花ごよみ

映画、本、写真など・

円成寺

2006-09-17 | 古寺(花など)
 
(奈良市忍辱山町)
 
柳生街道沿いの古刹。
楼門をくぐれば別世界。
美しく静かな境内には萩、桔梗、
そして舟遊式庭園には蓮の花も  
未だに咲いています。 
運慶作の仏像も安置され見所一杯のお寺です。 

  

 

  
今の時期に蓮を見ることが出来、うれしいです。 


 
桔梗と藤、秋の色です。 
 
 


 
清らかな白い藤

 
 

  
  
多宝塔
  
 
  
春日堂と白山堂、 
日本最古の春日造りで国宝。

  
 
本堂前の萩、秋風に揺れて写真が撮りにくい。 

 

 

 
 
可愛い藤袴。

 

花の名前は分からないですが…。 

 
tamiさんよりりんさんに教えて頂きました。  
「ぎぼうし」漢字で書くと「擬宝珠」だそうです。 
  
tamiさんよりりんさんありがとうございました。



次は元興寺へ
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ポトス

2006-09-16 | 家の植物たち
 
 
 
頂いたときは10㎝位だったのが
今は引き延ばせば5m位になりました。

丈夫で育てやすい植物です。
普段はずっと室内で育てています。

 
 
阪神、とりあえず完全試合とまでは行かず、
ノーヒット・ノーランでよかったです。 
まだ、ましです。

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出口のない海  (横山秀夫)

2006-09-15 | 本 ま、や行(作家)


戦局は悪化の一途。 
 
戦争なんてただ悲しいだけ。 
勇ましいことも男らしいこともないと
今までずっと思っていたのに・・・

国が危機に陥っていると言われては
聞かないふりは出来なくなってしまう。
負けるのは自分の中で分かっているのに、 
戦地へと赴いて行く。

特殊兵器=特攻兵器=回天
=海中で発進する兵器=魚雷 
=最終的には、 
巨大な棺桶ということになる。

脱出装置のない回天・・・ 

今まで遠くの存在であった、
死という文字が、
自分の側に否応なしに近づいてくる。 
 
約束された死なんて 
未来のある若者にとって
余りにもむごすぎます。 

美奈子との東京駅での別れのシーン 
二度とは帰ることのない故郷。
涙で本の字が読めなくなりました。

再び、陸地はもう踏みしめることは出来ない。
海を目の前にしながら、
写真の中の友人みんなの名前を 
呼ぼうと心に決める。 

そしてもう一度ボレロを聞きたい・・・
 
悲しすぎます。 
 
間もなく映画が上映されます。
映画ではどのように描かれているのか、
興味あります。


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リンダ・リンダ・リンダ

2006-09-14 | 映画

HDDに録画してあった、
[リンダ・リンダ・リンダ]を観ました。 

 
高校三年生、
最後の文化祭、
けんかやけがで、メンバーが去っていき、
残った3人で演奏を始めることに…。
 
偶然、通りかかり、引き込まれたのは
韓国からの留学生ソン。

ソン(ペ・ドゥナ)が 
ボーカルを受け持つことに。
2日間だけの特訓。

ペ・ドゥナは、
目が大きく、表情が生き生きしていて、
感情の表現が素晴らしかったです。

青春まっただ中の、
4人の高校生は可愛くて、
ゆるく流れていく時間の中、
行動はリアリティーも感じられて 
妙に納得させられもします。

ペ・ドゥナのちょっぴり 
たどたどしい日本語、
なんとなく間の空いた会話、 
淡々とした流れがあって 
いい感じの空気感を醸し出しています。 

クライマックスの演奏シーン。
土砂降りの雨の中、
ずぶぬれになって 
必死で走ってきて、
ギリギリで間に合った、
4人のライブステージ。 
 足は裸足。 

仲間達との心の交差。
ラストのリンダ・リンダ・リンダの 
気合いの入った演奏。 
心の充実、達成感。 

見ているこちらまで応援していました。 
そして目頭が熱くなりました。

音楽への思いがこもった作品です。
 
エンディングは本物、
ブルーハーツの[終わらない歌]。

 
 
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コンロンカ (崑崙花)

2006-09-14 | 家の植物たち
 
6月に咲いて、今年2度目の開花です。
何度も咲く花は嬉しいです。


白い部分はがく苞です。
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イルマーレ

2006-09-12 | 映画
 

 2006年に生きる彼女と、2004年に生きる彼。
会えない人を愛したことはありますか?
 

