「鎌倉個道」

鎌倉の歴史、草花、食物

初冬の亀谷坂

2007-12-18 16:15:56 | Weblog
鎌倉七口の一つ「亀谷坂」(かめがやつざか)切通しは北鎌倉から鎌倉方面へダラダラ坂を登り、建長寺の手前「長寿寺」の角を右折したところにある。ヨチヨチと登ろうとした亀が引っくり返ったという程に急勾配だった。今では舗装されて歩きやすくなっているが、鎌倉側から登るのは難儀である。
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東慶寺のイチョウ

2007-12-17 08:15:21 | Weblog
初夏には岩タバコが咲く崖の手前に十月桜が白く可憐な花をつけている。足下で「ボトッ」と大きな音がする。見上げれば(公孫樹)イチョウの黄金色の葉が古木を覆っている。寺の注意書きに「銀杏が熟れて落ちています。ご注意ください。」思わず納得したものだ。
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浄光明寺の水仙

2007-12-16 09:39:40 | Weblog
父が母のために彫った帯留めの柄が水仙(すいせん)だった。ツゲの木が手に入ったからだとも言っていた。
★扇が谷の浄光明寺は陽射しが明るく静かな佇まいで年の背を迎えようとしている。ひとしきり賑やかだった鳥の声も小さくなって、静かな時間を賜わったような気がする。
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獅子舞の紅葉

2007-12-15 18:43:05 | Weblog
名残の紅葉は空からの光の贈り物だ。無数の赤ん坊たちの手がヒラヒラと呼んでいるようだ。
★天園を分水嶺に横浜方面の鼬川(いたちがわ)は柏尾川へ、鎌倉方面の二階堂川は滑川(なめりがわ)へ流れている。
★チョロチョロ流れている水が、落ち葉を漂わせながら海に注ぎこむことを考えるだけでロマンを感じる。
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覚園寺の遅い紅葉

2007-12-14 15:18:12 | Weblog
鎌倉でも二階堂は入りくんだ地形に谷戸が張り出している。
★北条義時や足利尊氏にゆかりの寺は四季折りおりに花の美しい寺でもある。
★獅子舞では散っていた公孫樹(イチョウ)の大木が、ゆっくりと金色の葉を赤い帽子の六地蔵に撒いている。
★真っ赤に燃える楓も谷戸を照らす太陽に映えていた。
★黒地蔵の光背の如く木々燃ゆる たかし
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獅子舞

2007-12-13 17:59:52 | Weblog
鎌倉で最も紅葉が美しいと言われる場所。
「獅子舞」はその昔「獅子」に似た岩があったという。
12月11日に名残りの紅葉を見に行った。
上から眺めるより下から仰ぐ方が美しい。
散ってしまったと思っていた公孫樹の黄が残っている。
紅葉(カエデ)は所々に日を受けて輝いている。
鎌倉で最も混雑する紅葉の名所かもしれない。
「獅子舞五橋」を渡って瑞泉寺入口に到達する。
「永福寺(ようふくじ)」跡ではススキ、アシの穂が迎えていた。
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円覚寺の紅葉

2007-12-12 14:44:00 | Weblog
北鎌倉の駅は紅葉の頃には大勢の人で賑わう。
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粟又の滝(その2)

2007-12-11 11:25:38 | Weblog
むかし聞いた歌詞に”養老の滝が飲みたい”というのがあった。
”もしなければスットコドッコイショ”と来て”酒呑め酒呑めよ”で終わる。
榎本憲一(愛称:えのけん)がだみ声で歌っていたような記憶だ。
猿面にも似た喜劇役者の名前を今では知らない人の方が多いだろう。
私は下戸に近いが上総養老の滝では静かに飲みたい心境になった。
親孝行息子がふとしたことから滝から流れる酒を親の為に持ち帰ったという。
養老の滝の話を聞いて元号を「養老」に変えた天皇がおられたという。
岐阜県民話はおおらかな時代の話である。
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庭のマンリョウ

2007-12-10 16:49:23 | Weblog
目覚めて庭に出ると驚いたように鳥が飛びたつ。
★我が家の小さな庭には鳥たちが運んだ植物が実生から成長している。
★マンリョウもそのひとつだ。マンリョウは万両で「広辞苑」によるとヤブコウジ科の常緑小低木とある。
★京都の寺院では苔の上に赤い実で主張している。我が家では父の家にあった燈籠の側の万両が辛うじて存在感を保っている。
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大巧寺の紅葉

2007-12-07 23:25:51 | Weblog
鎌倉駅前に「大巧寺(だいぎょうじ)」がある。
「おうめさま」という石碑があって安産の守護をしている。
戌(いぬ)の日には少しお腹の大きな女性が訪ねてきている。
この寺はまた花を大切にしている寺としても有名である。
門を潜ると丹精こめた花たちが待っている。
"京都の方が良いという人がいるけど"
声高に話す人たちのすぐそばで紅葉が美しい。
"ここの紅葉も良いわよね!"
納得しながら会話を聞いていた。
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