kanekoの陸上日記

毎日更新予定の陸上日記です。陸上競技の指導で感じたことやkanekoが考えていることなどをひたすら書きます。

今年の締めくくり

2015-12-31 | 陸上競技
12月31日となりました。あっという間に時間が過ぎてしまいました。今年も1年間blogを書き続けてきました。あえて書きませんでしたがblogを書き始めてすでに10年を越えました。同じ事を10年間やるというのは簡単な事ではありません。私なりに考えながら書いてきましたが、「不適切だ」と指摘を受ける事もありました。それ以上に応援してくださる方の数が多く「見てますよ」と言ってくださるのが支えとなります。

今年は転勤もあり様々な環境が変わりました。その中で戸惑う事の方が多い生活を送る。通勤時間もかなり増えて自分自身の時間を作る事ができなくなる。まだまだ慣れたとは言い切れない感じですね。目まぐるしく毎日が過ぎていってしまう。指導に関しても本当に考えさせられる日々でした。

そんな中で支えてくださる方々の存在があり、なんとか自分自身を保つ事が出来た気がします。指導スタイルも随分変わってきたかなと。ひたすら鍛えるという部分が少なくなりました。方向性が異なったりする部分もあり、一気に自分のカラーを出していく事の難しさもあります。それでも「今のままで止まっておくのは違う」と思ってやってきました。

何とかここまでやってきて少しずつ形になってきたかなと感じています。少しずつ受け入れてくれる選手も出てきている。その選手達のためにできる事を最大限にやっていきたいと思っています。書き方に関してあれこれ言われるかもしれませんが、大して問題はないと認識しています。本当におかしかったら親しい人達が指摘してくれます。

色々な環境の中に立たされたことで本当に大切なことが見えてくる。誹謗中傷されることもある。あーこういうことねっていうのも分かってくる。これも勉強になるなと思いました。これも環境が変わったから学べたことなのかなと。

来年はもう一度スタートを切りたいと思います。チームを作るのに5年はかかると言われます。しかし、そんなに悠長なことは言っていられません。指導する部分では負けられない。それくらいの気持ちでやっていかないといけないと思っています。「指導に関して調子にのるな」と言われたこともあります。ではどのような指導が素晴らしくて万人に受け入れられるのかを示してもらいたい。ある程度自信を持ってやっています。それがないと指導する場面には立てないと思います。

私に出来ることを最大限にやる。そういうスタンスを変えずにやっていきます。

応援してください。見守ってください。今の状況が1年後にどうなっているか。全力でやっていけばきっと伝わる部分があると思っています。

来年もよろしくお願いします。
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練習納め2

2015-12-31 | 陸上競技
続き。

芝生を使ってからの練習を終え、そこからは階段へ。片足ジャンプをしました。これは私もよくやる練習ですね。が、距離を置いてみることで新しい発見があります。筋力がない選手は軸足で支えることができません。やはり基礎筋力。それでも久々に見るとこないだまで全くできなかった選手が少しできるようになっています。筋力があまりない選手はこの手の練習は苦手だと思います。それでも諦めずにやり続けることでできるようになる。練習は偉大です。

そのままもも上げのような動き。本当は一段飛ばしで走りたかったのですが広くてバウンディングのようになってしまうので諦めてそちら側の動きに。これも見ていると面白いですね。膝が前まで出ない走りをする選手はこういう動きも苦手。そういう部分も含めて客観的な視点は必要になると思っています。かなりの本数をやっていました。

途中、少しだけ話をしました。blogにも書いてたA選手の話。「最後まできちんと走り続けること」を心掛けているという部分を伝えました。少し手前でスピードを緩める選手もいるが自分は絶対にそれはしない。どんなにキツくても最後までやり抜く。それは走るだけではなくすべての部分に繋がっていると思っています。物事に対する考え方だから。強い選手であっても当たり前のことを当たり前にやるという部分を大切にしているのです。自分たちも強くなりたければ「当たり前のことを」をきちんとやる。やればできることをやり続けることが大切なんだと思います。

