私は、クラリネットを二本持っています(昔は3本)。一本は我が家の家宝、北村英治モデルで、北村氏ご自身によるチューニングをしていただいた、正真正銘のEiji Modelです。もう一本はEiji Modelをゲットする直前に、何となく購入したクランポンのクラ。このクラ、未だにナンというモデルか知りません。R-13のようでもないし、E-13程安くもない?ベルはグラナディラではなく、なんとプラスチック。お付き合いで買ったような気がしますが、売った人の顔も知らない。という、何ともかわいそうな楽器で、英治モデル入手後、ほとんどお蔵入りの状態でした。でも、音は悪くありません。Eiji Modelに慣れていると、ちょっとイメージがずれて、という事で、たまに浮気する程度。でも、神戸のライブハウスに常時予定乱入するようになって、テナー、ソプラノ、クラをお店に常駐させるようになったのですが、やっぱりクラはEiji Model、といちいち京都から持参。でも、結構荷物に感じる年頃になって参りました(他にも荷物いっぱいあるし・・・)。クランポンが何故イメージが合わないか、大きな理由にバレル(マウスピースと本体の間の短い筒)がちょっと長く、どうしても音が♭します。Eiji Modelではバレルを長短2個持っているので、それで対処できますが、楽器を持ち替えると、吹いていない間にエアコンの冷気、冬では自然冷気で、すっかり楽器が冷え、音程が♭、無理して音程を上げようとして、崩壊してしまうんです。
そこで、クランポンのバレルを欲しいとネット検索していたら、グラナディラ製、その他の物は結構お値段が高い。金欠病の私としてはちと辛いナー、と思っていたら、”Click”made in USAにヒットしました。(http://www.select-inter.com/click.html)
北村英治氏にお聞きしてみると、バディは、音が大きく出るから使っているという面もあるよ、とのこと。こんな事、書いていいんかいな?(いけなかったら、関係者の皆様、ご免なさい。)
という訳で、Lockingを購入。
吹いてみると、調子がとても良い。抵抗が確かに低く、大きな音が出る。木製のバレルよりノイズは少なくなるかも?!音質は確かに変わるのですが、悪くない。セラミックのマウスピースは勿論なんですが、北村氏のチューニングしたYamaha Custamでも悪くない。クランポンでもヤマハでも、マウスピースもそれぞれ換えて吹いてみましたが、とても吹きやすい。
私は楽器を持ち替えるので、特にクランポンで楽器の冷えに困っていたので、クランポンに持ってこいと思いながら、Eiji Modelに使ってもこれも良い。
という訳で、エイジモデル用にももう一つ欲しくなりましたー!!!
因みに、クラッシックで管弦楽団が音をチューニングする時、良くオーボエの音に合わせますが、オーボエが無くってクラがある時はクラに合わせるって聞いたことがあります。何故か?チューニングの幅が一番少ない楽器が、オーボエ、ついでクラだからだそうです。勿論、ピアノがあればピアノに合わせますが、ピアノも予め調律、当然、オーボエ、クラのチューニングの範囲内に音あわせをするんでしょう。
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私もクランポンのはピッチが低いので困っています。
バレルは結構お値段が良いし・・・。
悩み中です。
普段はヤマハのを使ってるのですが、調整に出す間、クランポンを使うつもりでいますが、先生にまた「低いですね~」って言われるのは間違いなしで。
バレルはほんの少しの形状の変化でも音ががらっと変わると、北村英治氏にお聞きしたことがあります。バレルの選定にも細心の注意が必要でしょうね。