「鎌倉個道」

鎌倉の歴史、草花、食物

中秋の名月

2010-09-22 18:14:34 | Weblog
9月22日は旧暦の「十五夜」です。



近隣のウォーキングの一環で「二伝寺(にでんじ)」周辺を歩きました。
汗がだらだらと流れ出る暑さです。



玉縄城の出城である「二伝寺砦」があったところです。

また、二伝寺には平良文、忠光、忠通の3代の墓があることでも知られています。




平安時代の人「平良文」
桓武天皇の子孫である高望王の子
村岡五郎と呼ばれ坂東八平氏(※)の祖と言われます。

※三浦、千葉、上総、土肥、秩父、大庭、梶原、長尾の八氏をいう。

大雨の予報はずれ込んで綺麗な月を見ることができました。



グループホームから帰ってくる次男坊を乗せたバスを待っています。




やがて元気な声が聞こえて家人にも名月を伝えています。

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散在ガ池から天園へ

2010-09-22 07:13:46 | Weblog
猛暑はもうすぐ終わると言います。
ところが体感温度は相変わらず真夏のまま。

思い切って今泉から歩くコースに出かけました。
大船駅から鎌倉湖畔循環バスで今泉不動下車、すぐに森林公園が始まります。



ススキの穂は秋の訪れを伝えます。



黄色い花の群落に出会います。
キツリフネソウ
黄色の釣り舟草です。



「鎌倉湖」とも呼ばれる「散在が池」は水争いの絶えなかった村々が
力を合わせて作った溜め池だそうです。
湖畔には秋が忍び寄っていました。

湖畔の「のんびり小道」を喘ぎながら登って、
天園ハイキングコースに入ります。



コース最高地点の大平山の広場には榎の実が赤く色づいていました。
口に含むと「柿の実」の味がします。




ヌルデの白い花が赤い実になって
全体が黄葉し始めています。
「複葉」と呼ばれる袖のような葉がついているヌルデのことは
23日から展覧会が始まる園田幸朗先生に教えていただきました。
”この木が最初に黄葉するんです!”
先生の声が聞こえてくるようでした。




途中から「獅子舞」の谷に下りて行きました。

ギンナンが落ちて紅葉の秋が近づいていることを教えています。
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