スパイクを履いて階段から芝生の所まで駆け上がる練習も。芝生のところにマークがあるのでそこまでは走り続けるというものでした。毎回ペアを替えながら競争。普段一緒に走らない選手と走る。刺激を受けます。S先生が一本ごとにマークの位置を変えます。どこまで走るか分からない(笑)。全員がマークまで必死に走っている姿がありました。色々なパターンの練習をする事で何かをつかむ可能性があります。そのためにも様々なパターンの練習をやってみる必要がある。面白いですね。

3時間半程度色々な事をやったのでここからはトラックに戻っての練習。走る事にしました。もうかなり走ってはいますがそれでも走ります。そういう日にするというのは決めていました。少し走って楽しくやって終わりという練習納めは私のスタイルではありません。「楽しくやる」というのは雰囲気の問題であって、練習自体は決して楽しくはない。走る量はかなりですし、やると決めた事に対しては妥協しません。こちらが妥協していたら選手はもっと妥協します。そこを高くしていく事も必要。

リレー形式で走る事にしました。4人1チームにして実施。S先生にも参加してもらって走りました。300mトラックを1周。4継と同じように4人でつないで走っていく。カーブがキツイので内傾をかけるのが大変だったようですがそれでも走り続ける事にしました。エンドレスリレーのように差がつかないように勝負できる仕組み作る。これだけで全然違いますね。合宿でもやっていますが「全力で走る」ための工夫をしっかりとやっていきたいと思っています。

男子3チーム、女子2チームでひたすら走る。途中体力的に不安がある者は大丈夫かもしれませんがこちらが指定して休ませる。5セットくらいやったでしょうか。最初はなかなか声も出ませんでしたが最後の方はお互いに応援しながらリレーをしていました。前任校の選手達にもずいぶん助けられている感じでした。うちの選手達もこうやって自分達で雰囲気作りができるようになると全く違ったものになると思っています。それを感じながらやっていたかどうかは分かりませんが本当に大きな事だと思います。

1人では決してやり遂げられない事であってもこうやって人が集まれば練習はできます。一生懸命やっていればS先生のように力を貸してくれる指導者も出てくる。かなり良い雰囲気でやっていく事が出来ました。もちろんS先生にはリレーにはフル参加してもらっていましたが(笑)。若いうちはこうやって身体を動かしながら選手と関わる事が大切だと思います。かなり走っていました(笑)。女子も数人はかなりの競技レベルなので気は抜けなかったようです。最後はぐったりしていましたね(笑)。

疲労が蓄積したので最後はダイナマックスを使ってリレー。走りと同じ形式でやりました。これもしっかりとできたと思います。トータルで4時間半程度やったでしょうか。もう少しやっても良かったかなという気はしていましたが。来年はもう少し引っ張ってやってみたいなと思います。補強系が足りない気がするのでそこの部分の工夫ですかね。すべてが良いわけじゃないなと。足りない部分を上手く組み込んでいく工夫はしたいと思います。

最後に話をしました。一生懸命にやっているからこうやって支えてくれる人が出てくる。そこには感謝しないといけない。更には合宿でのYコーチの話も。「周りからよくそこまで出来るね」と言われる。周りから見たらそんなにキツイ事をなんで出来るのか不思議だと言われる。しかし、自分にとってそれは「当たり前」の事。キツイけど強くなるためにはさせて通れないのだから。

この中に「歯磨き」をして来なかった者がいるか?「顔を洗う」のを忘れてきた者がいるか?多分いないはずです。なぜならそれは「やるのが当たり前」だからです。特別意識しなくても「やるのが生活の一部」になっている。練習や補強もそうなるまでやっていかないといけない。それが出来る選手は必ず強くなると思います。頭で理解しているだけではなく、こうやってしつこくしつこく指導者側がアプローチしていく必要があると思います。それがいつの間にか選手側が自分で前に進み始める日が来る。そう信じています。

色々とあった9ヶ月間でした。人生観が変わるような出来事も山のようにありました。それでも選手達は少しずつ「競技者」になってきています。周りから見れば「まだまだ」なのは分かっています。これまで指導してきた選手達と単純に比較はできない。が、それでも少しずつ確実に変わってきている。今年はそれで十分なんじゃないか?そう思っています。これを本物にしていきたい。それができて初めて「教育活動」としての意味が出てくる。

