“灯台もと暗し”で、離れると見えることがある。
お陰様で、ちょっと涼しい札幌での時間をエンジョイしている。
さすがに日中は暑いが、朝夕は過ごしやすい気温である。
今年からは、ちょっと奮発して私の寝床部屋にエアコンを設置した。
その快適空間でブログも進むはずだが…ネタが浮かばない。
それなりに少しでも皆さんの役に立つネタがないかと悩んでいる。
そんな行き詰った時の気分転換が自宅横の3坪の家庭菜園である。
炎天下の中、雑草を取る。
といっても、すぐに終わる。
何といっても3坪だ。
その菜園ではミニトマトの赤と黄色が毎日食べる程度の収穫がある。
それとサンチュとレタスが意外に育っている。
そしてナスも適度にみそ汁の具程度とれる。
暑さのせいか、ちょっと不作なのはインゲンで枯れ美味なのが残念だ
この煮たのが好きだ。
朝採りに行って、目の前のつるからインゲンを収穫する。
丁寧に葉の裏を見たり、下から、上からのぞいて貴重なインゲンを見つける。
自分としては取りこぼしがないと思っていた。
ところが、ちょっと離れてレタスを取っていると、まだ残っているじゃないか。
しかも、いくつかの存在に気が付く。
不思議なもので目の前で起きていることに見逃しがないと思ってはいけない。
ちょっと離れてみると見えてくるものがある。
そこに意外な発見があるものだ。
薬局の中にいるだけでは見えないものがある。
そんな時は、思い切って薬局から飛び出してみてはいかがだろうか。
知り合いの薬局の見学でもいい。
マスコミに取り上げられている薬局などは見ごたえがある。
かなり前に書いた内容だが、ある病院での話だ。
3人の新人薬剤師が入ってきた。
薬局内での研修が始まり、1月が経過したときに、薬剤部長が3人を集めて聞いた。
「うちの薬局内で業務をしていて何か気づいてことはあるか」
すると3人が「あそこに置いてあるごみ箱が邪魔です」「作業をする時にぶつかります」
確かに、薬剤部長も、そのごみ箱の存在は邪魔だと自分でも気づいていたらしい。
でも、そのごみ箱は昔からその場所に置かれていて違和感がなかったそうだ。
早速、ごみ箱の位置を変えてみると、他のスタッフも動きやすくなったと喜んだそうだ。
今に満足していてはいけない。
もっと、もっとがもっと良くなるコツかもしれない。
さて、今年もやってきた。
今を生かされているのは、多くの犠牲の上に成り立っている。
生かされていることへの感謝を忘れてはいけない。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます