北海道新聞 04/05 16:46
【標津】日本遺産「『鮭(さけ)の聖地』の物語~根室海峡一万年の道程~」のプロモーション動画とパンフレットが完成し、5日に町内で開かれた報告会で発表された。動画は日本遺産を構成するさまざまな文化財やサケ漁の様子などを8分間で紹介。各文化財の位置や、旧国鉄標津線の路線図など示したパンフレット「『鮭の聖地』歴史絵図」も出来上がった。
「『鮭の聖地』の物語」は昨年6月に文化庁の日本遺産に認定された。動画とパンフは、申請をした根室市と標津、別海、羅臼3町や観光関係者らの「鮭の聖地メナシネットワーク」が作成した。
動画は、自然の中でサケが人々の暮らしを支え、アイヌ文化などの多様な文化が交わって今の根室地方の姿があることを描く。明治期の「旧開拓使別海缶詰所」のサケの缶詰、「標津遺跡群伊茶仁カリカリウス遺跡」(標津町)などの構成文化財を映し出し、秋サケ漁の様子、野付半島の空撮映像なども合わせ、8分間で「鮭の聖地」の概要を紹介する。
ネットワーク事務局の標津町ポー川史跡自然公園・小野哲也園長は「自然を目当てに訪れた観光客に、歴史や文化にも関心を持たれるように構成した」と話す。動画は鮭の聖地の物語のサイトで閲覧できる。
パンフ「『鮭の聖地』歴史絵図」は、B2判両面カラー。構成文化財の建物や旧国鉄標津線などを地図に示した。今後、標津町のふるさと納税の返礼品などとして活用する予定だ。
ネットワークは各市町の歴史文化に焦点を当てた観光モデルコースづくりに向け、本年度は地域の住民を対象とした体験ツアーを催行する予定。併せて観光ガイド養成も行い、来年度以降、国内外の観光客へとツアーの対象を広げる方針だ。(小野田伝治郎)
https://www.hokkaido-np.co.jp/article/529803
【標津】日本遺産「『鮭(さけ)の聖地』の物語~根室海峡一万年の道程~」のプロモーション動画とパンフレットが完成し、5日に町内で開かれた報告会で発表された。動画は日本遺産を構成するさまざまな文化財やサケ漁の様子などを8分間で紹介。各文化財の位置や、旧国鉄標津線の路線図など示したパンフレット「『鮭の聖地』歴史絵図」も出来上がった。
「『鮭の聖地』の物語」は昨年6月に文化庁の日本遺産に認定された。動画とパンフは、申請をした根室市と標津、別海、羅臼3町や観光関係者らの「鮭の聖地メナシネットワーク」が作成した。
動画は、自然の中でサケが人々の暮らしを支え、アイヌ文化などの多様な文化が交わって今の根室地方の姿があることを描く。明治期の「旧開拓使別海缶詰所」のサケの缶詰、「標津遺跡群伊茶仁カリカリウス遺跡」(標津町)などの構成文化財を映し出し、秋サケ漁の様子、野付半島の空撮映像なども合わせ、8分間で「鮭の聖地」の概要を紹介する。
ネットワーク事務局の標津町ポー川史跡自然公園・小野哲也園長は「自然を目当てに訪れた観光客に、歴史や文化にも関心を持たれるように構成した」と話す。動画は鮭の聖地の物語のサイトで閲覧できる。
パンフ「『鮭の聖地』歴史絵図」は、B2判両面カラー。構成文化財の建物や旧国鉄標津線などを地図に示した。今後、標津町のふるさと納税の返礼品などとして活用する予定だ。
ネットワークは各市町の歴史文化に焦点を当てた観光モデルコースづくりに向け、本年度は地域の住民を対象とした体験ツアーを催行する予定。併せて観光ガイド養成も行い、来年度以降、国内外の観光客へとツアーの対象を広げる方針だ。(小野田伝治郎)
https://www.hokkaido-np.co.jp/article/529803