JO7TCX アマチュア無線局

せんだいSD550  山岳移動運用 

大年寺山12/27

2020年12月27日 | 里山 移動運用



 寒い日が続きます。午前中、日差しがあまりないものの風もなく、いつもの大年寺山にIC-705を持って散歩運用に出かけました。野草園の上の山頂部公園。隣にNHKと仙台放送のテレビ塔があり、昨年から今年春にかけて430ばかりか145も抑圧を受けるようになりしばらく避けていました。それが数ヵ月前から145についてはピタリと抑圧がなくなりました。何かの送信が停波したようです。430は相変わらずで、抑圧によりS7~8振ってしまいます。放送施設や樹木があり見晴らしは北西方向に限られるものの、伝搬的には蔵王反射もあり、南も悪くないようです。




 今日は2mSSBを試してみたいと思い、144.230でCQを出したところ仙台市内および塩釜市の固定局3局に応答いただきました。いづれも近場ということもあり59の信号ですが、IC-705の音の良さを実感しました。これまで馴染んできたIC910やFT817の2mSSB独特の音声と明らかに異なり、聞きやすく安定感があります。周波数ズレも特に感じられずそのままの状態で交信を続けました。たとえて言えばFMチックというか、そんな錯覚を覚えそうな音声です。遠方の場合はこうはいかないと思いますが、期待が持てそうでSSBが楽しみになってきました。






 その後、FMおよびDVにてJP7IEL局と交信。今回もバッテリースペースにヒートシンクを取り付けた状態で使用。外部バッテリーから15Vを給電し、5~10Wで1時間半近く交信を続けました。ヒートシンクはそれなりに機能しているようで、TEMPメーターの1/3ほど青ランプ点灯でそれ以上になることはありませんでした。悪くなさそうです。アルミシャーシのむき出し部分は樹脂プレートを加工しとりあえず塞ぎました。あとはヒートシンクの簡便な固定、着脱の良い方法がないか、考えているところです。




 ポータブル機というのは性能的には制約があるものの運用方法が自由かつ無限で、その分、バッテリーとか熱対策、あるいは防風、防水とかいろいろと工夫のしどころがあって楽しめます。久々に面白いリグです。






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