先住民族関連ニュース

先住民族関連のニュース

アイヌ文様コースター製作体験講座 浦幌

2021-07-26 | アイヌ民族関連
十勝毎日新聞 2021/07/25 7:00

コースター作りに打ち込む受講者
 【浦幌】アイヌ文化の伝承事業「アイヌ文様コースター製作体験講座」が5、6、12、13の4日間、町内の厚内公民館で開かれた。
 アイヌ民族団体「ラポロアイヌネイション」と同館の共催。アイヌ民族文化財団アドバイザーの廣川和子さん(音更町)を講師に迎え、町民7人がコースター作りを体験した。
 受講者は廣川さんの見本を参考に、布地に図案を描いてチェーンステッチを施した。
 図案には「モレウ(渦巻き紋)」や「アイウシ(とげ紋)」など基本形の文様を使い、魔よけの意味があることから新型コロナウイルスの終息も願った。
 「糸の引っ張りをもう少し緩やかに」などと廣川さんからアドバイスを受け、丁寧に縫い上げてコースターを作った。(円子紳一通信員)
https://kachimai.jp/article/index.php?no=538178

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こけしで縄文文化PR、青森・黒石の阿保さん制作

2021-07-26 | アイヌ民族関連
北海道新聞 07/25 10:44
 「北海道・北東北の縄文遺跡群」の世界文化遺産登録が間近に迫る中、青森県黒石市の津軽系こけし工人・阿保六知秀(むちひで)さん(71)が、青森県の縄文文化をPRしようと「縄文津軽こけし」を制作した。
 同市の津軽こけし館によると、津軽系の体に描かれる独特な柄の「アイヌ模様」は、縄文土器などの文様と似ている部分があり、縄文時代から受け継がれてきた柄をこけしに取り入れた-という説があるという。縄文文化とこけしにこうした縁があることから、今回の制作に至った。
 縄文津軽こけしは、おでこの部分にゴーグルのように描いた遮光器土偶風の目が一番の特徴。青森県らしさを出すため、頭の形はかわいらしいリンゴ形とした。胴体には津軽系でよく描かれるボタンの花と、「縄文柄」により近い感じに仕上げたというアイヌ模様があしらわれている。
 木地にもこだわり、黒基調の男性風は木目の色が濃く、茶色のサクラの木、赤基調の女性風は木肌が白いイタヤカエデを使用した。24日、同館で制作に当たった阿保さんは「縄文津軽こけしが、縄文のロマンに触れるきっかけになってくれれば」と話した。
 津軽こけし館で販売しているほか、同館ホームページでも注文を受け付けている。問い合わせは同館(電話0172-54-8181)へ。
https://www.hokkaido-np.co.jp/article/570748

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