医療・介護を支える継続企業の知恵袋

毎日ブログを書き続け10年が過ぎました。2025年、2042年に向けた医療介護の厳しい時代を乗り切る策を考えます。

ラニーニャ猛暑

2024-06-26 04:13:15 | 薬局
毎年続く異常は“いつも”の通常になりそうだ。

何だか今年も猛暑になりそうだ。
どうも今年は”ラニーニャ”の当たり年になるらしい。
その仕組みはよくわからないが、ラニーニャが発生すると“夏はより暑く、冬はより寒く”だそうだ。
既にまだ梅雨時期だというのに35度を超える猛暑が襲ってきている。
かなりヤバイ。

猛暑で気をつけなきゃならないのが”熱中症”である。
特に、高齢者の熱中症は死につながる。
そこで、熱中症の危険度を調べる方法について服薬指導時に伝えてはどうだろうか。

先ずは、手の甲の皮を指先でつまみ上げて、その戻りを調べる。
3秒以上戻らない時は水不足を疑うべきだ。
その他にも親指の爪をギュッと押したあと、赤みが戻るのに3秒以上かかったら要注意だ。
この2つは服薬指導に簡単にできる。

私はおしっこの色で判断している。
基本的に無色透明が理想的だ。
色が濃くなると体の中の水分が煮詰まっていると気付かされる。
そんな時は洗濯のすすぎが必要なので水を追加する。

最近では、”水分補給“の幟を立てている薬局もある。
ある大手調剤チェーンでは積極的に水の提供をアピールしている。
薬局によっては”給水サーバー”を設置している。
ただ残念なことに設置しているだけで、そこに給水を積極的に促すPOP広告的なものがない。
例えば「暑いので、コップ1杯のお水はいかがですか」みたいな。

私はこの時期のブログには”こんぶ水”の作り方を伝えてきた。
作り方は簡単で水1リットルにつきこんぶ10g程度を冷蔵庫でひと晩(8~12時間ほど)つけ置くと出来上がり。
因みに1リットルは1日分として飲むのがいいかもしれない。
1日に体から排出される水分は2リットルある。
食事などで1リットルくらいは取るので不足分の1リットルを補給する。
午前中に飲んで午後は調整する。
これで夜間のおしっこ対策もばっちり。
もっとすごいのは”出汁“が飲料用として売れているそうだ。
因みに“出汁”と書いて”だし”と読むので間違わないように。
あぁ、こんぶ水で使ったこんぶはまだ出汁が出るのでSDGsとして使う、食べる。

そう言えばラニーニャは“夏はより暑く、冬はより寒く”だった。
冬は厳寒になるってことかな。
ただ熱中症と違って凍死する人はめったにいない。
そう考えると北海道は住みやすいってことかな。

24日から札幌で過ごしている。
すがすがしいくらい過ごしやすい。
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2 コメント

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Unknown (駒形ファン)
2024-06-26 08:35:02
朝の心を潤す一杯のお水、駒形ブログ。乾いた心に染み渡ります。

駒形ほのぼの劇場にこそ、人間味あふれる薬局要素あり。制度の変化、報酬の先細りが確定的な今こそ、足を止めるチャンス!?
これまで追いかけきたのは報酬。金金金。

ベタドリ対象を調剤報酬からユーザーの心にシフトしては?そんなメッセージとも解釈できる駒形ブログ。

暑い、寒いは人々の困りごと。困りごとの解決は商売になる。薬を使った科学的対処法を提供できるのは、ドラッグストア、薬局。処方箋交換ビジネスではなかなか実感できないとされる心を込めた対処法を提供できるチャンスかも?

中小調剤薬局は今後雲行きが極めて怪しい。調剤薬局はユーザーの心を満たしてきたのか?生き残りの真理はそこにありませんか?
今後の制度設計から、調剤のダウンサイジングは回避不能で、出口は数十年先の模様。調剤報酬だけを追いかけていては、いつものおなじみさんの心は取りこぼしませんでしょうか?ダウンサイジングの結果、従業員は残りませんが、ユーザー、顧客は残ってほしいものです。その人たちの心もね。企業理念通り「地域に寄り添う」のであればね。

病気で乾いた患者さんの心を満たすヒントは駒形ブログにありませんkae?心が潤うと、病気への向き合うかたも好転するかも?
薬局があなたの街のEnabling Factorになるとこができればいいですね!

駒形ファン脳内で、余計なお世話だ!!というお叱りの言葉が聞こえてまいりましたのでこの辺りで失礼します。

仕事があるってありがたいですね。
明日も楽しみです。
返信する
すがすがしい (駒形SAN)
2024-06-26 14:49:09
全国的な猛暑が嘘のように札幌は涼しいです。
我が家の3坪の家庭菜園は、あまり日が当たらないので収穫にはほど遠い状態です。

自宅にいると世の中の変化など関係ない生活をしています。
朝から何を食べるようかしか考えられません。
なんて自分は幸せなんだろうかと思っちゃいます。

でも、本当は自分が蓄積した知識や経験を次の世代に伝える活動がしたいと思っています。
でも、そんなニーズはなさそうです。

それぞれが好きなように生きていけばいい。
それが自分で選んだ道だから。
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