左右の肩の高さとねじれ

左右の肩の高さが違うことに気づいて、という方がこられたときのこと。
もともと、「歪みを直したい」ということでお電話をいただいたんですね。

でも、あれこれ動いてもらっても、ほとんど左右差や前後差がないくらい、良い状態ではあります。
じっくり見ていくと肩の高さはたしかに・・・。
あと、お顔のこともおっしゃっておられました。目の大きさとか、メガネが片方だけこうなる、とか。

僕も敢えて左右差を探しつつやっていきました。
肩の高さもですが、真横から見たときに、お体の見えている範囲(広さ？)が左右で違います。胸の広さが明らかに違うんです。真横から眺めると。
で、よ～く見ていくと、、、

左右の肩の上下の違いというよりも、どっちかの肩が前方に出ているんだな、ということに気づきました。
実際問題、肩の高さだけが左右で上下になってる、ということよりも。
身体自体がねじれてそこで高低さが生じてくるんじゃないか、と思います。

たとえば、右肩を後ろに引き気味になってるとか、前に出し気味になってるとか。
そのねじれをなくしてあげると、肩もまた左右揃ってきたりすることがあります。

ただ・・・・・・・・・・・


片方の肩が少し前にでたり後ろにひかれたりするのは、、、

そのほうがその人にとって便利だからだろう、とも思うんです。
もし、左右ピッタリに揃えることができたとして、その状態を維持して戻らなくさせるには、もしかしたら、両手を均等に使い(左右どっちでも包丁を同じように扱えるとか)両足を利き足とかないくらいに同じくらいに使いこなせる(自転車ならどっちからでもうまく乗れてしまう)くらいでないと、いけないんじゃないか、と思います。
もっと言えば、陸上のトラックを走るのであれば、右回り左回りどっちでもオッケーよ、っていうくらい。。。


たぶん、そんなことはムリだろうと思います。

その差を縮めていくことは整体でもできると思いますよ。
ある程度の歪みは、その人にとってそれが使いやすい状態にあるんじゃないのかな、という見方をしてあげたほうが、身体にもご本人さんにも楽なんじゃないか、と考えた１日でした。


今日もありがとう。