時事通信2024-05-21 20:40国際
【パリ時事】フランス大統領府報道官は21日、マクロン大統領が暴動の発生で非常事態下に置かれた南太平洋の仏領ニューカレドニアを訪問すると発表した。政権の選挙制度改革に反対する地元指導者らとの対話を模索するとみられる。
今回の暴動は、フランスからの独立を目指す先住民の抗議行動などが発端となった。マクロン政権は仏本国から現地に移住した市民の地方参政権拡大に向け、憲法を改正する方針。反独立派の有権者が増えることになるため、先住民らは強く反発している。
[時事通信社]