kanekoの陸上日記

毎日更新予定の陸上日記です。陸上競技の指導で感じたことやkanekoが考えていることなどをひたすら書きます。

あれこれと

2021-05-25 | 陸上競技

とにかく学校が始まるとバタバタします。時間的な余裕がなくなる。自転車操業的にやるからいけないという話もありますが。

 

記録として。日曜日に少しだけ治療を。もうこうなったら競技の指導なのかケア担当なのか分かりませんが。こういう部分も自分の中では役立ちます。選手に最大パフォーマンスを発揮してもらうためにどうするか。どこをケガするのか。痛みの原因はどこか。ここに関しては「やってみないとわからない」という感じがあります。

 

少し(!?)話をしてから治療に。前日のことに関して。心が狭いので「不義理」や「非礼」に対しては許さないというスタンスです。これは年齢に関係なく。「おかしいやろ」と思うことに関してはやはり怒りを覚えます。これが批判される要因になるのはわかってます。が、「おかしい」ことに対して「おかしい」と言いたい。「我慢すれば・・・」という話になりますが、「我慢している時間」というのは誰も幸せにならない。以前もありましたが「他者を馬鹿にしたような発言や言い方」に関しては何が何でも許せません。まー批判する人はそういう価値観の中で生きているんだろうなとは思います。

 

自分たちが中心ですべてのことが回るわけではない。そこを誰が教えるのか。見えなくなる部分はあります。そこに対して「スルー」すればそれで終わり。別に悪だとは思いませんが。ここに関してはやはり妥協できない。

 

前置きが長くなりましたが。太ももの前側が痛いという選手に対しての治療。これは「気功」というよりは「バランスを整える」方がいいだろうなと判断。この辺りはkd先生にいろいろ聞きながらやっています。どのあたりを弛めればいいのかはある程度分かるようになってきました。これをやっていくと「患部」を弛めなくて痛みが引きます。これは本当に面白いなと。選手はどうしても「痛い場所」をマッサージしたりします。それは「気持ち的なもの」だと思いますね。効果はそれほどない。

 

肉離れなどをして回復した時は断裂していた部分の周辺が硬くなります。この場合はある程度、患部を弛めるほうがいいのかなという気もしています。もちろん、患部以外も弛めておかなければいけません。ここをやっておかないと次も同じことになるからです。故障してしまった原因は「患部」ではない。他の部分の伸縮性が低くなっているので起きたことです。このバランスは重要なのかなと。

 

別に治療家を目指しているわけではありません(笑)。選手が走れるようになるためにどうするかです。全部が自分で何とかできるとは思わない。長期間痛めている選手に対して短時間で改善できるほどの力はありません。また、離れた場所で怪我をしたという報告を受けても何もしてあげられません。これも本当にしんどい。一応対処方法の連絡はしましたがあとはどれくらい本人が治療に時間をかけてくれるかなのかなという気はします。


治療。結局は本人がどうするかだと思います。あまり他者に依存して「治してもらう」という感じになるのもこちらとしては避けたい。とはいえ「なんとかして走りたい」という部分に対してはこちらとしても何かしなければいけない。そう感じています。


かなり話をしてからの治療となりましたが、ほぼ治りました。いつも思うのですが「なぜ治るのかよく分からない」部分はあります。が、結果的に治る。これは科学的に説明するとかではないのかもしれません。が、治って走れるというのが大きいのではないか。どんな理由であれはきちんと走れたらそれでいい。バランスが整って負担がかかっていた部分がなくなる。それで本来の痛みがなくなる。これは大きな話です。


前日は放置しようかなと思った部分もありました。が、「心」の部分も考えると仕方ないところもある。そこに対して「知らない」と言える程の冷たさはありません。本当に冷たいのかどうかも分かりませんが。何とかしたいという気持ちだけはあります。ここも難しいところですが。


様々なケアの仕方、疲労抜きの方法を伝えました。あとはどれだけやってくれるかです。私にできることは限られています。それを最大限にやりたい。それだけです。与えてもやらなければ意味はないし、やろうとしなければ回復はしません。「1週間安静にしていたら治る」なんてことはほぼない。休んでいる間に積極的治療や積極的に疲労抜きをするべきだと思います。


私もまだまだです。色々な感情があります。きちんと整理して行動に移したいなと思いますね。

コメント
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