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ウポポイでアイヌ文化を体験、余市でワインを堪能、小樽で建築遺産を再発見!『北海道を、極める。』Pen最新号が発売

2021-04-07 | アイヌ民族関連
music.jp 2021年04月05日 21:30

いつも、多くの人々の心を捉えてきた北の大地。
美しい風景や極上の食材は、二度、三度と旅人の足を運ばせてきました。
けれど、ふと思う。北海道の本当の奥深さを、我々はまだ知らないのではないでしょうか。
近年、注目の集まるアイヌ文化から、独自の進化を遂げてきた縄文土器、
偉大な画家や作家のこと、ワインづくりが盛り上がりをみせている街について……。
ここには厳しい自然とともに生き、年月を重ねていく中で生まれたクリエイションがありました。
さらに2023年春には、北広島市に新しいボールパークが誕生します。
いつか旅する日を思い描きながら、いま、北海道を極めたい。
ウポポイからボールパークまで
北海道を、極める。
二風谷で、俳優・宇梶剛士がルーツを見つめる。
貝澤雪子 アットゥ●織り職人
樹皮から糸をつくり、織り上げる壮大な世界。
貝澤 徹 木彫家
伝統の技を磨き、新しい工芸の美を彫り出す。
話題の「ウポポイ」で、アイヌ文化を体感しよう。
・『ゴールデンカムイ』から学ぶ、アイヌ文化の基礎知識。
・アイヌ民族の地位向上を目指し、生涯を捧げた人々。
・カムイとの正しい関係を教える、神謡の世界。
・特有の文化を形成した、北海道の歴史をたどる。
・井浦新と知る、道内の縄文土器の進化のゆくえ。
北海道の地で、創造の道を切り拓いた3人。
神田日勝 画家│佐藤泰志 小説家│五十嵐威暢 彫刻家
・4人の気鋭作家がつくる、美しき木製クラフト
・ひと皿に創意あふれる、食の革新者に会いに行く
余市|「余市」に開花した、小規模ワイナリーの美酒。
小樽|商都として栄えた「小樽」の魅力を、建築遺産で再発見。
旭川|良質なデザインを、「旭川」から届けていく。
・「絶景温泉」付き、大自然に浸れるホテル4選。
・「絶品食材」の宝庫、北海道が誇る海の幸・畑の幸。
2023年、新球場誕生! 北海道ボールパークとは?
★最新号データ
Pen 2021年4月15号 『北海道を、極める。』
2021年4月1日(木)発売
紙版 特別定価:800円(税込)/デジタル版 定価:600円(税込)
Pen Online最新号ページはこちらから → https://bit.ly/39nIGzl
https://music-book.jp/book/news/news/618103

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ナイジェリア刑務所を武装集団が襲撃、受刑者約1800人逃走

2021-04-07 | 先住民族関連
ロイター 2021年4月6日4:15 午後
[イェナゴア(ナイジェリア) 6日 ロイター] - ナイジェリア南東部の都市オウェリの刑務所を武装集団が襲撃し、受刑者1844人が逃走した。
刑務所の報道官によると、襲撃があったのは現地時間5日午前2時15分(日本時間午前10時15分)ごろ。警察は、武装集団が爆発物で刑務所の管理棟を破壊して敷地内に侵入したとしている。
ナイジェリア南東部では、分離・独立を目指す民族組織ビアフラ先住民族(IPOB)が軍との衝突に関与しているとの批判をきっかけに、数カ月前から緊張が高まっている。
武装警察の報道官は、初期段階の調査で、襲撃したのはIPOBとみられると述べた。
IPOBはロイターに対し、関与を否定した。
1月以降、南東部の複数の警察署が襲撃され、大量の武器が盗まれている。ただこれまでのところ、犯行を表明した組織はないとしている。
*内容を追加しました。
https://jp.reuters.com/article/nigeria-prison-escape-idJPKBN2BT0OE

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米国が中国のウイグル族人権侵害を「ジェノサイド」と批判 日本はどう対応すべきか?〈AERA〉

