今回のライブでは、常連の方のご都合が悪いケースが多く、一時はどうなるかと冷汗三斗でしたが、開けてみれば・・・、皆様、ありがとうございます。ジャズライブは、お客様のご協力があってこそ、素晴らしい雰囲気にもなり、いい演奏が聴けるもの。多くの方々のご協力で、今回も素晴らしいライブになりました。改めて御礼申し上げます。
さて、今や押しも押されぬ、日本のジャズクラリネット界のトッププレーヤー、谷口英治氏を東京から招聘しての、クラリネットセッションです。既に二人のお手合わせは、何度もあるのですが、二人だけでのステージは今回が初めて。これは随分、違うものなんです。
鈴木氏は、いつになく、ピアノトリオのプレーヤーにも気を配っての選定。最高のプレーヤーが集結してのライブとなりました。
かなり難解な曲を含めてのライブでしたが、2本のクラリネットの織り成すプレイに、皆様、とてもエンジョイして頂きました。
ビル・エバンスの"Five”なんて曲、相当なものですが、各プレーヤー、難なくこなし、すごかったなー!!
真近で聞くお二人のクラリネットの音は、それはそれは素晴らしいものですが、谷口氏のセゲルケ、素晴らしい音。以前、ハンマーシュミットのクラをお吹きで、重厚,且つすごい低音の印象があったのですが、セゲルケになって、そういう印象が一時なくなった(PAを通しての音なので、なんとも言えませんが)のが、間近でお聞きすると、いやはやとても素晴らしい音色。鈴木氏もクランポンのプレステージ、これまた、重厚ないい音なのですが、むしろ音量は、谷口氏のほうが大きい???
今、プロクラリネット奏者の間では、北村英治氏のフィネスもそうなんですが、重厚、深みのある音が主流になっています。
お二人は、会って早速、クラリネット談義。これは、打ち上げまで続き、大変勉強になります。耳をダンボにして聞くのですが、結構むつかしい点も。そもそも、クラリネット一本でのお仕事なので、持ち替え楽器を山ほど持っている私とは、理解、追求の仕方がちがいます。って、ま、当たり前のことなのですが。
その、私目が、下手なラッパで、乱入!!、って、皆様、ゴメンナサーイ。
それでも、貴方の音が一番良かった!!!なんて、お世辞丸解りで、いってくださるお客様も。嘘でもウレシー!!!
という訳で、この日も、最高のプレイ、堪能させていただきました。
私もますますオメデタクナッテ、ゴッ、ゴメンナサーイ!!
是非、また、この企画、やりたいです。ハイ。
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