医療・介護を支える継続企業の知恵袋

毎日ブログを書き続け10年が過ぎました。2025年、2042年に向けた医療介護の厳しい時代を乗り切る策を考えます。

来るぞ、来るぞ!

2024-08-05 03:08:05 | 薬局
気が付くと、もうそろそろ準備をしないと間に合わない。

マイナ保険証の利用促進と「地域支援体制加算」の要件に気を取られて、忘れていたのが「選定療養」じゃないだろうか。
気が付くと10月から始まる。
2ヵ月を切ってしまった。
社内の「選定療養」に関する理解度は大丈夫だろうか。
そして、何といっても患者への周知や説明は出来るのだろうか。

説明するとなると意外にも難しい。
中途半端に先発医薬品と後発医薬品との差の4分の1の理解が面倒だ。
今回の「選定療養」が導入される以前では、ECなどで行われている「参照価格制度」の導入をめぐっての議論だった。
それがいつの間にか「日本型参照価格制度」として、上手にだまし「選定療養」として導入される。
導入したのはいいが、はっきり言って中途半端である。
「参照価格制度」では先発医薬品と後発医薬品の差額がそのまま患者負担となる。
これだとわかりやすい。
日本のは4分の1なので制度を複雑にごまかしている。
ここにも人の為と言いながら「偽り」の政治家の国民へのご拝領が感じられる。

厚生労働省は「選定療養」の導入に向けて患者向けポスターと案内チラシを公表した。
すでに、皆さんのところには連絡が行っていることと思う。
ご覧になった感想はいかがだろうか。
何やら「字」が多くて見る気にならない。
見る気にならないので、当然のこととして読む気にもならない。

これを使って説明するのはいいが、しっかり理解したうえで説明しないと余計な誤解が生じる。
何でもそうだが、理解できないことを、さもさも当たり前のように言われると頭にくる。
私のような男性の高齢者は怒り出す。
これを“カスハラ”で済ませて欲しくない。
女性は”はい、はい“と言いながら耳が拒否している。

所詮、お上の事務的に作るポスターであり、案内チラシである。
“私たちはやりました“とパフォーマンスが大事にしている。
ところが現場は違う。
海千山千の人生を乗り越えて日本を支えてきた功労者たちだ。
「字」よりも「絵」が好きだ。
内容の精度よりも概略が大事になる。

そんな準備をそろそろ急がなきゃ。
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