Hiro君の手作りジャズライブ・京都 Blog

寺崎純(p)を中心とする京都のプレーヤーと大阪、神戸を主戦場とするジャズメンとのブッキングを、行いたいと考えています。

日曜日、クーラーのない店で練習

2008年09月08日 23時30分44秒 | Weblog
ちょっとお借りして、日曜練習。でも、エアコンがお昼は入りません。という訳で、換気扇のみで思いっきり吹いたのは良いのですが、玉の汗。これを我慢していれば、きっとメタボ解消は必定と思われましたが、そこまでの根性が有りません。汗を拭き拭きシャツびしょびしょになりながら、練習しましたが、Minus One CD-Rが上手くかからず、頭もぼーっとして、遂に二時間でギブアップ。幾ら休憩を取っても、茶を飲んでも間に合いません。昨日、防音室について尾高氏が、絶対エアコンが要る!!!とお教え頂きましたが、その理由がよく解りました。
ふらふらになり、低血糖になり、食事に直行。しっかりチーズたっぷりのピザ、パスタ、エスカルゴにビール。これではメタボ解消になりません、といいながら、体重計ると、ちょっと減りました。まだ、ウィンドサーフィンするには腹が邪魔ですけど。

9/7 昼ソネ

2008年09月08日 23時30分37秒 | Weblog
魚谷のぶまさ(B)高岡正人(P)能勢英史(G)のトリオでの演奏の後、三田裕子(Vo)、この方、私は初めてでしたが、なかなか素晴らしいボーカルです。なんと言っても、自然な歌い方が素敵です。それに、この方の魅力は、MCがソプラノ的なのに、歌はしっかりアルト。要するにお声がキンキンせず、落ち着いた雰囲気です。すっかり私のお気に入りです。とても感じのいい方でもあります。もうワンステージあったのですが、用があり、帰りましたが、残念!
魚谷トリオのCD,"飛び出せジャックⅡ”ゲットしました。Ⅰはもう売り切れだって。家で聞きましたが、良いサウンドです。関西のトップクラスのプレーヤー、落ち着いた演奏が素敵です。

ミッドナイト・サンat北野坂・三ノ宮

2008年09月08日 23時21分42秒 | Weblog
にいって参りました。元岡衛(P)尾高毅彦(B)佐川明子(Vo)の面々です。皆さん、初顔合わせだったようですが、ファンキーな良いリズムのピアノにベースがしっかり乗っての演奏です。良いプレイです。そこに、サックスとクラで、例によって乱入。皆様、お許しクダサーイ!!この日のボーカルは、これまた良いボーカルです。佐川さんは、先だって、他界されたオチジュンのお弟子さんだと初めてお聞きしました。勿論、彼女のオリジナルな歌い方は中々素敵です。下手なラッパが入っても、揺るぎない歌いっぷり。後で、ワイフにラッパの音が大きいと怒られましたが。御免ナサーイ。
この日は、疲労困憊でしたが、皆様の優しいサポートで、刺激をしっかり受けました。それに、色んなお話を致しました。元岡氏とは、色々うち解けた話、この日が初めてだっけ。尾高氏、氏とも色々。防音室の話も伺い、大変参考になりました。彼は防音室をセットし終え、気合い入ってます。佐川嬢は、ブランデー水割りの濃いのがお好きだって。でも、通常の濃さで良いって。テナ話もしたりして。
演奏後、お酒を飲んで、吹いてみると、頭がちょっと痛くなりました。やっぱり、ラッパ吹くときは酒飲むの止めときます。最近、プロとの演奏では、全く飲まなくなりました。
んで、その後、止めりゃいいのに、おそば屋さん直行。93キロ越えるのも近々のようです。

アルソ出版”The SAX"

