Hiro君の手作りジャズライブ・京都 Blog

寺崎純(p)を中心とする京都のプレーヤーと大阪、神戸を主戦場とするジャズメンとのブッキングを、行いたいと考えています。

鍋島直昶JazzLife60周年記念パーティーatソラ・新神戸

2008年08月18日 20時47分19秒 | Weblog
素晴らしい会でした。先ず、ソラの良い会場、演出も素晴らしい。これだけでもお値打ちです。お食事もグッド。それにどう考えても12000円のチケットは安すぎる。
この日の会場は一番大きな部屋ですが、天井のブラインドが開くなど、歓声が上がる演出が多々。これじゃ、この会場、中々予約できないのがよく解ります。
さて、鍋島直昶(vib)宮本直介(b)高橋俊男(p)田中ヒロシ(dr)を基本に、ジャズが繰り広げられました。大塚善章関西ジャズ協会会長(p)の素敵な演奏もあり、何とも安すぎるチケット代。
お客様は、早めにお帰りになる方は殆ど無く、皆様一応にジャズがお好きで、会場の雰囲気も相まって、エンジョイされていました。
Second stageからはお弟子さん(私も!!)の演奏もあり、とてもハッピーな雰囲気。中でも鍋島師匠の一番弟子、斎藤歌奈嬢は、難しいThe Girl from Ipanemaを難なくパカパカと演奏。スナッピーなばちさばき、清楚な美しさをたたえて良い演奏です。この方、11月にはお呼びしますよー!!!
私も二曲乱入、この会場、とても音が良く響きます。少し響きすぎるくらいですが、PAも相まって、ホントに気分良く演奏できました。持っていったテナーは、最も音に苦しんでいるBlack Nickelモデル。それが、なんと、素晴らしい音に聞こえます。リードはFibracelをやめて本物を使ったんですが、まるでEric Alexanderになった気分。下手なサックスが上手に聞こえます。こういう時に鍋島師匠は、とても優しいんです。4バース(小節)のドラムとの掛け合い、全部吹けって。この辺りは、多くの方は解らないんですが、鍋島御大の暖かいお気持ちです。本当に有りがたいと感じます。この演奏結構受けたんだけど、ホントはあんないい音でないのにと、未だに頭がねじれたままですけど。
さて、この日は鍋島先生、歌まで披露!この日は、Slow Boat to China !弟子に無理矢理歌わされた格好ですが、師匠もまんざらでもなさそう。ノリノリに歌います。バイブは弟子の中西氏。Keyが師匠はA♭、でも中西氏は酒飲んだからB♭でって事になり、途中で、私のアドリブからA♭に転調、その後、鍋島師匠のお歌。そこまでは良かったのですが、師匠、またアドリブをこちらにおふりになる。嬉しいやら、ビックリするやらで、慌ててアドリブパンク、高橋氏にふって逃げました。高橋氏、ニヤニヤしてたっけ!!
という訳で、師匠のお気持ち、下手なラッパが綺麗に聞こえる会場、と大満足、有り難うございましたーーー!!!!!
さて、師匠の演奏が再び始まります。
時間がもう過ぎてるのに、アンコール!!!
そこで、曲は”STARDUST"師匠の十八番の一つです。
高橋氏の、”少し部屋を暗くしよう”という、グーな提案で、心に染みる演奏です。エガッタナー!!!!!
という訳で、フォーマルな会でしたが、皆様エンジョイ、予想を超える素晴らしい会になりました。
圓尾・鍋島直昶ファンクラブ会長、中でも五島実行委員長の骨身を惜しまぬ努力が結実、慶応軽音楽ファンクラブの大きなご協力もあり、素晴らしいコンサートになりました。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする