今日は営業しています

今日はお休みの告知をしておりましたが、予定が変わり、急遽営業することになりました。
明日も通常通り営業しております。
取り急ぎ、お知らせまで。

腰のにぶい痛み

今日はお休みをいただいております。明日日曜日は通常営業です。よろしくお願いします。


いつもはリラクゼーションマッサージのほうの「クリアボディ」に来てくださってるお客様が、珍しくかいつう館のほうに来てくださいました。
「腰に鈍痛があるんです」ということです。
動きで確認すると上半身を反らすこと、仰向けでいうと、背中でブリッジを作るような行為。
僕よりもはるかに年上なのですが、長年「自転車」をやってらしてとてもいい体をされています。

なぜ腰に鈍痛があるのか、思い当たるふしをお聞きしたんですが、どうしても思い出せない、とのこと。
何度も、質問をかえてみたんですが。
こういうときは、内臓の病気がある可能性もあるので、病院もすすめていきます。
義理の父のことですが、腰痛で病院にいったら「腹部大動脈瘤」が原因でした。「たかが腰痛」とほっておいたり、整体など民間のところに先にいかなくて良かったということでしょう。
なので、腰痛にしろなんにしろ、「最初に」病院にいっておくと安心ですよ。


時間があるということでしたので、うつ伏せから背中や腰をさぐっていきます。
めぼしいあたりはありません。

今度は仰向けで。
お腹をさぐっていくと「ズーンと効く感じがします」とおっしゃられました。

途中途中で動かしてもらうと、楽になってきているのが実感できたようです。

お客さんが「こうやって背をそらすと腰が痛いんだ」という動きがどんなのだったかというと。
仰向けで、両足を折ってベッドから浮かす、このとき背すじはややブリッジ気味。
こういうものでした。
お客さんは「こうやって背をそらすと」とおっしゃるのですが、別の見方も可能です。
それは、足を浮かした瞬間にこの方のお腹がぐっと力むのが外からみていてはっきりわかったのです。
つまり「お腹に強い圧をかけたら腰が痛くなる」という推測も可能だと思うのです。

「形」の上では「背をそらす」、行為としては「お腹に力を入れる」。こういうふたとおりの考え方ができるので、両方を視野にいれてやっていくことになります。

結果的には「腰の痛みがなくなった。体がとても軽い」とおっしゃって帰られました。

最後のほうで、僕が「過去にこういうときに腰が痛くなった人がきましたよ、こんなケースもありましたね、あんなことを言う人もいたなあ」といくつかあげていくと、「もしかしたら畑仕事をしたときになったのかな？」という記憶が出てきたので、一応、その場合のアドバイスをさせていただいて終了しました。

症状に関連していること、ってこんなふうに「見方が変われば意味が変わる」ことがよくあります。
これを考えていくのが、整体の醍醐味でもあるんですけどね(笑)。