2008年09月06日 08時27分55秒 | Weblog
ここん所、この雑誌、時々購入しています。宮本大路氏の記事、面白く読みました。”Jazz Life"にも彼の記事が掲載されています。彼はマルチプレーヤー。私は下手の横好き。似て非なるとは、このことですが、それでも、彼の存在は魅力的です。尤も、まだ一度もその演奏に触れたことがない。まだ見ぬ恋人、というか、まだ聞かぬ恋人のようなもの。そういえば、佐藤達哉氏もまともに音を聞く機会が未だありません。所で、ジャズライフの方には、彼のお勧め練習法の記事があります。クラッシックのエチュードを地道に練習するなど、意外に真面目というか、まっとうなご指摘です。以前の記事にも同様の事が書いてありました。急がば回れ、って事なんでしょうね。最近、練習法の本を2冊上梓されたようで、買いに行かなくっちゃ。さて、ザ・サックスの記事で興味あったのは、彼の愛器、ヤマハYBS-41Ⅱというバリトンサックスの廉価モデルにカスタマイズしたものを出すとか。彼の愛器はセルマーのSeriesⅡじゃなかったっけ??!兎も角、バリトンサックスは市場が小さく、楽器が大きく、どれもこれもお値段が結構高い。安いモデルでも実売40万円以上。そこそこのモデルになると60万台。高いモデルは当然、100万以上。バリトンだけ吹くんなら、まあ、仕方ないかも知れないけど、あれもこれもという、持ち替え楽器として使いたい方には、安くて良い楽器が・・・、ということになります。
未だ、台湾製のサックスというとバカにされる風潮があるそうですが、ネットで話題になったカドソンのテナー、2本持っている私としては、吹きやすいカドソンの製品は、当然選択肢のひとつになります(アルトもほしいなー!!ヤナギサワのモデル修理代が払えず、手放しちゃったし)。中嶋楽器では台湾カドソンから仕入れた楽器を全てばらし、一部は改良して製品化する、最早台湾製とは言えない位に改善しているそうですが、兎も角吹きやすい。音程も抜群、耐久性、アフターケアにも全く問題がないなどで、今やセルマー・スーパーアクション80シリーズⅡは、完全にお蔵入り(GPモデルは吹いたことありません、残念)。音は良いんですが。アンティークサテンとブラックニッケルの音質のあまりの開きには相変わらずアダプト出来てませんが。
兎も角、宮本大路モデル、楽しみです。Jupiterの製品は随分安いのですが、ここまで安いと、何かあるんじゃないかとちょっと心配になります。良いプレーヤーが吹くと、どんな楽器でも、その人の音はチャンとしますが。
という訳で、中身の濃い、お得なYBS-41Ⅱが出れば欲しいですね。タダ、バリトンサックスは兎も角重く、背中に背負って移動することもママならず、車での移動が必須のようですが。テナーを背負うのも苦痛になってきた今日この頃、この点は辛いなーと、獲らぬ狸の皮算用。
著明な某プレーヤーから直接お聞きした話ですが、ある楽器の宣伝に出ていたそうですが、楽器自体にちょっと問題があり、その宣伝を降りたそうです。これくらいの誠実さが、プロのプレーヤーには欲しいですね。私、その楽器持ってたりして!
バリトンはどうしても高くなりがちな楽器。何本も買い換えられる人は少ない。ましてや持ち替え楽器としての需要の方が、バリトン一本の人より圧倒的に多い。大変な楽器ですね。後、サックスは購入後のメンテ費用、リードその他の消耗品に結構お金がかかります。でも、欲しいなー!!
という訳で、宮本大路モデルに要注目。

赤穂美紀・ラテンナイトatブレラ・祇園 手作りジャズライブ・京都第11弾まで後一週間!!!

2008年09月06日 01時29分34秒 | Weblog

手作りジャズライブもいよいよ11回目となりました。今回は、昨年11月に引き続き、赤穂美紀嬢のパンチ力と、徹底的なトレーニングをして磨き上げたボーカル、更に、彼女のもう一つの魅力、本格的なラテンダンスを、”披露!!!!”して頂きます。

バックミュージシャンは、全てラテンが専門の方ばかり。勿論、ジャズもプレイされます。でも、関西でこれだけのラテンのプレーヤーを集めるのは・・・。

という訳で、皆様、是非ご来場を、お待ちしております。


Eddie Higgins "Moonlight becomes you"

