ほんとうに久しぶりに来てくださったお客さん。
今回は、股関節が痛くて開かない、ということでした。
足の裏を合わせて膝を倒していくと片方だけ床からかなり浮いた状態でしかも痛い、と。
仰向けになってもらって膝を立てた状態で内側に倒したり外側に倒したりしてもらうと、けっこう早く痛みが出るようです。
まず、内側に倒すと痛いというのはすっと取れてきました。
外に倒すのもまずますです。
そこまでやってきて今度はベッドの上で足の裏を合わせて膝を両側に開いていってもらうと、、、
まだまだありそうです(汗)。
その座ったままで施術をやっていって、変化はするんだけど、イマイチ取りきれません。
なので、もう一度寝ていただきました。
仰向けで寝た状態で足の裏を合わせて開いていってもらうと、やはり痛みが。
試しにと、足の裏をあわさずに両側に開いていってもらうと、ちょっと楽かも。
ただしそのときに痛くない側のふくらはぎに痛みがでるので、そこをちょっと緩めてみると、若干開きやすくなったみたいです。
もう一度、観察します(苦笑)。
両足裏をくっつけたとき、この方は少し背すじをそらすような微妙な動きをされることに気がついたので、今度はお腹の真ん中を丁寧にやってきました。
これで座ってやってもらうと、さっきよりも痛み感は減ってきたそうです。膝も最初よりは床に近くはなってました。
その座ってやってもらうときも、開くときに猫背にしたときと、背すじを伸ばしてするときとで、痛みが変わることにも気づきました。やはり、お腹にまだ残ってそうな感じ。
もっと倒れてほしいんだけどな~と思いながら時間の関係で終了せざるを得なくなってしまいました。
なんでこんなに改善しづらいのかな、と思って話をお聞きしていくと、
股関節が痛くなってから、固まってしまわないように開くように伸ばしたりとかしておられたそうなんですね。
で、そのせいだ!なんて言いませんけど、「そういうことをすると、どうも余計に硬くなるみたいですよ?」とお伝えさせていただきました。
なにかをしたら痛いとしますよね?
痛いんだから、身体はそれを避けたいわけです(そのための痛みですよね)。
それを良かれと思って、「できない動作をできるように負荷をかける」のもわからないんじゃないんだけど。
身体(脳)の気持ちになって考えてみます(笑)。
「そこ、なんかおかしいから痛みが出てるのに、なんでわざわざそれをするわけ???もしかして、私(身体・脳)の体を壊そうとしてない?」と彼ら(身体・脳)が思っても不思議ではありません。
するとですね、彼ら(身体・脳)が、自分の身体を「あなた(痛いことをする本人)」から守ろうとするならば、「痛いことができないように、動きに制限をかける」ように働きかけることもあるんじゃないか、って。
「そもそも、動かせなければ、あなた(痛いことをする本人)もそれをすることが出来んじゃろう」と。
実際に、上半身を使って、痛くないほうに動かしてから痛いほうに動かすと楽に動かせることを体感してもらいました。
五十肩でよくあるんです。痛いのに、動かさないとダメだと痛い思いをしながらムリをされる方が。
わかるんですけど、まず「痛いからそれをしてほしくないんだな」というところにまず立ってみるほうがこじれてこないと僕は思うのです。
今日もありがとう。
今回は、股関節が痛くて開かない、ということでした。
足の裏を合わせて膝を倒していくと片方だけ床からかなり浮いた状態でしかも痛い、と。
仰向けになってもらって膝を立てた状態で内側に倒したり外側に倒したりしてもらうと、けっこう早く痛みが出るようです。
まず、内側に倒すと痛いというのはすっと取れてきました。
外に倒すのもまずますです。
そこまでやってきて今度はベッドの上で足の裏を合わせて膝を両側に開いていってもらうと、、、
まだまだありそうです(汗)。
その座ったままで施術をやっていって、変化はするんだけど、イマイチ取りきれません。
なので、もう一度寝ていただきました。
仰向けで寝た状態で足の裏を合わせて開いていってもらうと、やはり痛みが。
試しにと、足の裏をあわさずに両側に開いていってもらうと、ちょっと楽かも。
ただしそのときに痛くない側のふくらはぎに痛みがでるので、そこをちょっと緩めてみると、若干開きやすくなったみたいです。
もう一度、観察します(苦笑)。
両足裏をくっつけたとき、この方は少し背すじをそらすような微妙な動きをされることに気がついたので、今度はお腹の真ん中を丁寧にやってきました。
これで座ってやってもらうと、さっきよりも痛み感は減ってきたそうです。膝も最初よりは床に近くはなってました。
その座ってやってもらうときも、開くときに猫背にしたときと、背すじを伸ばしてするときとで、痛みが変わることにも気づきました。やはり、お腹にまだ残ってそうな感じ。
もっと倒れてほしいんだけどな~と思いながら時間の関係で終了せざるを得なくなってしまいました。
なんでこんなに改善しづらいのかな、と思って話をお聞きしていくと、
股関節が痛くなってから、固まってしまわないように開くように伸ばしたりとかしておられたそうなんですね。
で、そのせいだ!なんて言いませんけど、「そういうことをすると、どうも余計に硬くなるみたいですよ?」とお伝えさせていただきました。
なにかをしたら痛いとしますよね?
痛いんだから、身体はそれを避けたいわけです(そのための痛みですよね)。
それを良かれと思って、「できない動作をできるように負荷をかける」のもわからないんじゃないんだけど。
身体(脳)の気持ちになって考えてみます(笑)。
「そこ、なんかおかしいから痛みが出てるのに、なんでわざわざそれをするわけ???もしかして、私(身体・脳)の体を壊そうとしてない?」と彼ら(身体・脳)が思っても不思議ではありません。
するとですね、彼ら(身体・脳)が、自分の身体を「あなた(痛いことをする本人)」から守ろうとするならば、「痛いことができないように、動きに制限をかける」ように働きかけることもあるんじゃないか、って。
「そもそも、動かせなければ、あなた(痛いことをする本人)もそれをすることが出来んじゃろう」と。
実際に、上半身を使って、痛くないほうに動かしてから痛いほうに動かすと楽に動かせることを体感してもらいました。
五十肩でよくあるんです。痛いのに、動かさないとダメだと痛い思いをしながらムリをされる方が。
わかるんですけど、まず「痛いからそれをしてほしくないんだな」というところにまず立ってみるほうがこじれてこないと僕は思うのです。
今日もありがとう。