Hiro君の手作りジャズライブ・京都 Blog

寺崎純(p)を中心とする京都のプレーヤーと大阪、神戸を主戦場とするジャズメンとのブッキングを、行いたいと考えています。

”Click"その3

2008年08月13日 07時38分20秒 | Weblog

滝川師匠から、以下のメールを貰いました。( )内は私のコメント。

 ”伏せ字にすると意味不明になりますし,書いたところで何の問題も無いと思いますが?貴方にしては珍しく慎重ですね?(おーい!チョト待てー!!!私はいつも慎重です。大胆なのは間違って平気でやってはいけないアドリブをするときだけです、なんちゃって。)所詮道具のたぐいは道具に過ぎず,特にJazz演奏で最終的に要求される能力は作曲の能力ですので何を書いても何の問題も無いと思いますよ!” うーん、成る程!私は、第一線のプロ、尊敬するプロが仰ったことは、大変意義深く、重要な事と理解していますが、そのどこまでをお伝えすべきか、いつも迷います。”出た音が全て”で、道具は道具と仰って頂ければ、もう、鬼に金棒、ナンでもオープンにしてしまいますよー!!!というと、滝川師匠のまた不安になったお顔が目に浮かんだりして!!という訳で、前回伏せ字のコメントの部を記載します。

曰く”私は2000.9 岡山でBDF(Buddy De Franco)が使っているのを見て以来8年間使い続けていますがこのバレルの長所は抵抗感が減るため厚い(31/2~4)リードが使える様になる事,跳躍が容易になる,詰まる感じが無くなる,等楽に吹ける事だと思います.しかし例えばbass等でも弦高をさげて早弾きすると説得力が無くなる様にこのバレルもそういう危険を孕んでいると思います.ppやespressivo は困難になりますが(要するに音質も若干悪く,又軽くなるのでクラシックの演奏には,,,不向き?)私の場合jazzではclarinet らしい演奏をしたいとあまり思わないのでこのバレルは既成概念を打破するには最適な優れものだと思っています.ダークな音は全く出ませんよ!宣伝上のレトリックの一種と思われます.”

 再び師曰く”MPは出したい音,音楽のイメージと合うかどうかですよね?私が直接BDFに聞いた事は62,63mm くらいで使用する,その理由はsoloのときはわざとピッチを上ずらせると(brilliant:輝かしく、華やかに)に聞こえると云う事をトミードーシー(trb)に教わっていらいずっとそ うしていると云ってました.”

やっぱり心配。クラリネットらしい演奏をしたいと余り思わない、なんてオープンにして良いんですかー????でも、色んな情報が、第一線のプロと話すとお聞きできるということが解って頂けただけでも、良いかな?特に楽器奏者はプロが選択した上での情報を教えて頂くのはとても為になります。宣伝でお顔が出ているのとはまた違った情報が入ったりして・・・・

コメント (1)
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