JO7TCX アマチュア無線局

せんだいSD550  山岳移動運用 

南風蕃山 Wルート―展望地―萱ヶ崎山 4/7

2024年04月08日 | 里山 移動運用

 

 

 

 早朝、まだ雨が上がったばかりで路面は乾ききっておらず、湿気も感じられるあいにくの天候ながら、昼にかけ好天に向かうとの予報を見て、カタクリを楽しみに蕃山を歩いてみることにしました。

 

 茂庭台4丁目バス停で下車、梨野水神口より入山。この時期には珍しく、前方の尾根にガスがかかっていました。立石神社からの急な斜面にカタクリの群生が見られたものの、花をつけているのはほんの少し。見頃はもう一週間先のようです。

登山口付近

太白山展望台

 

 太白山展望台を過ぎ、南風蕃山Wルートへ。谷筋を進むと、足の置き場に困るほど両斜面いっぱいにカタクリが葉をつけていました。下り切ったところで沢に出合い、ここから対岸を登り返しとなりますが、明るく小広い河原に苔むした石が点在して雰囲気よく、ここで小休憩としました。

南風蕃山Wルート分岐

カタクリの谷道

沢出合い

 

 急な登り返しを過ぎると雑木林の平坦な道が続き、南風蕃山山頂に到着。このWルート、SルートやEルートに比べ、細々ながら明瞭な踏み跡があり、沢の様子といい、なかなかの小道で気に入っています。今日は薄霧の中、終始、鶯が幼く鳴いており、その声が山ひだに反響し、いっそう奥深い感じがありました。

山頂近く

山頂

 

 南風蕃山を後に尾根道を西風蕃山方向に進み、51番鉄塔を経て展望地へ。霧に覆われ何も見えずそのまま通過。ほどなく萱ヶ崎山と53番鉄塔に続く細道の交差点となり、この一帯もカタクリの群生地で楽しみにしていたのですが、やはり少し早かったようです。

展望地

交差点付近↑↓

萱ヶ崎山へ

 

 交差点を萱ヶ崎山方向に左折、白滝不動分岐を過ぎ、藪山の小ピークで無線運用することにしました。ID-51のGPSでは標高383mと表示されましたが、萱ヶ崎山よりは低いのでたぶん370mほどかと思われます。145MHzにて福島県郡山市日山キャンプ場移動局および岩手県一関市大蔵山移動局と交信、その後430MHzDVにてJP7IEL局にお付き合いいただきました。高圧線から50mほど離れており両バンド問題ないようです。運用中、上空に青空が見えたかと思ったら、みるみる広がり、好天に変わってきました。

 

 無線終了後、萱ヶ崎山からは蔵王、雁戸山の稜線がきれいに見えていました。

萱ヶ崎山山頂

仙台市街地方向

蔵王

 

 太白山展望台を通過し朝と同じ梨野水神口へ下山。

Wルート分岐 一周しました

立石神社上の斜面

バス停付近より太白山

 

 南風蕃山は山中のほぼ中央に位置し、それが開山堂、西風蕃山、萱ヶ崎山の尾根とつながったことで、蕃山を面的に俯瞰しつつ自在に周回できるようになったように思います。今日歩いたルートも深山に踏み入ったような寂莫とした感じがあって愉しめました。無線運用中、鈴の音が近くに聞こえてきたのみで、誰にも出会うことはありませんでした。

 

 

 

 

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