先住民族関連ニュース

先住民族関連のニュース

国土交通省人事(6月30日)=関係分

2021-07-01 | アイヌ民族関連
北海道新聞 07/01 05:00
▽辞職 北海道局総務課長小山寛(公益財団法人アイヌ民族文化財団特別参与へ)
(1日)▽大臣官房審議官=北海道局担当(観光庁観光地域振興部観光地域振興課長)冨樫篤英▽出向=復興庁統括官付参事官付復興調整官(北海道局企画調整官)吉田賢司▽北海道局企画調整官(開発局開発監理部開発計画課長)田中正運▽北海道局総務課長(中日本高速道路株式会社総務本部総務部長)佐藤忠晴▽北海道局農林水産課長(農林水産省農村振興局農村政策部地域振興課長)遠藤知庸▽北海道局参事官(開発局開発監理部次長)米津仁司
▽辞職 北海道局長後藤貞二
https://www.hokkaido-np.co.jp/article/561860

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「永遠ノ矢=トワノアイ」1日釧路公演 アイヌ民族ルーツに持つ青年描く 劇団主宰・宇梶剛士さんに聞く

2021-07-01 | アイヌ民族関連
北海道新聞 06/30 17:57

 俳優宇梶剛士さん(58)主宰の劇団「パトスパック」(東京)が1日午後7時から、アイヌ民族をルーツに持つ都会の青年の悩みや葛藤を描いた舞台「永遠ノ矢=トワノアイ」を釧路市生涯学習センター(幣舞町)で開く。2019年の作品で、道内上演は初。釧路入りした宇梶さんに作品に込めた思いを聞いた。(聞き手・伊藤美穂)
 東京出身でアイヌ民族がルーツという自身の生い立ちは主人公と重なる部分があります。自分の体験を書こうと書き始めたわけではありませんが、舞台では主人公の叔父役で出演し、自らの経験も描いています。
 1993年にアイヌ民族をテーマに舞台を制作した際は、衣装の文様の使い方に関して観劇したウタリ(仲間)から指摘を受け、勉強不足だったと頭を抱えました。その後、民族共生象徴空間(ウポポイ)のPR大使に起用されたことなどもあり、アイヌ民族のことをより学べる機会になるだろうと再び作品に取り組みました。これまで尻込みしていたことも含め無駄ではなかったと感じています。
 母はアイヌ民族の権利回復運動などに取り組む日高管内浦河町出身の宇梶静江です。小学生時代、母から教養を身につければ差別はなくなると教えられました。作品にはアイヌ民族に限らず、地球に暮らす人々が互いに認め合い、彩り豊かな世界になってほしいとの思いを込めました。
 釧路公演では釧路演劇協議会の片桐茂貴さんにお世話になりました。阿寒湖温泉のウタリも大勢見に来てくれると聞き、うれしく思います。道内初演ですが、凱旋(がい せん)公演のような気持ちです。北海道でやることで作品に場の命が吹き込まれる。作中には厳しめの言葉も出てきますが、北海道の人たちに見て感じてもらい、意見をもらいたいです。

 上演時間は約2時間10分。当日券は一般4500円、大学生以下2500円。午後5時から会場受付で販売している。問い合わせは同センター(電)0154・41・8181へ。
https://www.hokkaido-np.co.jp/article/561715

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チセ跡、千島アイヌ… 根室の資料館が展示拡充

2021-07-01 | アイヌ民族関連
北海道新聞 06/30 16:02

 【根室】市歴史と自然の資料館(市内花咲港)は本年度、アイヌ文化に関する展示を拡大した。2011年に市内のトーサムポロ湖周辺竪穴群で発掘された、道東では例の少ないチセ(住居)跡で見つかった出土品や、オホーツク文化研究の第一人者だった故北構保男氏が寄贈した千島アイヌの関連資料など、計40点を追加した。
 トーサムポロ湖周辺竪穴群には約8千年前の縄文時代から18世紀のアイヌ文化期までの住居の跡が残されており、道埋蔵文化財センターが09~20年度にかけて調査した。同館は今回、サケの捕獲で使われた鉄製のマレク(かぎもり)、鳥や鯨の骨で作った釣り針や針入れといった遺跡の出土品や、貝塚のはぎ取り資料などを展示する。
 同館の猪熊樹人学芸員は、道東ではとりでや祭りの場として造られたとされるチャシ跡は数多く見つかっているが、チセ跡は少なかったと指摘。「道東のアイヌ民族の日常生活を垣間見ることができる」と話す。
 千島アイヌの展示では、1875年(明治8年)の樺太・千島交換条約を受けて色丹島に強制移住させられた歴史や、北方領土や千島列島で発掘された内耳土器やマキリなどを紹介する。猪熊学芸員は「途絶えてしまった千島アイヌの文化をたどる、貴重な資料だ」と話す。
 このほか、古地図に描かれた根室と北方領土の姿やアイヌ語地名を見られるデジタル教材も制作した。
 国のアイヌ政策推進交付金を活用し、2024年度までの5年間で展示を拡充する。20年度の事業費は693万円。今後は映像資料や民具の展示などを進めるという。月曜休館。問い合わせは同館(電)0153・25・3661へ。(武藤里美)
※「マレク」の「ク」は小さい字
https://www.hokkaido-np.co.jp/article/561642

