「鎌倉個道」

鎌倉の歴史、草花、食物

粟又の滝

2007-12-03 14:09:18 | Weblog
「養老の滝」の紅葉を見に出かけた。
前日は生憎の天気だったが思いが通じ青空ものぞいた。
正確には「粟又の滝」別名「上総養老の滝」である。
居酒屋チェーンの名前は岐阜県養老郡にある滝のようだ。
アクセスはJR内房線五井駅から小湊鉄道「養老渓谷」下車、
またはJR外房線大原駅からいすみ鉄道「上総中野」下車である。
落差約30m、幅30m、延長100mの滝を見るために、
ハイカーよりマイカー、観光バスの客が押し寄せる。
しかも何処にでもありそうな土産物店が軒を連ねている。
案内が妙なところにあり滝の上部から見ることになった。
滑りやすい石段を降りて幅の広い滝の前景を見渡す。
空を覆う木々は色づき本格的な秋を知らせていた。
収穫は「清澄養老道路」の本格的な紅葉の素晴らしさだった。
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マユミ

2007-12-02 19:02:31 | Weblog
花のように「マユミ」の実が弾けている。
檀(まゆみ)はニシキギ科の落葉小高木である。
"主に弓を作る材料にしたからいう"とは「広辞苑」の説明だ。
初夏、淡緑色の小花を多数つけ角ばった四裂の果実を結ぶ。
熟せば裂けて紅い肉と種子を表すという説明がわかりやすい。
今年は山すそなどでたくさんの実をつけたマユミを良く見る。
この映像は大仏坂上の「配水池」のマユミである。
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称名寺の紅葉

2007-12-01 23:48:03 | Weblog
鎌倉幕府は南が海、三方が山に囲まれている。
自然に出来た要害の地である。
天園の山並みを削って埋め立てたという。
切通しは敵の侵入を防ぐために有効だった。
和賀江嶋の完成までは朝比奈切通しから物資が運び込まれた。
塩などの生活必需品は東京湾に面した六浦港から届いたという。
六浦(むつうら)は古くは「むつら」と呼ばれ重要な港だった。
隣接する金沢文庫は北条氏の重要書類を保管している。
古文書の宝庫で神奈川県立「金沢文庫」として整備されている。
平成19年12月2日までは特別展が開催されている。
「鎌倉北条氏の興亡」は鎌倉の歴史を知るためにも興味深かった。
北条氏発祥の地から鎮魂の遺品まで展示されている。
隣接する「称名寺(しょうみょうじ)」の紅葉も見事だった。
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