 

イ・ジョンジェ(タイフーン)、
チョン・ジヒョン(デイジー)が主演の
同名韓国映画のハリウッド・リメイク。
 
主演は、キアヌ・リーブスと 
サンドラ・ブロック。 
かなり年齢がUPしました。 
 
『スピード』で共演した二人が、 
時を越えた恋人たちの 
人間ドラマを演じます。 

 

2年の時間差、
時間のずれに生きる二人の、 
ファンタスティックストーリ ー。

ぽつんと湖畔に立つガラスの透明な一軒家。 
プライバシーのない家です。
 
ポストが時空を超える重要な役割。 
犬も重要です。
まるで演技しているよう…
そしてとても可愛い…。

キアヌ・リーブス、サンドラ・ブロック、
「スピード」以来
12年ぶりの共演です。
時の経つのは早いものです。
どちらももう42歳です。 
その二人が手紙を通して
大人の恋を演じています。
大人の恋。でも純愛です。

ストーリーの途中で、 
要点がおぼろげに 
明かされてくるので 
その先が気になります。

やはりこの映画の性質から、
矛盾点はあって、
ありえない話と分かっていても、
美しい映像、メロディーが 
なぜか真実味を感じさせてくれて、
そう違和感を感じることなしに、
見ることが出来ました。

応援したくなるような純粋な愛。
優しい柔らかい愛の物語です。 

シカゴの美しい景色、
映像表現、音楽も効果的で印象に残ります。

イルマーレとは二人が場所を決めて
明日会うことを約束した
シカゴいちの人気レストランの名前だそうです。

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小さな小さな時計草の花

2006-09-11 | 家の植物たち
小さくてもしっかりと時計草の形を成しています。 
  
 
 
右隣に写っているフウセンカズラの花と比べてみると、
小ささが分かると思います。 

  
  
葉っぱと比べてみても…。 

  
 
小さなつぼみ…。
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コスモスの花

2006-09-11 | 水彩画
 
 
 画像クリックで拡大します。 

もうすぐコスモスの季節。。。
優しい色彩、花姿、そして風…。 

待ち遠しいです。
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夜市 (恒川 光太郎)

2006-09-09 | 本 さ、た行(作家)


妖怪たちがさまざまな品物を売り、 
望むものが何でも手に入る夜市 
小学生のころに夜市に迷い込んだ裕司、
自分の幼い弟と引き換えに「野球の才能」を買った。 
野球部のヒーローとして成長し、
甲子園にも出場した裕司だが、 
弟を売ったことに罪悪感を抱いていた。 
そして今夜、弟を買い戻すために
また夜市を訪れる。……内容は帯に書かれています。
 
第12回日本ホラー小説大賞受賞作。
全選考委員激賞!の文字。

今宵は夜市が…………そう告げたのは学校蝙蝠だった。
学校蝙蝠って!!??
冒頭の期待を抱かせる文章。 
ワクワクします。 
帯に書かれている内容を知ってても
知らずに読んでも
これはあまり関係ないようです。
内容だけでは感じ取れない 
あざやかな心象風景があります。

怖さまでは到達はしないけれども 
なぜか冷ややかな湿度感のある感触。
幻想的な世界。

兄と弟がどう決着をつけるのか、
興味を持って読んでいました。 
 
余り感じたことのない様な
独特の悲しみ、孤独感。 

しつこさはなくてさらりとした
不思議な感覚の読後感でした。



「風の古道」 

「夜市」と似た感覚を持つ物語。
この世、あの世の境目の世界。 
 
「古道」が目に浮かんでくるような風景描写。
ホラーという感じはしなくて
日本の地方に伝わる 
昔話のような気がしました。 
 
悲しみを漂わせながら
静かにストーリーは進行していきます。

なつかしい匂いのする物語でした。




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カボチャ

2006-09-09 | 水彩画


画像クリックで拡大します。 

色も形も多種多様、
20グラム位のおもちゃカボチャから、
300㎏以上のジャンボな
カボチャもあります。
 
ズッキーニも仲間なのですね。 
花ズッキーニもあります。 
ハロウィンでもおなじみです。
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