やらないので難しいかもしれないなと思いながらも。走力などのことも考えてマーク設定。「マーク走は苦手」と言っていましたが、最初の5歩のリズムの安定ということでここを重視。少し左右に逃げる部分があります。この日はそこの修正というよりも「リズムの安定」とスピードを重視したいなと思っていました。まずまず。

 

そこから5歩ハードルをやって1台目までのアプローチ。スピードが出るようになってきました。何本かやって4台目まで。本人的には「少し遠く感じる」と言っていました。感覚のすり合わせをしながらやっていけるといいなと思っています。1時間足らずの練習でしたがこの日にやりたいと思っていたことはできました。今週どれだけきちんと練習が積めるか。ここは大きいと思います。時間的にみて今週が山場になるなと思っています。のんびりできる日はありません。来週はできても2回くらいのポイント練習になる。そうなると今週にどれくらいできるかだと思います。

 

補強もやりたいところですがそれだけではなく走りもやっておきたい。こういう部分をきちんとやっておきたいですね。ショートスプリントの向上とハイスピードでの5歩ハードルもやりたい。やりたいことはかなりあります。その分改善点もある。が、すべてはできません。絞って絞ってかなと。

 

記録会での後半保てなかったところが気になっています。そこへの対策をした置きたい。ハイスピードでの5歩とほかの練習を組み合わせてみようかなと思っています。これも相談しながらだと思います。スピードを上げて処理する。ここをどう考えるか。

 

やることはたくさんあります。欲張らず。しっかりと。

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高体連記録会

2021-07-20 | 陸上競技

日曜日。高体連記録会でした。朝から雨。これはなかなか大変です。アップ場所もない。雨をよける場所もない。この状況で走るというのはなかなか・・・。それでも力がある選手は戦えるのかもしれません。インターハイに向けて準備をする段階。調整をするというのはほとんどないと思いますが、それでも力を発揮できるかどうかは大きい。

 

競技場の道具の準備を率先して行いました。場所がわかるというのもあるので。かなりたくさんのことがありますが。テント設営やハードル準備なども含めて。多くの選手が手伝ってくれました。こういう記録会は自分たちの力で運営していくという部分も必要です。ずぶぬれになりながらも準備。これだけでかなり疲労するのではないかという感じもありましたが。

 

skyとしては「微妙」な結果でした。男子の100mも思った以上に記録はでませんでした。リレーも42秒6。あと2週間弱でどこまで上げていけるか。インターハイで勝負をするというのが当初の目標だったと思います。予選通過のためには41秒を切るくらいの水準が必要になると思います。全体的に記録が低調だった記録会ですが最低でも41秒台だったのかなという感じはします。ここからは正念場です。選手がどのように取り組むか。気持ちの部分の強化もしていかなければいけません。

 

ハードルのMさんも14秒7かかりました。ちょっと重たかったのかなという印象。インターハイの予選通過のためには予選から14秒0くらいは欲しい。1週間ほどいろいろな事情で練習が積めませんでした。全力で走ることができない。ハードルをスピードを上げて跳ぶことができない。この状況の中での記録会だったので。中国大会の時よりはましかなという感じでしょうか。あの時は1週間は全く走っていませんでした。少しずつごまかしながらやってきての中国大会。1週間前からかなり調子が上がってきました。今回もなんとかその形でもっていけたらと思っています。インターハイで戦うために。そこだけです。

 

バックストレートでひっそりと棒高跳びをやっていました。片付けなどもあって補助員がワイワイやっているので「協議に集中できないから離れてやらないと」と注意しに行きました。そうするとMくんは「もう5m11跳んだんで大丈夫ですよ」と。え??何??11??何の話か分かりません。gt先生に聞くと「1回目の競技で11跳んだ」と。こんな大記録が出ているのに何も言わない(笑)。もー。

 

ほとんどの選手や役員は帰っていましたが私は残って競技を見ました。5m15にチャレンジ。見事クリア。かなりの余裕ああってのクリアでした。思わず声が出ました。前任校で女子のポールでインターハイを決めた時以来かもしれません(笑)。とにかくすごい。5m22にもチャレンジしていました。3回目がかなり惜しい跳躍でした。本当に日本一が見えます。ずっとそこを目指してやっているのを知っているので第三者である私もかなり興奮しました。gt先生と話をしたら「部旗は準備した」と言っていました。本気モード。こういう選手と監督は心から応援できます。一番端っこに立つ姿を見たいですね。

 

貴重な時間を過ごせました。感動。

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