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アイヌ工芸品の伝統を未来へ。地元工芸家とのコラボ商品開発、参加クリエイターを募集中!

2021-07-01 | アイヌ民族関連
コロカル 2021/06/30 15:34

アイヌ工芸品の伝統を未来へ。地元工芸家とのコラボ商品開発、参加クリエイターを募集中!
北海道平取町二風谷で受け継がれるアイヌの伝統技術を継承する工芸家とコラボレーションをし、アイヌクラフトを未来につなぐための新たな商品開発を行う「二風谷アイヌクラフトプロジェクト」。現在、参加クリエーターやメーカーなどの企業を募集しています。応募は、2021年7月13日(火)まで。
このコラボレーションは、“二風谷らしさ”を大切にしながら、現代のライフスタイルの可能性を広げる、新しい発想を取り入れたアイヌクラフトを提案することが目的。
本プロジェクトでコラボするアイヌクラフトの工芸家は、平取町二風谷を中心に活動し、アイヌ伝統工芸を継承する二風谷民芸組合の組合員のなかから、応募クリエーターとのマッチングを行いプロジェクトが進行していきます。お互いを指名することは不可。参加する工芸家はクリエイターの公募後に決まるそうです。
北海道を代表するアイヌ伝統工芸作家であり、〈貝沢民芸〉店主の貝澤守さん。組合員のひとり。本プロジェクトでコラボが実現するかも?
貝澤守さんの作品。木製の浅く平たい形状の盆「イタ」。アイヌ文様のウロコ彫りがこの地域の特徴。
また、学生が参加できる学生枠を用意。こちらは若手の工芸家とのマッチングになるそうです。また、若手工芸家はベテラン工芸家の監修のもと、商品開発に取り組むということで、世代を超えたコラボにも注目したいところです。
商品化のコンセプト
参加者のミッションは、「アイヌデザインを持ち歩く」をサブコンセプトに「暮らしにとけこむアイヌデザイン」の商品開発を目指します。ターゲットは都会に暮らす30代の男女。
応募の第一条件は、デザインを業務とすること、または提供されたデザイン商品として具現化する制作能力を有すること。いずれも直近5年以内に商品開発の実績を有する企業やクリエーターなら参加可能。
最終的に、一般枠・学生枠それぞれ2組ずつ、計4組が商品化へ向けて進めるということ。
自然とともに歩んできた 二風谷アイヌクラフトの歴史
今まで、コロカルでもたびたび紹介してきた二風谷アイヌクラフトの取り組み。
●器、木舟、衣服など生活道具を展示。アイヌ文化を継承し未来へつなぐ〈二風谷アイヌ文化博物館〉
●自然とともにあるアイヌ文化に触れる展覧会『つなぐ・つながる 二風谷アイヌ展』
アイヌ語で“ニプタイ(木の生い茂るところ)”などを意味する二風谷地区。太平洋側の日高地方に位置し、沙流川(さるがわ)流域の谷あいにあります。はるか昔、沙流川のほとりにオキクルミというカムイ(神)が降臨し、人々に狩りの仕方や道具のつくり方など、生活文化を教えたという古くからの言い伝えがあることで知られています。
アイヌ文化は自然との共生のなかで育まれ、さまざまな時代の変動を経て、アイヌの人々やアイヌ文化に賛同する人々によって、その伝統が今日まで継承されてきました。
二風谷を流れる沙流川。
アイヌの伝統儀式「チㇷ゚サンケ」で使用する「チㇷ゚(丸木舟)」。
近年では、コタン(集落)の再現や水辺を整備するなどの伝承活動も行われ、アイヌ工芸家の工房や博物館などが集まる「匠の道」と呼ばれる地区も注目されています。伝統を受け継ぐアーティストが集い、たくさんのアイヌクラフトが生まれている場所。
伝統的なアイヌクラフトには、木彫、織物、刺繍などの手工芸品があり、それぞれ伝統的技術技法が用いられています。また、沙流川に伝わるアイヌ文様が施されるなど、特徴的なデザインが魅力のひとつに。
二風谷でも数少なくなった「アットゥㇱ織」の技術伝承者、藤谷るみ子さん。
「二風谷アットゥㇱ」。沙流川流域の森が育むオヒョウなどの樹皮の内皮からつくった糸を用いて機織りされた反物。こちらは貝澤雪子さんの作品。
アットゥシの材料。草木染めによる自然の色が彩り豊か。
地元・二風谷をはじめ日本各地で、チセ造りの第一人者として熱心に取り組む、尾崎剛さん。イタやニマなどのほか、自然の木を使った置物など多彩な作品を制作しており、木彫り職人としても活躍中。
貝澤徹さんの作品。器を意味する「ニマ」は、大小さまざまな形があります。
また、近年ではレーザー加工機やUVプリンターを導入した取り組みが始まっています。最新技術を用いて、従来にない制作が可能になりました。今回のプロジェクトでも、二風谷らしさをもつ新たな商品開発が期待されています。
さて。今回のコラボレーションで、どんなアイテムが誕生するのでしょうか。7月中には書類選考、オンライン面接を行い、その後試作品制作などを経て、2022年1〜2月頃には発売予定とのこと。
詳しい募集要項は、こちらからチェックしてみてください。
information
二風谷アイヌクラフトプロジェクト 
募集締切:2021年7月13日(火)23:59
募集枠:
(一般枠)応募資格を有するデザイナーまたはメーカー[2組]
(学生枠)応募資格を有する学生[2組]
応募方法:オフィシャルサイトの専用応募フォームよりエントリー
Web:二風谷アイヌクラフトプロジェクト
writer profile
Riho Abe
阿部里歩
あべ・りほ●栃木県出身。「出身は群馬だっけ?それとも茨城?」と覚えてもらえないことが悩み。好きな観光地は四国と別府。旅先での楽しみは、その街の人と話しをすること・伝統工芸品を買うこと。ガイドブックに載っていないようなものを見つけるのも密かな楽しみ。
https://news.goo.ne.jp/article/colocal/region/colocal-141744.html