終わった後は参加者全員が良い表情をしていました。これで良いと思います。不平不満を挙げてやっているのは面白くない。やる事みんなで一緒にやるから楽しめる。そう感じています。他校との交流の中で選手は大きく成長しています。これからだと思っています。一から何かを始めるというのは本当に大変な事です。それでもこちらが諦めたら何もできない。

応援してくださる方々がいる。それだけでもありがたい事です。しっかりと次に向けて進んでいきたいと思います。良い練習が出来ました。
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練習納め

2015-12-31 | 陸上競技
12月30日、練習納め。前任校と一緒に練習をしようという事にしていました。あとは卒業生にも参加してもらいました。関西の大学に進学して競技を続けています。今年1年間はほとんどまともに走れませんでした。中四合宿時に顧問の先生からワザワザ連絡を頂きました。少しずつ復調しているということ。12秒4台の選手と競り合えるようになってきているという話をして頂いたのでこちらとしても、地元でできることをしておきたいと思っていました。何とか走らせておきたいなと思っていたので参加してもらうことに。

残念なことにうちの選手が私用により数人参加できませんでした。様々な状況があります。練習納めですから全員参加できるのが理想だと思っていますが、これも今年は仕方ないのかなと思っています。年末ですから突然の用事が入る事もあると思います。早い段階から「予定表」を準備していたのですが、来年は最初の段階から練習納めは30日と示しておきたいと思います。せっかく刺激を受けるチャンスですから。来年は色々な選手を誘ってやってみたいなと思っています。

長く練習をしたいと思っていたので8時半練習開始としました。この時間帯はかなり冷える。芝生の上は霜が降りて凍っていました。芝生を使って走りたいと思っていたのですがこの状況では危ない。そのためしばらくはアップを兼ねて他のことをすることに。ちょうど20人いたので4人グループを作ってダイナマックスを使ったアップ。300mトラックをフロント投げ&バック投げで回りました。更にはその流れの中で走りをバック走にして更に実施。これだけで汗だくでしたね(笑)。ちなみに霜柱があったので写真撮っておきました。



そこから更にはラグビー走を実施。これも色々なパターンで。普通は2人1組でやるのですが今回は4人1組で。色々とやりながら身体を動かします。単純に何かをするよりはこうやって道具を使う事で飽きずに練習ができます。疲れるかもしれませんがそれでもしっかりと身体を動かすことができる。少し休みを挟んでマークを使った練習。走るというよりは様々な動きをするという感じでしょうか。ゲーム性を取り入れながらやっていきました。

このタイミングで親しいS先生が練習に来てくれました。練習見学に行きますねーという話でしたが、この時点で指導交替(笑)。そこからしばらくS先生に練習を任せることにしました。毎回私が指導するのではなく頼める先生に指導をしてもらうことで大きな刺激となります。毎回決まった練習をするだけではなく様々な刺激を受けながらチーム作りをしたり、選手を育てていくというスタンスを持ちたいと思っています。ナイスタイミングだったので突然頼みました(笑)

芝生の霜が溶けていたのでそこから芝生で練習。坂道を使ってやりました。サイドステップをしっかりとやって更にはそこからラン。バウンディングからランなどをしっかりとやってもらいました。細かいところを指導してもらいながらですね。こちらとしてもやりたい事をやってもらう方が効果があると思います。こちらに気を使われずにお願いしますね~と頼んだのでかなりの本数をやってもらいました。

いつもは近くで自分のところの選手だけ見ているのですが、こうやって他校の選手と比べながら客観的に見てみると色々なことに気づきます。私自身が視野が狭いですからこういう機会も大切だと改めて思いました。抱え込む指導スタイルよりも色々な人の目で見てもらうことが様々な変化を生み出すのではないかと。

気がつくと長くなっていますね(笑)。記事を替えますね。
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学校に戻る

2015-12-31 | 陸上競技
長々と合宿について書いてしまいました。本当はもっと細かく書いておきたいのですがキリがないのでこの辺りで止めておいた方が良いかなと(笑)。真面目に書きすぎるので。どのような合宿だったかは何となく伝わったかなと思います。本人達の感想を聞く機会がないのが残念ですが。

