先住民族関連ニュース

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「ゴールデンカムイ」魅力掘り起こせ 3日からウポポイ特別展 白老

2021-07-03 | アイヌ民族関連
北海道新聞 07/02 22:30
 【白老】胆振管内白老町のアイヌ文化復興拠点「民族共生象徴空間(ウポポイ)」の国立アイヌ民族博物館は3日、アイヌ民族の少女らが活躍する野田サトルさん(北広島市出身)作の漫画「ゴールデンカムイ」にちなんだ特別展を始める。
 作品に出てくる民具、関連する原画など約200点を展示。アイヌ民族の少女アシリパの着物のモデルとなった草皮衣(そうひい)や、主人公の杉元佐一が砂金掘りで使ったくわのような道具「カッチャ」、作品の歴史的背景の解説コーナーもある。
 2日は報道陣に事前公開された。博物館の佐々木史郎館長は、作品でアイヌ民族や樺太の先住民族の生活が丁寧に描かれていることに触れ、「原画と実物の資料で作品の世界を追体験してほしい」と話した。
 8月22日まで。ウポポイと博物館はそれぞれ事前に予約する。ウポポイの入場料と特別展観覧料(大人300円、高校生200円)が必要で、中学生以下は無料。(斎藤佑樹)
※アシリパの「リ」は小さい字
https://www.hokkaido-np.co.jp/article/562871

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ゴールデンカムイ リアルに感じて ウポポイで特別展

2021-07-03 | アイヌ民族関連
北海道新聞 07/02 21:20
 【白老】アイヌ文化復興拠点「民族共生象徴空間(ウポポイ)」の国立アイヌ民族博物館で3日から始まる漫画「ゴールデンカムイ」の特別展は、作品に登場する民具や衣服など多彩な展示が見どころだ。アイヌ文化や作品の歴史的な背景に触れながら、アイヌ民族の少女らが活躍する漫画の世界を追体験できる。約200点の展示の概要を紹介する。
 登場人物が身に着けている衣服や「マキリ」(小刀)は、原画とカラーの大きなイラストと共に紹介されている。作中でアイヌ民族の少女アシリパが主人公の杉元佐一をたたこうとしたときに手にしていたストゥ(制裁棒)や、イテセニ(ござ編み機)などおなじみの民具をいろりの周りに並べた再現コーナーは、作品の世界や生活の様子をリアルに感じることができる。
 革製の帯に金属の装飾が付いた樺太アイヌの民具「カーニクフ」や、先住民族ウイルタの衣服などアイヌ民族以外の先住民族についても紹介されている。アイヌ民族と日露戦争、和人との関わり方も関連資料から学ぶことができる。
 8月22日まで。ウポポイと博物館はそれぞれ事前予約が必要。中学生以下は無料。高校生以上はウポポイの入場料のほか、特別展の観覧料(大人300円、高校生200円)が必要。問い合わせはウポポイ(電)0144・82・3914へ。(斎藤佑樹)
※「アシリパ」の「リ」、「ハハカ」の2番目の「ハ」、「カーニクフ」の「フ」は小さい字
https://www.hokkaido-np.co.jp/article/562838

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「ゴールデンカムイ」特別展 国立アイヌ民族博物館で3日から

2021-07-03 | アイヌ民族関連
NHK07月02日 20時12分

アイヌ民族の少女が登場する人気漫画「ゴールデンカムイ」の原画や関連する民具などを紹介する特別展が、白老町のウポポイにある国立アイヌ民族博物館で3日から始まります。
この特別展は明治時代の北海道などが舞台の人気漫画「ゴールデンカムイ」を通して、アイヌ文化のほか、北海道や樺太の歴史を知ってもらおうと、国立アイヌ民族博物館が企画しました。
開催を前に2日、報道関係者に会場が公開されました。
展示室には作品の原画とともに、関連した民具の資料が紹介されています。
このうち植物の繊維を素材とした衣服は、作品のヒロインでアイヌ民族の少女「アシリパ」の着物のモデルになっています。
また、樺太アイヌが使っていた木製のおわんなどの民具に加え、樺太でアイヌの人たちと隣り合って住んでいた北方の先住民族の資料も展示しています。
博物館の学芸員、矢崎春菜さんは「漫画がアイヌを知るきっかけになった人も多いと思います。いろいろな文化や言葉、時代について知ってほしい」と話していました。
特別展は3日から来月22日まで開かれています。
https://www3.nhk.or.jp/sapporo-news/20210702/7000036121.html

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アイヌの生活、文化知って 網走・北方民族博物館 副葬品など50点 /北海道

2021-07-03 | アイヌ民族関連
毎日新聞 2021/7/2 地方版 有料記事 565文字

 浦幌町に暮らすアイヌ民族の生活向上を目指す団体「ラポロアイヌネイション(旧浦幌アイヌ協会)」と浦幌町立博物館の活動を紹介するロビー展「アイヌ民族の現在1 ラポロアイヌネイション」が、網走市の道立北方民族博物館で開かれている。町立博物館は2019年、博物館として全国で初めてアイヌ民族の遺骨を地元団体に返還したことで知られ、今展では遺骨とともに発掘された副葬品など約50点を見ることができる。4日まで。
 両博物館とラポロアイヌネイションの主催。町立博物館が返還した遺骨は江戸時代の女性と見られる1体で、旧浦幌アイヌ協会が町内の墓地に再埋葬した。
この記事は有料記事です。 残り293文字(全文565文字)
https://mainichi.jp/articles/20210702/ddl/k01/040/108000c