2008年09月06日 01時15分43秒 | Weblog
このCD、今までも、取り上げましたが、いいCDです。特に、私のようにモダンのガンガンなプレイに疲れる人間にとって、Easy -listening風のこのCDは、どこかで良く聞いた演奏の様に聞こえ、ゆったりとした気分にしてくれるのですが、実はモダンな部分がたくさんあり、コード進行も結構素敵だったりして、大変勉強になるのです。Joe Lockeのバイブの演奏もナイスです。この人、ゲーリー・バートンはご存じな方でも知らない方は結構多いのです。でも、凄く難解なプレイもお手の物です。ついでに申し上げると、アメリカではビブラフォーンは、とても人気のある楽器だそうです。このCD、ベースラインも実はセンス、とってもいいんです。
George Shearingという盲目のピアニストは、ギターとビブラフォーンでメロディーを一緒に弾く(ユニゾンで演奏する)という、いわゆる”シアリング・サウンド”で有名ですが、このCDも同様の手法をとっています。でも、シアリングサウンドの物まねかというと、そんなこと有りません。このCDを出しているヴィーナス・レコードは、良く、一般受けのするCDばかり出すという批判が有りますが、聞きやすいCDは確かに多いと思いますが、中身の濃いものが多いように思います。そういえば、EddieのChristmas songsも、彼ならではの演奏が多い、いいCDです。
このCDから、””What is there to say","Moonlight Becomes you","How deep is the ocean"の三曲の楽譜を作りました。さて、ギターのかわりにクラリネットでユニゾンで演奏すると、どうなるかが実は楽しみです。勿論、アドリブまで完全コピーはするつもりはなく、そんな楽譜も作ろうとすれば大変ですが。出来た楽譜を譜面作成ソフト”フィナーレ”で清書しようとして、円形脱毛症になるかと思いました(昔、NEC98シリーズでパソコン始めた時、脱毛症になりましたっけ。)。幸い、脱毛症にもならず、そこそこのスコアが出来ましたが、チェックする時間がありません。あと少しなのに。

