尼崎の整体院です|「かいつう館の日々是整体」 腰痛など慢性の痛みは当院にお任せください^^

尼崎・武庫之荘の整体院です。腰痛・股関節・膝痛、首痛や頭痛など大得意。回数券を必要としない、通えない方のための整体です

整体をヒストリーから考える

2014-11-17 07:00:00 | 健康 整体
整体において、僕が今では無意識に考えてること。それは「なぜそうなったんだろう」なんです。

スピリチュアルな世界では「今、ここ」が大事なのかも知れませんが(笑)、整体において症状を理解するには「今まで」も大切です^^

今、ここにあることだけで判断しようとすると、見える範囲が「断面」になります。輪切りになるんです。まさにCTスキャン。

たとえば、風邪をひいて、熱が9度近い、という「今、ここ」だけを見れば「わあ、熱がある、下げなきゃ」となるということです。

ですが、この一ヶ月、仕事で疲労がたまっていて、風邪をひいて、悪寒がして、布団にくるまっていたら熱がでてきて、汗がではじめて・・・という流れでみていくと、いますぐに熱を下げなくても良さそうじゃないですか。汗がではじめているんだから、もう下がりそうです。疲労がたまってたんだから、この際、寝ておくべきです。

なにが言いたいかというと、
「なにかが悪い」「どこが歪んでいる」という見方をするときには、「今、ここ」になってると思うんです。

腰痛の人が来た。検査した。骨盤が歪んでた。
これって「今、ここ」ですよね。

だけど、

出産した、難産だった、両親が遠方で頼れなかった、ダンナさんが仕事で帰りが遅い、という腰痛の人が来た、ということだったらどうでしょうか?

まったく同じ検査で同じ施術で同じ結果になるんでしょうか?

それは、あまりにも「人を見ていない」気がするんです。

僕は整体を通じて、悪を観るよりは、その人に近づきたいと思うほうなんです^^


そこからでてきたのが、産後の腰痛ではなくて、出産の腰痛だ、育児の腰痛だ、という見方だったりします。
産後だからではなくて、出産というハードワークで。産後だからではなくて、育児をしているから。とか。


そうなっただけの理由はきっとあるよね、と。それを知ってしまったら「あなたのこれが悪いんです、改めるように」なんて言えなくなります。
僕はそういう「甘い」整体で居続けたいと思っています^^

今日もありがとう。
コメント
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