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【必勝 無病息災 北海道・平取町「義経神社」】牧場関係者も祈願 源義経伝説の地

2021-07-01 | アイヌ民族関連
スポーツ報知 2021/06/30 08:00
 新型コロナウイルス感染が収まらないまま、2年目の夏を迎えた。コロナ禍収束を祈願しつつ、全国各地にある馬にまつわる神社を随時紹介する。初回は馬産地、北海道平取町の義経神社。
 その名から分かる通り、大いなる歴史ロマンが秘められている。原始林に囲まれた北海道平取町の山あいに、義経神社は鎮座している。まつられているご祭神は、平安、鎌倉時代にかけて活躍した武勇の誉れ高い源義経公だ。アイヌの人々からは「ハンガンカムイ」として尊崇を集めていたと伝えられている。
 平家を倒した源平合戦で源義経は、有名な一ノ谷の戦いでの「鵯越(ひよどりごえ)の逆落とし」など騎馬を駆使した勇猛な戦いで名をはせた。その後に兄・源頼朝と反目し合うことになり、1189年に奥州・平泉(現在の岩手県)で自害して亡くなったとされる。だが、実は落ちのびていたという伝説は東北や北海道など各地にあり、この地にはアイヌの人々と文化を共有したとされる伝説が語り継がれてきた。
 平取町は15年桜花賞馬レッツゴードンキを生産した清水牧場など多くの牧場があり、馬と非常に縁が深かった義経公だけあって、今では多くの競馬関係者から崇敬されている。宮司の楡田(にれた)美浩さんは「2月の初午祭ではもともと五穀豊穣(ほうじょう)や商売繁盛をお祈りするものですが、午(うま)にちなんで地元の軽種馬生産振興会や近隣の牧場さんが祈願にいらっしゃいます」と愛馬息災などを祈るという。馬を愛し、馬とともに生きる人々の思いは、時代を越えても変わらない。(坂本 達洋)
 ◆義経神社 江戸時代に幕府の役人・近藤重蔵が義経公の神像を作り、1799年にこの地に贈ったことが起源とされる。住所は北海道沙流郡平取町本町119―1。
https://news.goo.ne.jp/article/hochi/sports/hochi-20210629-OHT1T51194.html

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