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墓標のない墓さらに160基超、先住民族寄宿学校跡地近くで発見 カナダ

2021-07-15 | 先住民族関連
AFPBBNEWS 2021年7月14日 14:24 発信地:モントリオール/カナダ [ カナダ 北米 ]

カナダ中部サスカチワン州の寄宿学校跡地を訪れ、墓標のない墓が見つかった場所を視察するジャスティン・トルドー首相(右から2番目、2021年7月6日撮影、資料写真)。(c)Liam Richards / POOL / AFP
【7月14日 AFP】カナダ西部の先住民族ペンラカット(Penelakut)人コミュニティーは、先住民族の子どもを収容していた寄宿学校の跡地近くから、墓標のない墓が160基以上見つかったと発表した。同国でこうした墓が見つかるのは、ここ数週間で4例目。
 ペンラカット人のリーダー、ジョアン・ブラウン(Joan Brown)氏は、8日の発表で、ブリティッシュコロンビア(British Columbia)州の居留地で、記録に残されておらず、墓標もない墓が160基以上見つかったと明らかにした。
 ブリティッシュコロンビア先住民族首長連合(Union of British Columbia Indian Chiefs)の副連合長を務めたボブ・チャンバリン(Bob Chamberlin)氏は、「氷山の一角にすぎない」と述べ、見つかっていない墓が数十基あるとの推定を示した。
 ジャスティン・トルドー(Justin Trudeau)首相は13日、「ペンラカット人コミュニティーと、国内のすべての先住民族コミュニティーを思い、心を痛めている」と記者団に語った。「亡くなった人々を生き返らせることはできないが、真実を語り続けることはできるので、語り継いでいく。同様に、差別や制度的人種差別と闘うために、先住民族の人々と協力し続けていく」
 今回墓が見つかった寄宿学校は、バンクーバー(Vancouver)の西に位置するペンラカット島にあり、19世紀末から1975年まで先住民族の子どもが在籍していた。(c)AFP
https://www.afpbb.com/articles/-/3356542

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札幌グランドホテル、「アイヌ民具-チセの中の暮らし-」展を開催

2021-07-15 | アイヌ民族関連
ウォークマスター 2021年07月14日 17:52

グランビスタ ホテル&リゾートが経営する、札幌グランドホテルでは、7月16日~8月31日までの期間、 「アイヌ民具-チセの中の暮らし-」をグランビスタギャラリー サッポロ(本館1階)にて開催する。
グランビスタ ホテル&リゾートは、北海道で初めての本格的洋式ホテルとして誕生した北の迎賓館・札幌グランドホテルを有し、全国各地にシティホテル、ビジネスホテル、温泉旅館、総合海洋レジャー施設、ゴルフ場、ハイウエイレストランなどの施設運営を通じ、ホテル運営受託事業を展開、地域とともに歩んでいる。
アイヌ民族が暮らしてきた伝統的家屋「チセ(cise)」。生活するために必要な道具類は、「チセ」の中で暮らしながら生み出されてきた。道具の材料には、自然素材や動物の毛皮、交易などで手に入れたものが用いられ、自身が持つ技を駆使して、美しい文様を彫刻したり、刺繍を施したりしていた。また、交易で手に入れた宝物なども「チセ」の中では大切に保管されていた。 本展示では、会場を「チセ-居住空間-」に見立てて、アイヌ民族の生活や文化の一端を紹介する。
札幌グランドホテルは、「グランビスタギャラリー サッポロ」の展覧会を通じて、市民はもとよりホテルを訪れる多くの人々に北海道のアートや芸術文化に自由に触れてもらい、ホテルを介して地域と市民、文化の新たな繋がりを創造し、市民生活への貢献を図っていく。
「アイヌ民具-チセの中の暮らし-」は7月16日~8月31日11時~19時開催。※土曜・日曜・祝日は休館、最終日のみ17時まで。入場料は無料。
https://www.work-master.net/2021225333

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