「鎌倉個道」

鎌倉の歴史、草花、食物

面掛行列(その1)

2010-09-19 07:57:41 | Weblog
9月18日は御霊神社(通称「鎌倉権五郎(ごんごろう)神社」の例祭の日です。
土曜日と重なったこともあり江ノ電・鎌倉駅のスピーカーも宣伝をしていました。



到着したときには既に本殿での祭事が終わった後のようでした。



午後1時には「湯立神事」が始まります。



会場の周りは立錐の余地もないほどの混雑でした。



まず御霊神社の神主さんが挨拶されます。



湯立神事のカマドの湯はたぎっていました。



楽士さんは藤沢から
皇大神宮、白旗神社、諏訪神社から神官さんたちの応援です。













笹の束を湯の中に入れてかきまわします。
その笹を本殿に捧げます。














たぎった湯の中に笹で作られた杓を入れてかきまわし
立ちあがる蒸気で今年の豊作、吉兆を占う儀式が続きます。
”今年は豊作・豊漁です!”とのご託宣に会場から万雷の拍手が湧きました。

二人舞があるのも湯立神楽の特徴です。
赤い天狗の舞が粛々と進められると
黒い天狗が悪さをしかけます。

笑いを誘うしぐさに観客の緊張もほぐれて行きます。



神事が終わるといよいよ祭礼です。
「面掛行列」の最後尾を飾る神輿が鎮座しています。



氏子総代や世話人衆で神輿の清め「出御式」が行われます。





白装束の若い衆が担ぐ神輿がしずしずと江ノ電踏切手前の鳥居をくぐります。
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