Hiro君の手作りジャズライブ・京都 Blog

寺崎純(p)を中心とする京都のプレーヤーと大阪、神戸を主戦場とするジャズメンとのブッキングを、行いたいと考えています。

ELKHART Model.Six

2009年11月03日 23時29分03秒 | Weblog
ビンテージサックスとして高い評価のAmerican Selmer Mark6、良い音がするが、中々程度の良いものが入らない、値段が高いなどの問題がある。それを、比較的廉価に、台湾製サックスをチューニング、新たなブランドを立ち上げ、販売したのがこのモデルだそうです。(http://homepage2.nifty.com/dangozaka/netjltop.htm”アメセルに代わるテナー登場”)
さて、記事を読んでいくと、中々面白いことが書いています。台湾製の管体をつかっているのですが、とてもCadesonT-902ASとよく似ている。材質が青銅かどうかは解りません。台湾ではサックス工場が20もあるとか。すべてが手作りだとか。
記事の指摘にあるように、ネックの形状がSelmer(Serie Ⅱと比べても)とはやや異なり、やや立ち上がりの部(接続部の口側が長くなっています。もどきと記事には表現してありますが、Cadesonのテナーもこの形。台湾製サックスがどの会社で作られているかはあまりオープンになっていませんが、いろんな情報があります。
兎も角、ネックだけでも欲しいと、メールを送りましたが、ネック単体での販売はしていないとのこと。うーん、残念。Cadesonとの関係についてもふれられませんでした。因みに楽器の値段については問い合わせませんでした。
Cadesonのサックスが、日本の中島楽器により、徹底的にチューニングし直されて販売されているのは、もはや周知のことと思いますが、この手法を用いての販売の一つなんでしょうね。シャトーという楽器も安くて、びっくりするほど良い、と言うプロの情報がありますが、コレも台湾、ベトナムでの製品をチューニングしているとのことです。Cadesonの徹底したチューニングは、もとの楽器とは似て非なるものとのことですが、実際、吹き心地の良い楽器としての評価は固まっていると思います。
ポール・モーリアなども同じ工房で作られているというネット情報もあります。ま、私はカドソンで納得していますが、このネック、何れ単体で販売されるようになれば面白いですよね!

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