2021-04-07 | 先住民族関連
アエラ 4/6(火) 8:00
 米国は新疆ウイグル自治区で「ジェノサイド」が行われていると中国批判を強めている。 初の日米首脳会談に臨む菅義偉首相は慎重な姿勢を保てるか。AERA 2021年4月12日号から。
 菅義偉首相は今月16日から訪米しジョー・バイデン大統領との会談を行うが、その最重要の議題は対中国政策と思われる。米国は日本、インド、オーストラリアと連携する「QUAD」(4カ国戦略対話)を中核とする対中包囲網結成を策し、日本がどう協同するかが焦点だ。
 米国の対中強硬論のスローガンは「ジェノサイド」(民族絶滅)だ。ポンペオ前米国務長官はトランプ政権最後の日、1月19日に「中国は新疆ウイグル自治区でイスラム教徒の少数民族ウイグル人に対しジェノサイドを行っている」との声明を出し、ブリンケン現国務長官もそれに同意を表明している。
 日本では1月20日の記者会見で、加藤勝信官房長官が「人権問題に懸念し注視している」と慎重な回答をし、外務省も「ジェノサイドとは認めていない」との姿勢を示した。
 ジェノサイドはナチスドイツが行った少なくとも150万人のユダヤ人殺害など、集団殺害を示す。米国の独立前に英国軍が先住民に天然痘患者の毛布、衣類を配り、免疫の無い先住民の人口が激減したり、オーストラリアで先住民がほとんど絶滅に瀕(ひん)したりしたのもジェノサイドと言えるだろう。
■格差が生じ反感高まる
 新疆は古代中国で「西域」と称され、紀元前の漢の時代から断続的に中国の支配下にあった。1758年に清の乾隆帝がモンゴル人ジュンガル部を駆逐して西域を平定し、「新疆」(新領域)と名付け、1884年に新疆省となった。人口は約2500万人、うちトルコ系イスラム教徒のウイグル人は約1200万人とされる。石油、天然ガスの埋蔵量が豊富で近年急速に発展し、漢族の技術者などが移住、民族間の格差が広がり、ウイグル人の反感が高まった。
 新疆の南、アフガニスタンではイスラムゲリラが1989年にソ連軍を撤退させ、91年のソ連崩壊で西隣のカザフスタン、キルギス、タジキスタンが独立したからウイグル人の独立願望に火が付いた。
 米国が2001年の9.11テロ事件の後にアフガニスタンを攻撃すると、新疆はアフガニスタンやアルカイダの拠点パキスタン北西部と山越えの道でつながっていることから、ウイグル人の中にはイスラム武装集団に参加した者も少なくなかった。「テロとの戦い」に懸命だった米国は、昨年11月に指定を突如取り消すまで新疆の独立派「東トルキスタン・イスラム運動」をテロ組織に指定していた。
 新疆ウイグル自治区西端のカシュガルでは08年、警察署が襲撃され、警官17人が死亡。09年には自治区の首都ウルムチでウイグル人と漢族の両デモ隊が衝突し197人が死亡、1700人が負傷した。13年には北京の天安門を自動車で突破しようとし5人が死亡。14年3月には雲南省昆明駅で刀を持った8人が無差別にその場にいた人を襲って死者34人、負傷者143人が出た。同年4月にはウルムチを習近平(シーチンピン)国家主席が視察した際に自爆テロで3人が死亡、79人が負傷した。
■シリア内戦にも参加
 11年に始まったシリア内戦では多数のウイグル人がイスラム過激派の反政府部隊に参加し、凶悪な「イスラム国」にもウイグル人がいたことは身代金を払って解放されたデンマークの写真家の話で明らかだ。
 中国から密出国して外国で戦闘したウイグル兵が帰国すると出入国法令の違反で逮捕、拘束するのは当然で、日本でもそうするだろう。だが、違法行為をしていなくても、中国の言う「宗教的に過激派に染まった人物」を収容して再教育するのは人権無視の非難を免れない。
 ただ、米国がアフガニスタンやイラクなどで敵兵やイスラム主義の活動家を捕らえ、イラクのアブグレイブ刑務所で拷問したり、キューバのグアンタナモ米海軍基地で檻(おり)に入れ「米国内ではないから米国の法律は適用されない」として裁判もせず拘留を続けるのは極端な人権無視だ。
 国連人種差別撤廃委員会では18年8月から「ウイグル人約100万人が拘束されている」との説が出ているが、「信頼できる報告を元に」というだけで出所は不明だ。これは99年のセルビア東部のコソボで「アルバニア系住民50万人が行方不明、死亡の可能性あり」と米国務省が発表したことを思い出させる。
■米広報会社が偽情報
 コソボには隣国アルバニアのイスラム教徒が多数流入し、ユーゴスラビア内戦に乗じて独立かアルバニアへの併合を目指してコソボ解放軍を結成。97年に蜂起したが、約2千人が戦死、セルビア軍に制圧された。
 ユーゴスラビア内戦でセルビアと戦っていたクロアチアは米国の広報会社「ルーダー・フィン社」と契約。同社は米国などでセルビア非難の宣伝に努め、セルビアが「民族浄化を行いつつあり、死者は50万人以上」などの偽情報を政官界、メディアに執拗(しつよう)に流した。
 これに騙(だま)された米国は北大西洋条約機構(NATO)諸国を説いて、13カ国の250機が99年3月24日から国連の承認もなしに、79日間セルビアを猛爆撃し、セルビア軍をコソボから撤退させた。NATO軍はコソボに入りアルバニア系住民の協力を得て「大虐殺」の証拠を探したが、半年かけても発見した遺体は2108体で、大部分は2年前の戦闘の死者だった。
 後日「ルーダー・フィン」社の幹部はフランスのテレビに出演、元々反イスラムだった米国などの世論を逆転させた経緯、手口を語り、「民族浄化というキャッチコピーが効き、米国のユダヤ人団体を反セルビアにしたのが決定的だった」と誇った。
 虚偽の情報に踊らされてセルビア民間人約2千人、軍人546人を殺し、中国大使館まで誤爆したのは大失態だが、メディアも政治家も騙され、「人道的介入」を唱えていたから批判する声はほとんど出ず、今日でも民族浄化が本当にあったように思う人も少なくない。
■イラクでも面目を失墜
 その反省がなかったから米国は03年3月、「イラクがなお大量破壊兵器を保有している」との亡命者の言葉を信じ、国連の反対を無視してイラクを攻撃。だが大量破壊兵器は無く、米国は面目を失墜した。8年後に撤退するまで自軍に約4500人の死者と3万人以上の負傷者を出し、10万人以上のイラク人を殺した。戦費は3兆ドルと計算され、財政危機を招いた。
 ウイグル人に中国語を教え、就職をしやすくすること自体は必ずしも悪くはない。「それも文化的ジェノサイドだ」との論にも一理はあるが、米国は1846年のメキシコとの戦争でテキサスなど今日の6州を奪い、スペイン・インディオ系の住民に英語教育を行って米国市民意識を植えつけた。それを「ジェノサイド」とは言えまい。
 日本も台湾、朝鮮での義務教育で日本語を教え「皇民化」を図ったが、民族の大量殺害の手段として巨額の経費と手間をかけたわけではなかった。
 日本としては「人権問題を注視する」という姿勢で対応することが得策だろう。(軍事ジャーナリスト・田岡俊次)
※AERA 2021年4月12日号
https://news.yahoo.co.jp/articles/734a9364c9dcee19296886f593d695ac0f847bea

