「鎌倉個道」

鎌倉の歴史、草花、食物

第六天例祭

2008-07-18 09:38:00 | Weblog
建長寺から少し北鎌倉よりに急な石段が見える。
普段は固く門が閉じられている。

2年前に何者かが宝物を盗んでいったという。
悲しい出来事に胸がふさがる思いをしたこともある。

折しも北鎌倉・山ノ内地区のお祭りが行われる。
石段の麓は神輿の行在所でもある。


110段の石段を昇りつめると建物がある。


石段は110段


夏の盛りの祭典で蒸し暑い。
汗を拭う建長寺の僧侶の姿がある。
冷えたタオルが用意されたが
「お経を上げた後にお願いします」


般若心経の読経から始まった。


第六天の小さな広場からの眺望
遥か大船観音が見える。


仏事が終わると般若湯と赤飯がふるまわれる。


急な石段を下山する僧侶たち


続いて神事である。
氏子も準備を手伝う微笑ましい光景だ。


八雲神社の神官による祝詞奏上。


鈴お扇子の神楽が奉納される。


左右と正面(外)の参列者がお祓いを受ける。


米粒を撒いて豊穣を祈る。

最後に「かわらけに酒」と赤飯がふるまわれて終了する。

石段下の「徳高哉」(徳は高きかな)の石碑
建長寺の名前が見える。


庚申塔もあり古い年代からのものだと分かる。


ふりかえると再び鎮まる石段があった。

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