kanekoの陸上日記

毎日更新予定の陸上日記です。陸上競技の指導で感じたことやkanekoが考えていることなどをひたすら書きます。

距離を踏む

2015-03-18 | 陸上競技
火曜日、この日は本当に暑かった。冬ではなくなっていますね。寒いよりは暑い方が良いかなという気もしていますが、温かいくらいのレベルが良いですね。暑すぎるとしんどい(笑)。普段はウインドブレーカーを着ているのですがこの日は不要でした。選手は半袖ハーフタイツで練習。全員ではありませんがこれくらいの服装の方が走りやすいでしょうね。

午前中には科指導と人権教育。科指導では前に出て話をしなければいけなかったので少しだけ。10分もない時間の中で何を話すか?基本的に話が長いので端的にまとめないといけません。私は3人目で一番最後。だらけている部分もあるでしょう。その中で何かを伝えるというのは本当に難しい。分かり易い言葉できちんと伝えないと意味がなくなります。普段は前に立つと「きちんとしなさい」という話になるのですがこの日はスタンスを変えて。「認める」という部分の話をしました。この話は割愛。長くなるので(笑)。

人権教育の話も聞きました。大学の教授の話。私個人としては非常に面白いと感じる内容でした。生徒はどうだったでしょうか。これも細かくは書きませんが考えさせられる内容でした。「伝える」事に関して考えないといけないですね。

練習は午後から。開始時間を少し遅らせました。部室の掃除を少ししてから練習開始。私は会議があったので1時間半程度遅れて参加。とにかく会議が多い。生産性のあるものかどうかは分かりません。また、「役所仕事」という部分を肌で感じることもありました。なんだこれは。言っても伝わらない&何とかしようという感じではないので労力の無駄なのではないかと思う部分もあります。割り切れるほど大人ではない。感情的にならないように話をしましたが多分「真意」は伝わらないでしょうね。意味不明。

私が練習に参加したときにはバトンパスまで進んでしました。女子は一人体調不良で帰宅。この時期、すごく大切な練習なのですがそれが抜けてしまいます。それは仕方ないのですが「役割」と「責任」を感じなければいけないと思っています。それが足りない。もちろん意識している部分もあったでしょうか結果的に練習に出れないというのは「和」ができにくくなります。細心の注意を払っているのかどうか。ここ最近の練習終了後は必ずと言ってその手の話をしていました。なかなか難しい部分ですね。バトンはかなり上手く行くようになっていました。少し早出したのはありましたが何とか調整して渡していました。走り自体は安定してきているのでこのあたりの精度を高めていくことが必要不可欠ですね。

その後はグランドは広く使えたので少し距離を踏むことにしました。この冬の後半は長い距離を少しだけ走りました。短長がいるというのもあるので200m位の距離を走るようにしています。最初から全力ですが(笑)。短長は200m+120m+200m+90m、短短は200m+120m+90m+60m。距離設定は「雰囲気」です(笑)。特に細かい設定はありません。これくらいの距離を踏めたら良いだろうなという感じで考えていたからです。

この日目立っていたのが2年生女子。これまで私に注意を受け続けてきましたが前日とこの日、走りでは輝いていました。女子のエース候補と考えている1年生と一緒に走らせたのですが1年生は全く太刀打ちできませんでした。いや、トップスピードの高さに驚きました。1年生から2年生になるときの2月くらいに劇的な走りの変化をしていました。かなり行けると思っていたのですがその後失速。シーズンは全くと言っていいほど走れませんでした。今回は一応二日連続で良い走りをしていました。これが本物になれば全体のレベルも上がります。12秒中盤は見える走りでした。

そのおかげでエース候補は撃沈。必死でついて行こうとしましたがなんと後半に引き離される。奇跡的なことです(笑)。これくらいのスピードで競り合えるようになってもらいたい。そうすれば48秒台も視野に入ると思いますね。女子は手応えあり。

男子も後半粘れるようになってきました。これだけで随分違います。エースになれる選手が出てきているのでこれも面白いと思いますね。

最後にハムストリングの補強をして終了。やるだけのことはできていると思いますね。不足分をどうやって補っていくか。ここを考えながらやっていきたいと思います。本格的に身体作りを始めて3ヶ月が過ぎました。やっと成果が出始めたのかなと感じています。なかなか成果が見えにくい部分ですが継続してやっていくことで効果は出ます。戦える準備は出来つつあるかなと思っています。シーズンインまで出来ることをやっていきたいですね。

良い練習でした。
コメント
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