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【北海道難読地名クイズ】平安貴族が怒っちゃう?読めそうなのに読めない「歌棄」

2021-04-07 | アイヌ民族関連
北海道Likers 2021/04/02 20:30
「世の中よ 道こそなけれ 思ひ入る 山の奥にも 鹿ぞ鳴くなる」
……これは筆者が小学5年生の時に暗記した、百人一首のうちの一首です。
突然失礼いたしました。意味や時期的に、この場で紹介するようなものではないですよね。
では、なぜ紹介したのか。今回紹介する地名の漢字を見たらおわかりいただけるかと思います。それでは、今回も難読地名クイズの始まりです!
今にも平安貴族が怒りだす?
今回取り上げるのは、後志管内寿都町の“歌棄”です。難易度としてはもしかすると、そこまで高くないかもしれません。しかし、それは北海道をよく知る人の感覚。本州の人など、知らない人からすればなかなか手強いはず。
“歌棄”の読み方は……
A. うたすつ
正解は、“うたすつ”です。漢字の表記と読みのずれがなく、比較的読みやすくはありますね!
しかし、なかなかに強烈な印象を与えるこの漢字2文字。これを見ると筆者同様、冒頭のような歌を想起してしまいませんか? まして、歌を褒めるどころか“棄てる”とくれば、もう大変です。平安貴族の心中をお察しします。
いったいどんな由来が?
アイヌ語由来の地名が多い北海道では、当て字のものが多いですが“歌棄”はどうなのでしょうか? 無理矢理には意味が通っていますが……。北海道環境生活部アイヌ政策推進局アイヌ政策課のアイヌ語地名リストには次のようにあります。(※)
カナ表記はオタスッ、ローマ字表記はota-sut。アイヌ語としての意味は「砂浜・の根元」。
解釈及び由来として、
〈同名の多くは、これから岩磯地帯になろうとする砂浜の端の所である。元来は、寿都湾奥の北面する長い砂浜の東端の地名。〉
引用:北海道環境生活部アイヌ政策推進局アイヌ政策課のアイヌ語地名リスト アイヌ語地名リストp.15
※表に基づいて、筆者が一部文章化
当たり前ですが、歌は関係なさそうですね。いかにも海のある町、といった感じがするアイヌ語の意味です!
歌棄でカキ・シラスを食べつくせ!
風力発電が非常にさかんで、風の町として知られる寿都町ですが、歌棄には海の幸を楽しめる場所があります。
もともと「かき小屋」で有名な「マルトシ吉野商店」が歌棄地区種前にある「スッツ・オイスター・ビレッジ」に場所を移して2018年4月からオープン。ビレッジ内には、『かき小屋』の機能がそのまま移転され、「寿都湾 かき小屋」として生まれ変わっており、『寿かき(ことぶきかき)』など、多くの新鮮な海産物を楽しめます! この場所に行かないのはもったいないことですよ!
また、同じく歌棄にある「すっつしらす会館」では、“小女子(しらす)”を味わえます。春の訪れを告げるしらす漁が最盛期の4月下旬〜5月中旬には『生しらす丼』も!
これも行くしかないですね!
北国にも訪れようとしている春。歌棄で過ごしてみてはいかが?
【参考】寿都町ホームページ
【画像】KazuA、マキイ / PIXTA(ピクスタ)
https://news.goo.ne.jp/article/hokkaidolikers/region/hokkaidolikers-20210402-35871.html

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