JO7TCX アマチュア無線局

せんだいSD550  山岳移動運用 

泉ヶ岳定点運用2018 5/6

2018年05月06日 | 奥山 移動運用


 ここ数日、不安定な天候で出かけられませんでした。今日は好天予報ということで、早起きして泉ヶ岳(仙台市泉区 標高1172m)に登ってみました。今シーズン第1回目の山頂定点運用。


 地下鉄泉中央駅から始発のバスに乗り、登山口着午前8時。登山日和とあって、広い駐車場は7割方埋まってました。いつものカモシカコースを登ること約80分、山頂着。しばらくぶりの登山で大汗かいてしまいました。山頂部まで雪はすっかり解け、中腹の岡沼あたりは新緑真っ盛り。山頂付近からは、遠く朝日連峰と飯豊連峰の一部(たぶん北股岳)が見えていました。何度も登っていますが、この山から飯豊が目視できたのは初めてです。


山頂

船形山方向


 さて、ここ数年続けているこの山頂での定点運用。今シーズン1回目となります。いつもはアマチュアVU、DCR、特小に各種アンテナ、測定器など諸々ザックに入れてくるのですが、今日は体を山に慣らすのが目的なので、VUハンディ機のみとしました。

<本日の装備>
リグ ID-51(主に145MHz FMで運用)
アンテナ 2エレ八木(ナテックNY144X)

 はじめに2エレ八木のロッドを短くして430MHzに合わせ、D-STARレピーターへのアクセス(山掛け)を試みてみました。福島430、福島伊達430、天童430、山形高畠430、いづれもダウンリンクなし、アクセス不可。郡山430は仙台430と同周波数のため、仙台430につながってしまいました。ということで全滅。2エレ+5Wでは厳しいようです。145MHzではハンディ機5Wで十分交信できている地域のレピーターなので可能性はあると予想したのですが、残念。次回は別のアンテナで再挑戦を期すことにします。




 さて、帰りのバス時刻が12時55分。乗車するには11時40分には下山を始めなければなりません。運用時間は正味2時間弱。アンテナを蔵王方向に向け、145MHzをワッチすると移動各局の声が聞こえてきました。時間があればお声がけすることにして、こちらもCQを出して運用。宮城県内各局のほか、山形、福島各局16局に交信いただきました。西は米沢市、西村山郡朝日町、山形市、南は福島市、相馬市、郡山市など。最遠方は福島県石川郡古殿町の三株山山頂移動局でした。阿武隈南部とのことで、初めて耳にする山。標高842m。相手局もハンディ機、51-52。距離155km。無線運用しているとあっという間に時間が過ぎていきます。あわただしく撤収、いつもの移動各局にお声がけもできないまま、下山となりました。


<NY144X>
 なんとなく受信用という印象があって、ほとんど使うことのなかったナテックの2エレ八木。今回使ってみて、ハンディ機なら送信も何ら問題ないことがわかりました(耐入力公称10W)。2エレなので利得的には期待できないものの、いくらか混信は避けられます。なんといっても軽量コンパクト、これからも使ってみたいと思います。






 
コメント
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