今日は臨時休業させていただきております。ご迷惑をおかけしますがよろしくお願いします。
このお話は先日の整体セミナーでのときのケースです。
左肩に痛みがあるというママさんが整体セミナーのモデルさんになってくださいました。
Aさん、整体セミナーモデル役、ありがとうございました^^
左腕を大きく後ろに回すようにすると肩が痛い。
で、これは受講生さんが動作分析整体法ですっと改善してくれたんです。が、、、
僕はお客さんに「どうして肩が痛いんだと思います?なにか思い当たることってありますか?」て割と聞くんです。
この方は、「左で子どもを抱っこして(右で作業する)るからかなあ」というようなことをおっしゃっておられました。
ここなんですよ。
それが関係あるかどうかはおそらく誰にもわかりません。
どっかに答えが書いてあるわけでもなし・・・
でも、めっちゃ可能性はありますよね。
痛みは取れる(取れた)。でも、そうなった理由が左肩で抱っこしてるから、なのであれば「そもそもは左腕に相当な負担がきていたから引き起こされた肩痛だった」のかも知れません。
ずっと赤ちゃんを抱き続ける格好で腕に力を入れてお子さんを落とさないように固定し続ける・・・その「固さ」が左肩を動きづらくしたのかも知れません。
「左腕を左肩の前で固定し続ける日常が、左腕を左肩よりも後ろにひきづらくしたのかも知れない」、ということです。
なので、肩の痛みがとれたあとに「左腕もほぐしといてあげてください」って受講生さんにお願いしておきました^^
なぜなら、肩の痛みは取れたけど、腕からきているのであれば、腕の疲れが残っていたら帰宅して赤ちゃんをまた抱っこし続けているとすぐに腕が悲鳴をあげて同じことがすぐに起こるかも知れないからです。
でも、腕にたまった疲れが少しでも抜くことができたら、次に赤ちゃんを抱っこしてもすぐには肩に響かないと思うんです。
そんなふうに上手くいけば、症状もすぐには戻らないことも期待できますよね^^
僕らはいつも「痛い場所はどこだ!?」「ズレた場所はどこだ!?」って考えたりしますよね。
でも「なぜそうなったのか」という長い時間軸での視点が少しだけ薄いと思うんです。
痛みは取れるでしょうけど。
その先、つまり、お客さんが家に帰ったときに少しでも症状がぶり返さないようにどこまでケアしといてあげられるか。
今回だと腕の疲れをちょっととっといてあげる、とかね。
痛みは取れるでしょうけど。
その前、痛みとして現れるまでの間にお身体になにがあったのか。
これは「なんでそこが痛くなったのか」という時間軸を持ち込むからでてくる発想なんです。
時間に余裕があれば、僕はそこまで考えていきたいな、って思うんです。
理由もなく、どっかがいきなり悪くなったりズレたりしませんよね(苦笑)。
その人には、そうなっただけの理由があると思うんです。
症状を軽減するのにいっぱいいっぱい、ていうときも少なくないんですが(^^;
今日もありがとう。