そういえば昔、歯が立たなかった頭位性めまい・・・

先日、お問い合わせいただいたのは、寝起きにあるきつい首痛。
そのお客様は、首痛もあるんだけど。
俗にいう「頭位性めまい」みたいな症状があり、(俗に言う、というのはそういう風に診断名がついていないから、なんですが)

左を向いてもらおうとしたら、ぐるぐる回っちゃう・・・
寝てもらおうとしたら、ぐるぐる回っちゃう・・・
夜中に寝返りをうったらめまいが始まる・・・
これでここのベッドに寝ていただけるのか！？みたいな感じ。

すぐに寝てもらうのは諦めて、座ったままでおしゃべりから初めて、
座ったままで肩を揉んでみたりして(笑)。

なんか寝てもらえそうな雰囲気になったので、寝ても回らない方向から寝てもらい、
あとはただ、いつもどおり、お腹をほぐしたり、首をほぐしたり、お目目にお手手を当ててみたり・・・


実は過去に一度だけ、開業当初にでくわした症状で、
開業したてて、逆に自分のテクニックに自信もあったし、で。

そのときは頚椎のカウンターストレインだとか、
頭蓋底の開放だとか、
習いたてのテクニックをあれこれ使ってみましたが、なにも変わらず悔しい思いをしたことが。(汗)

今回は、あえていえば肩こりの人に慰安行為的なほぐしをしているようなイメージのことだけで、、、

頭の向きで回転するめまいがスッと止まっていました。

そうか、テクニックが使えないような「難しい」症状だったら、テクニックはそもそも要らないってことだったのか(笑)。

結局、心身の緊張が緩めばいいんだもんね。


緊張の緩み方に人それぞれの差はあるだろうから、「うちに来てくださったらめまいが治りますよ～」なんてとても書けるもんじゃないですが。
根本は、緊張して、ある人は肩がこりある人は首が痛くなり、ある人は腰が痛くなり、ある人は下痢をしある人は便秘になり、又ある人はめまいになるのかも知れませんよね。


今日もありがとう。