そういえば1日目の練習が終わった時に選手達に話をしていました。課題を明確にするためにアンケートに答えてもらったのですがその時にプラスアルファで話を。今回の合宿に対してのアンケートがプログラムの一番最後についていました。それを必ず出して欲しいという話をしておくようにと言われていたのでその話を。
そのタイミングで感想に「本当に良い合宿だった、と宿舎に戻ったらすぐに書くように!」とお願いしていました(笑)。小心者ですから(笑)。実際に直接話が聞けたらどうだっかは確認してみたいですね。

合宿翌日からは学校の練習に参加。当然ですがこちらを疎かにすることはできません。この日はかなり負荷をかけておきたいところだったのですが、全体の流れもあり2時間限定の練習。不足する部分はありますが今年は仕方ないかなという気持ちもあります。

最初に少しだけ話をしました。まずは参加した選手から話をしてもらいました。せっかくの機会ですから。やるときはやるというメリハリがついているのが印象的だったと話していました。肌でそれを感じたのであれば大きい。それをどれだけ今後の練習に出していけるかなのだと思います。感じただけで終わってしまったら意味がなくなります。インターハイを狙うためには今の力では届きません。そのために本気になって何をするかだと思いますね。

私からも少し。合宿での話。今回やった練習自体は普段から学校でやっている練習とほぼ同じ。特別な事をやっているわけではない。そこの意味をしっかりと理解してもらいたい。更にはA選手が話してくれた内容も話しました。当たり前の事を当たり前にやる。それが強くなるために必要なこと。最後まで手を抜かずに取り組む。それが出来る選手が力をつけていく。良い練習をすれば力は上がる。そう思ってやっていきたい。

その後はトレーニング。2時間あるかないかな時間の中で最大限にできる事をしていきました。以前に比べるとかなり力が付いてきたと思います。それは見ていたら分かります。前日までは中四国を代表する選手の指導をしていました。うちの選手達もやっていること、やろうとしていることは負けていないと思っています。あとは取り組みの「姿勢」や「心」の部分だと思っています。

シビアな世界を経験したことがない選手達。そこを変えていくためにもこちらにできる事はしていきたい。実社会に出た時に何が役に立つか?誰かに守ってもらってレールを敷いてもらってやる。付きっ切りでやってあげて初めて何かできるというのを抜け出していきたい。所変われば何とやら。同じことを伝えようとしても全く伝わらないことだってあると思います。それでも信念をもって取り組みたいと思います。

良い表情ができるようになってきたと思います。何とか2時間で最低限の練習はできました。足りない部分は各自でという指示だけは出しておきました。どこまでできるようになるかですね。

その後私は補習はやって保護者会。18時くらいまでやりました。さすがに疲労困憊。気がついたら21時前には寝ていました。かなり疲れがあるようです。仕方ない。
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中四国合宿最終日

2015-12-31 | 陸上競技
やっとここまで来ました。長いわ(笑)

3泊4日の合宿も最終日。2泊3日の合宿であれば詰め込んで出来ますが4日となるとかなり大変。ドリルをやるにしてもかなり疲労が蓄積しています。その中で何をするのか。気持ち的に追い込みたいところですが私のように気の弱い人間からすればやはりそこまでできません(笑)。前日の走練習が終わった後から「全員で何かやる」という部分を心掛けるようにしていました。初日から走る練習などにほとんど参加できていない選手もいました。一体感を持たせたいという気持ちがありました。そこまで考える必要があるのか分かりませんが。追い込むというよりは「みんなで一つのことをやる」という感覚でやっていきたいと思っていました。

また、Yコーチも参加してくれているので最終日は「補強をする」と決めてみんなで一緒にやっていきたいなと考えていました。主導権をYコーチに譲りしっかりと鍛えてもらうことにしました。選手たちには最初からそういう話はしていました。強くなるためには「股関節周辺の強化」とか動きのタイミングが大切になってくる。やりたい動きがあったとしても基礎筋力が無ければその動きは出来ません。だからこそきちんと補強をしていかなければいけない。更には体幹強化ができなければ走る時にムダが増えてしまう。私は補強が好きというのではなく「何が大切か」という話だと思っています。言葉だけを捉えても意味がないですからね。

