kanekoの陸上日記

毎日更新予定の陸上日記です。陸上競技の指導で感じたことやkanekoが考えていることなどをひたすら書きます。

技術練習&坂道

2015-03-16 | 陸上競技
土曜日、予報通り前日の夜から雨。練習開始前には雨は止んでいましたがグランド状態は最悪。とても走れる状況ではありません。それでも野球部はグランド整備をして練習試合をやるようでした。多少ぬかるんでいても関係ないのでしょうね。実際の試合はそのような状況でもあるからという話でした。陸上の場合は雨が降っても行われますがタータンの上なので緩いグランドで走ることはありません。というか、この日のグランドは緩すぎて走れる状況ではありませんでしたが。

仕方なく基本的なことをやることに。アップはダイナマックス。アスファルトの上で。ここであれば問題なくできます。天候も良く身体もすぐに温まる状況でしたから短時間で練習に入れました。時間的に確保できたのでまたも細かい部分を徹底的にやることに。脚運びから始めて今度は支えを使って脚運びを空中で行うことに。うちには丈夫なハードルがありませんからなかなかできません。時間があるので防球ネットの低いモノを使って脚運びの確認。空中での切り替えの感覚から前側で一気に切り替える感覚へ。まずまずですね。

その後は前回と同様、スティックを使っての足運び。狭いのでやってから少し伸ばす。伸ばしてから「待つ」意識を持たせるためにちょっと工夫して練習。更にスティックドリル。本当はここからチューブ等を使いたかったのですが飽きてきたのでハードルを使った練習へ。いつもの練習ですがグランドが悪いのでこれもアスファルトの上で。この辺りで卒業生が練習を見に来てくれました。昨年卒業したキャプテンと今年卒業したキャプテンが2人で来校。気にかけてもらえるというのはありがたいことです。雑談をしながら練習を見ていました。ハードル終了後はミニフレキでの切り替え。これも徹底的にやってからスピードスキップ。平地でやっているのでそれなりに進みます。この感覚をどうやって走りにつなげていくかが重要ですね。

終わってから坂道走を。久々に坂で走ることにしました。短短は120m位、短長は210m位。短長は長いのでしんどいかもしれませんがこういう経験も必要かと。こちらが思っていた以上に最後まで走りきれました。もっと動きが崩れてしまうのではないかという感覚があったのですがそれもなく。良く走れるようになってきているのかなと。この春卒業したキャプテンが「自分だったら心が折れている」と言っていました。この子にそんな距離は求めません(笑)。やれと言われたらやっていたでしょうがタイプ的に合わない練習でしょうから必要はないかなと。練習の幅はある程度広がってきた気がしますね。それぞれのタイプに分けて練習をする。一律「300mを3本」という練習がふさわしいかどうかは分かりません。私はその必要性はないのではないかと感じています。これも考え方次第ですが。2セット実施。感覚的には悪くないですね。

その辺りで親しい指導者が偶然通りかかったので練習を見ながら雑談。「よくやりますね」という感じでしたが普通だと思っています(笑)。走りが終わってからさらにシャフト補強。軽くして30m。このあたりで私は時間が来たので会議に旅立つ。選手にはスナッチまでやっておくように指示をしました。どれだけやるのか??と言われるかもしれませんが今はしっかりとやっておかなければいけない時期だと考えています。ダメージは残るかもしれませんが各自でしっかりとケアをしていけば対応できると思っています。

そういえば卒業生が「選手同士の仲がいいですね」と言っていました。以前は多少なりとギスギスしていた部分があります。そのため練習中も雰囲気が暗い。どんよりした空気の中でやっていました。この日は練習してた場所に池があったのでその周辺で楽しそうにあれこれやっていました。選手同士の関係が良くない時には様々な部分でミスが生じます。特にバトンに関しては100%に近い形で何らかのミスが生じる。ここを改善するためにはやはり人間関係づくりが必要になります。今はなんとなくいい感じです。これが継続すると全く違うチーム状況になると思いますね。ダメなものはダメと言いながらもきちんとした方向性で取り組む。これが結果につながっていくのではないかと。

良い練習ができたと思います。
コメント
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