JO7TCX アマチュア無線局

せんだいSD550  山岳移動運用 

IC-705の12V給電 再実験

2021年07月05日 | 移動運用装備

 

 

 前回の記事でIC-705に12V給電した場合、5Wが上限となったことを書きました。以前に別のPDから給電した際には7Wほど出ていたことから腑に落ちず、二つのバッテリーで再度実験してみました。

 

 

 小型モバイルバッテリーJMB-F100PDから12Vケーブルで給電。IC-705は10W設定で送信。その結果、11.7V、2.27A、パワー計は7Wを示しました。前回は何かの間違い?と思いつつ、何度かPTTを押しているとなぜか1.95Aに低下し、パワーも5W弱に下がってしまいました。前回と同じ状態。再度PTTを押すと7Wに戻ったり、5Wに下がったり・・・??。

 

 

この場合7W出力

こうなると5W弱

 

 次にもう一つのモバイルバッテリーRP-PB201につなぎ直しました。11.8V、2.33A、パワー7Wを表示。同じことを繰り返しましたが、上記のような現象はなく、安定して7Wとなりました。問題なし。

RP-PB201にて

 

 JMB-F100PDに12Vケーブルをつなぎ10W送信した場合、原因はわかりませんが不安定になるようです。単に個体の問題かもしれませんが、モバイルバッテリーというのは実際に使ってみて気付くことが多いです。たとえ仕様を満たしていても機種によりいろいろあるのはいつものことではあります。ということでJMB-F100PDとIC-705の組み合わせの場合は、15Vケーブルで給電するのが無難なようです(この場合問題なし)。

 

 ちなみにFTM-10Sに12Vケーブルでつないだ場合は、もともと2A以下で10W出せるのでこのような現象は起こりません。12V給電でも安定して10W弱のパワーとなります。

 

 

 

 

 

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