最初は少しだけ私が。毎回のことですが遊びながら鍛えるという感覚で。ペアでダイナマックスを使っての競争を。色々な種目を15分くらいやりました。これだけでかなりテンションが上がります。様子を見てみるとかなり筋肉痛の様子(笑)。こればっかりは仕方ない。数日間、やったことのない動きや股関節周辺を動かしまくっていますから筋肉痛になるはずです。私でさえハードル壁抜きをやったお陰でお尻が筋肉痛になっていました(笑)。選手はそれ以上です。それでもやります。

Yコーチには腹筋や背筋、側筋をやってから内転筋や股関節周りの補強をしっかりと教えてもらいました。事前に少しだけ打ち合わせをしていましたが基本的にはお任せ。かなり丁寧にやってくれました。色々な種目をやる中で得意な種目と苦手な種目が出てきます。逆にいうとそこの部分が弱いということ。それを理解するだけでも全然違ってくると思います。股関節周辺の補強も。前日にやったハードル壁抜きをもっと効果的にする動きもやってもらいました。私自身も今後の練習に取り入れていきたいなと思うトレーニングでした。

オーソドックスなものもありました。実は目新しい補強をやるのではなく基礎的な動きをきちんとやる方が効果が高いのだと思います。それなりにやる補強とポイントを理解した補強をやるのでは全く違ってくる。そこの部分を私自身が確認できたというのも勉強になりました。

最後は私があれこれやらせることに。股関節補強と体幹補強を織り交ぜながらひたすら。私的には明るく楽しく補強をさせたいという気持ちがあります。基本的に補強は辛いものです。意識しながら鍛える事といつの間にか鍛えられていることの違いはあります。嫌なことをいつの間にかできるようにしていくという部分。今年1年間で私の指導のスタンスや幅も大きく変わってきた感じがあります。それにより練習に参加してくれる選手たちの表情が明るくなる。メリハリをつけながらやるように心がけました。

最終種目は全員で一つの種目を。これは盛り上がります。あと少しで終わるというのもありますし(笑)。大きな声を出しながらやっていく。みんないい表情でやってくれていました。これにて終了。

最後は少しだけ話をしました。この冬は勝負の冬になるはずです。A選手が言っていたように冬期練習がきちんと出来れば驚くほど強くなります。でも苦しくなるときもある。今回の合宿に参加して練習をした。が、自分の力だけでそれが出来たわけではない。グランドを見れば片付けをしてくれている運営役員の方がたくさんいます。家に帰れば自分がやりたい事をやらせてくれている保護者がいる。毎日の練習を見てくれる顧問の先生がいる。苦しい時にはそれを思い浮かべる。支えてくれる全ての人に恩返しをする。その気持ちで取り組んだらきっと良い練習ができるようになる。

今回の合宿で多くの選手が仲良くなった。このメンバーだったから良い練習ができたと思います。お互い支え合いながら、協力をしながら練習を進めてきた。しかし、実際はこのメンバーの中から6人ずつしかインターハイには行けない。どれだけやったとしても7位となったらインターハイには届かないのです。練習で苦しい時には一緒にやったメンバーの事を思い出してもらいたい。あの子はもっと努力しているかもしれない。このままだったら勝てない。そう思えばもう一度気持ちを奮い立たせることができる。ライバルの存在を常に意識しながら練習をすることができればきっと良い練習ができると思います。

私もこの子達に負けないような「強くなりたい」と思って練習に取り組める選手達を育てていきたいと思います。そして大きな舞台で戦わせたい。簡単なことではありませんがそのチャンスはある。そう感じることができました。

限られた時間でしたがこうやって必死に練習をする選手達と一緒に過ごすと情が移ります。口だけではなく本当に行動できる選手達。素晴らしいと思います。指導者として成長するための刺激をもらいました。これからここで学んだ事を多くの選手達に還元していきたいと思います。本当に良い機会を与えてもらいました。選手や運営の方に感謝してこれからもやっていきたいと思います。

長々と書きました。記憶があやふやになっているところもあります。それでも記しておきたいなと思っていました。心から感謝します。ありがとうございました。
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