医療・介護を支える継続企業の知恵袋

毎日ブログを書き続け10年が過ぎました。2025年、2042年に向けた医療介護の厳しい時代を乗り切る策を考えます。

やってみましょう!

2024-08-03 04:12:53 | 薬局
少し痛い目を見ないと本当のありがたさが感じられない。

アマゾンに恐怖する人が多い。
いろいろな人から問い合わせがくる。
でも、私は楽観的にみている。
アマゾンのビジネスモデルに欠かせないのは電子処方箋である。
そのベースになるのがオンライン資格確認じゃないだろうか。
国が”伝家の宝刀“を抜かない限り、この国の人は能動的に動き出すことはない。
12月2日から今の保険証が使えなくなると動くかもしれない。
でも、そんなことをしたら、弱きを助ける人の為を装う“偽り”な政治家が、ここぞとばかりに声を上げる。
使えなくなるのではない。
新しく発行されないだけで1年間は執行猶予がある。
今を含めて執行猶予期間が長すぎる。
そうは言っても目指すは「医療DX令和ビジョン2030」までには体制を整いて置きたい。
要は、アマゾンでも何でも上手に利用することだ。
”長いものには上手に巻かれろ”の柔軟性が必要かもしれない

マイナ保険証がなぜ普及しないかを考える必要がある。
これだけ国が声を上げても響かないのは国民にとってのメリットを感じないからだ。
そして、医療機関にとってもメリットが感じられない。
本当にメリットを享受したいのは国じゃないのか。
それはかなり前からこのブログにも書いてきた。
今の国民皆保険制度を維持するためだと正直に言えばいい。
国民皆保険制度が崩壊するとどうなるのかを国民に理解させなければ意味がない。
マイナ保険証の利用促進をテレビCMでやっているがインパクトがない。
実際の受付の様子などを示した方がいい。
マイナカードを置いて顔を近づける。
出てくる画面の操作を見せる。

ほとんどの人が未経験だ。
未経験には恥じらいが伴う。
失敗したらどうしようかと心配にもなる。
”大丈夫!安心してください“が大事じゃないだろか。

相変わらず私が通う内科クリニックも歯科クリニックも「マイナ保険証をご利用ください」とは言わない。
先日伺った薬局では「マイナンバーカードはお持ちですか」と聞いていた。
患者が持っているというと、間髪入れず「では、やってみましょう」と促している。
ここはさすがと感心した。
たじろいではいけない。
畳み込みが必要な気がした。

まさに”やっちゃえ薬局”である。

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