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望むものが何でも手に入る夜市
小学生のころに夜市に迷い込んだ裕司、
自分の幼い弟と引き換えに「野球の才能」を買った。
野球部のヒーローとして成長し、
甲子園にも出場した裕司だが、
弟を売ったことに罪悪感を抱いていた。
そして今夜、弟を買い戻すために
また夜市を訪れる。……内容は帯に書かれています。
第12回日本ホラー小説大賞受賞作。
全選考委員激賞!の文字。
今宵は夜市が…………そう告げたのは学校蝙蝠だった。
学校蝙蝠って!!??
冒頭の期待を抱かせる文章。
ワクワクします。
帯に書かれている内容を知ってても
知らずに読んでも
これはあまり関係ないようです。
内容だけでは感じ取れない
あざやかな心象風景があります。
怖さまでは到達はしないけれども
なぜか冷ややかな湿度感のある感触。
幻想的な世界。
兄と弟がどう決着をつけるのか、
興味を持って読んでいました。
余り感じたことのない様な
独特の悲しみ、孤独感。
しつこさはなくてさらりとした
不思議な感覚の読後感でした。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/book.gif)
「夜市」と似た感覚を持つ物語。
この世、あの世の境目の世界。
「古道」が目に浮かんでくるような風景描写。
ホラーという感じはしなくて
日本の地方に伝わる
昔話のような気がしました。
悲しみを漂わせながら
静かにストーリーは進行していきます。
なつかしい匂いのする物語でした。
本はジャンルを問わないようですね。ホラーも可ですか!
ところで今日はお役に立てずにごめんなさいね。(笑)
本ならホラーもOKですよ。
読みたくなければ飛ばせばいいしね。
ジャンルはなんでもいいですが、
あえていえばミステリーが好きです。
昨日は残念でしたね。
まっ、今日はお頼みしますよ。
なかなかいいなぁ・・・と思いましたよ。
見世物小屋の話で「間道」というのも最近読んだのですが、これは私には今イチでしたが。
もう読まれていたんですね。
むかしばなしの様なのに
新鮮な感じがしてよかったですねぇ。
かなかなさんは
読む本の範囲ひろいですね。
二編どちらも綺麗な作品でしたね。
風景描写がとても鮮やかでした。
トラックバックさせていただきました。
TBありがとうございました。
情景が浮かんでくるようでした。
不思議で新鮮な感じの作品でしたね。