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先住民に関する法律でウクライナがロシア系住民2000万人の存在を歴史から削除=露国家院副議長© Sputnik / Alexander Natruskin

2021-07-03 | 先住民族関連
sputnik 2021年07月02日 12:33
ウクライナ議会は先住民に関する法律を承認し、同国の歴史から2000万人のロシア系住民の存在を削除した。ウクライナ側の決定を非難するロシア政府の行動は多くの国々が支持しており、この決定に不満を覚える国の数は今後も増加する。露国家院(下院)のピョートル・トルストイ副議長が表明した。
ウクライナ議会はウォロディミル・ゼレンスキー大統領の主導により、法案「ウクライナの先住民族について」を承認した。法案の中ではロシア系住民がリストに加えられていない。この法案は1日の臨時集会で審議され、賛成多数で可決された。今後、ゼレンスキー大統領が法案に署名して正式に成立する。
国家院のトルストイ副議長はテレグラム・チャンネルに次のように投稿した。
ロシアは既にキエフが起こした行動の関連で、欧州評議会議員会議(PACE)に抗議を申し入れた。ウクライナ側の行動を非難する我々のイニシアティブをすでにセルビア、アルメニア、ハンガリー、モルドバの議員らも支持している。キエフの行動に不満を持つ国の数は今後も増加するだろう。人々は人種差別がどのような結果をもたらすかを、よく理解している。
トルストイ副議長は、ウクライナ議会の決定で2000万人のロシア系住民が同国の歴史から事実上削除されたと指摘し、20世紀前半に起こった悲劇の繰り返しになりかねないとして警鐘を鳴らしている。
https://jp.sputniknews.com/world/202107028508108/

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新商品を開発 「ボルタ」でアイヌ文化発信 室蘭のテツプロ 白老で先行販売

2021-07-03 | アイヌ民族関連
苫小牧民報 2021.07.02
ボルトやナットなどで作る金属製ミニ人形「ボルタ」を製造販売するNPO法人テツプロ(室蘭市)は、アイヌ文化を表現した新商品を開発し、白老町内で先行販売を始めた。アイヌ民族の口琴ムックリを奏でる姿などをモチーフにした人形で、テツプロは「アイヌ文化を多くの人に伝えたい」と、製作費の資金調達に向けて1日にクラウドファンディング(CF)も開始した。

アイヌ文化を表現したボルタ。左から「クリムセボルタ」「ムックリナッティ」「ムックリボルタ」
 鉄のまち室蘭市を盛り上げたいと、2004年に発足したテツプロは、06年から本格的にボルタの製造販売を開始。同市輪西町のボルタ工房を拠点に有償ボランティアのメンバーらが人形を製造し、これまでにさまざまなポーズの人形約130種類を開発、販売している。
 アイヌ文化を取り入れたボルタの開発は、昨年7月の民族共生象徴空間(ウポポイ)開業がきっかけとなった。観光業界の関係者から「アイヌ文化にちなんだボルタを作ってみてはどうか」と勧められ、ウポポイを運営するアイヌ民族文化財団の助言を得ながら開発に着手。何度も試作を重ねて試行錯誤し、「モルエラニボルタ」と名付けた新商品を完成させた。
 ステンレスのボルトやナット、ワッシャーなどをはんだ付けして仕上げた高さ8センチ前後の人形は、「クリムセボルタ」(2800円)、「ムックリボルタ」(2400円)、「ムックリナッティ」(同)の3種類。サパンペと呼ばれる冠を着けて古式舞踊クリムセ(弓の舞)を踊る男性や、ムックリを奏でる男性と女性の姿を生き生きと表現した。商品を入れるパッケージには、関係者の使用許可を得てアイヌ文様を描いた。
 テツプロは、ウポポイ内の売店「ニエプイ」や白老駅北観光インフォメーションセンターでこのほど先行販売を始め、11月には一般販売を開始する予定だ。しかし、「経営が新型コロナウイルスの影響を大きく受けた上、人形やパッケージの製作費、デザイン料など初期費用の負担が重く、量産に取り掛かるのも難しい状況」と言う。このため、生産を軌道に乗せる資金の調達に向けて、CFを活用することにした。
 資金支援はCFサイト「CAMPFIRE(キャンプファイヤー)」で受け付けており、100万円を目標に8月まで続ける予定。支援額に応じてボルタの返礼品を送る。テツプロ・ボルタ工房の川嶋麻紀工房長は「多くの方の支えで生まれた新しいボルタがアイヌ文化を広め、北海道の活性化の一助になるよう協力を頂ければ」と呼び掛ける。
 問い合わせはボルタ工房 電話0143(47)8233。
http://www.hokkaido-nl.jp/article/22240



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