ジャズナイト at サントロペー

2008年09月02日 23時25分49秒 | Weblog
例によって、ホストは寺崎純(p)中嶋明彦(b)Dr.Jo(dr)と私めです。
この会も、お馴染みさんから、新たなメンバーも入って、中々の彩りです。今回はKicchan登場です。若く見えても60を過ぎた方、この方、歌がお上手なのですが、久し振りです。現在、アルトサックスを練習中だけど、伸び悩みに悩んでいる。どんな教育を受けているかはおおよそ察しがつきます。今更楽譜読んで吹くというありきたりな御教室風の教育を受けても仕方ないので、歌うように吹け!と申し上げました。初心者が練習するのに、オーソドックス(正統)な教育を受けた先生は皆、楽譜から入る練習法を生徒に示しますが、将来音楽家になるのなら兎も角、楽しんで演奏する人たちに、ワンパターンにこの方法以外を示さないのはいかがなものかと思います。数学嫌いの人に数式を見せても、うんざりするだけ。数学の素晴らしさを数式で説いても、聞く方は蕁麻疹が出るだけです。譜面の読めない人に、譜面から入れと言っても呆然とするだけです。正統派音楽を修得してきた人、特にピアノの家庭教師についたという人に限って、譜面がないと簡単な曲の伴奏も出来ない人がほとんどというのは、勿論クラッシックでプロになって生活するのなら兎も角、音楽の歓びの一端を味わおうとする人たちには不適切な教育の結果ではないでしょうか。勿論、音楽をするのに、譜面が読めるのはとても良いことです。でも、譜面が無いとプレイできないというのは、約束事の多い曲ではいざ知らず、ジャズのアドリブでは決めごとは極めておおざっぱなものがほとんどで、後はその人の技量次第、というのが、多くのクラッシック出身の方達には解らない。音楽を目で追うだけで、耳で聞かない人たちがあまりに多いのには驚かされます。
カラオケ、生オケをエンジョイする人たちは、楽譜から入っている訳では在りません。耳で聞いて、覚えて歌っています。特に、今更プロになる訳でもない人たちに、楽譜からはいる方法だけを押しつける音楽の方法論しか知らない人に幾ら習っても、金はかかるが身には良く付かないのでは?
最近は、音楽を専門とする人たちの間でも、音楽の歓びを経験させながらの教育を真剣に考えていくという分野が出来てきているらしいのは、誠に結構なことではないかと思っています。
私の言っている教育法、実は昔から日本には有ったのです。スズキメソッドというのがそれで、日本では低い評価しか与えられていませんが、世界では高い評価が有るそうな。どうするかというと、はじめは音楽を聴かせ、出来るところまで耳で聞いて演奏させる。一定のレベルまで行くと初めて楽譜を見せて完成させる。そんな内容だったと思います。この方法で音大卒業試験レベルの、どなたかのチェロ協奏曲を4,5才で、弾けるようになるとか。
実際、レジーナ・カーターというジャズバイオリニストは、この方法で習得したとか。
音楽は、外国語習得と同じような面があり、発音は、楽器の演奏、文法は音楽構造の理解、読解は,音符を読むようなものと、かなりアバウトではありますが、当てはめれば理解しやすいかも。文章を読めないからと言って、人に感銘を与えるスピーチが出来ないとは限らない。要するに、言葉で見る、聞く、話す、というのが、音楽では読譜、聴音、演奏、と、おおざっぱな相関関係があります。ペラペラしゃべる能力が高いというのは、演奏が流麗という事なのかも知れません。英語の先生で”能力”が高いといわれている人が全て、英語がペラペラ、ではない、というのは大方の意見の一致するところです。それでも勿論構わないのですが。でも、演奏に関しては、ペラペラで無ければ、困ります。
という訳で、音楽の好きな、又、歌のとってもお上手なKicchanが、サックス練習する時、楽譜を見ないと演奏は出来ないし、楽譜はすらすら読めないし、完全に頭打ちになっているとお悩みの場合、私のなんちゃって演奏法をお教えしましょう。正統派の音楽教育を受けた人でなければ、音楽は楽しんでも、演奏してもいけない!ということは実は無いというのがお解り頂けると思います。私のように、この年になっても楽譜をすらすら読めないのは、やはり決めごとの多い曲では、ジャズでも問題がありますが、プロになるだけが全てではないと割り切れば、愉しいことは一杯あると解るはずです。
最近の医学レポートによれば、ジャズプレーヤーがアドリブしている時の脳活動をチェックすると、他の領域のプレーヤーが使わない部分の活性化が見られるそうです。楽譜を読んで楽譜通りに演奏しようとする作業と、アドリブ、若しくは楽譜を読まずに演奏するのとでは、脳活動に違いがあるような気が実際の所、致します。プロは勿論、どちらも出来ないといけないとは思いますが。

安次嶺悟 (P)、吹田善仁 (B)ライブatMidnight Sun・北野坂・三ノ宮

2008年09月01日 22時38分32秒 | Weblog
に行って参りました。ボーカルは春野由利 嬢です。今回は、凄いピアニスト、安次嶺氏でのライブ。ずっと以前から安次嶺氏の事は存じておりました。素敵な、流麗なプレイ。控えめに聞こえることも在りますが、一音一音を大切にされる奏法。久し振りに聞いた演奏も、真剣な、誠実な良いプレイです。
そこに、身の程もわきまえず、乱入。って、身の程はちゃんとわきまえて要るんですが、何せ、ママさんがとっても優しくって、やれやれって、って、又人のせいにしたりして。
安次嶺氏の素晴らしい演奏に、吹田氏は反応しての良い演奏です。気合い入ってるナー!!という訳で、一人置いて行かれたんですが、貴重な経験になりました。実際は、始めから終わりまで、ただびびっていただけですが。
春野さんは、いつも元気に素敵な笑顔。良い声。この方、実は弾き語りもされてるそう、というか、むしろそれが本職。Midnight Sunでは、普段とは違う、歌だけ、という世界をエンジョイされているそうな。
実際の所、安次嶺氏と吹田氏の演奏は、かなり絡まった、シビアなインタープレイ。お二人ともとってもエンジョイ。複雑にも聞こえるリズム。リリカルなプレイ。複雑なリズムのベースと、これは凄かったナー!!という訳で、今日も貴重な経験。でも、気を遣っての演奏ですので、腹が減って、打ち上げは又、お好みやき。んで、とうとう体重は92kgを越えましたー!!!