北海道新聞 04/22 05:00
道内の聖火リレー初日のゴールとなるウポポイ
道内で6月13、14の両日に行われる東京五輪の聖火リレーに、北海道実行委選考枠で走るランナー46人が21日発表され、東胆振1市4町は延期前と同じ顔ぶれの男女10人が選ばれた。コロナ禍に翻弄(ほんろう)されながらも1年越しで出走がかなうランナーは、一部変更されたルートで聖火をつなぐ。
東胆振のランナーは各市町2人で、苫小牧市ではシドニー五輪競泳女子リレー銅メダルの田中雅美さん(42)=オホーツク管内遠軽町出身=が出走する。
厚真町を走る同町の米農家末政知和さん(28)は「一生に一度あるかないかの機会。再び選ばれて安心した」と安堵(あんど)する。胆振東部地震の被害で米作りを中断していたが、今年から親戚の水田を借りて再開するといい「復興に向かう地元をPRしたい」と意気込む。
道内のルートは組織委が3月に発表。東胆振は白老町が初日の最終区間でゴールのアイヌ文化復興拠点「民族共生象徴空間(ウポポイ)」で式典を行う。14日は苫小牧市、むかわ町、厚真町、安平町の順に巡る。
苫小牧市は中央公園から市立苫小牧西小まで街中を横断する。当初は市の中心部を1周する予定だったが、交通規制で王子総合病院への通院に支障が出るため、市が道に変更を求めた。
むかわ町も仮設住宅前を通る経路が入居者の退去で変更され、ゴールもたんぽぽ公園から町立鵡川中央小に変わった。リレーは苫小牧市のトヨタ自動車北海道でも行われる。(仲沢大夢、中秋良太)
https://www.hokkaido-np.co.jp/article/535855
道内の聖火リレー初日のゴールとなるウポポイ
道内で6月13、14の両日に行われる東京五輪の聖火リレーに、北海道実行委選考枠で走るランナー46人が21日発表され、東胆振1市4町は延期前と同じ顔ぶれの男女10人が選ばれた。コロナ禍に翻弄(ほんろう)されながらも1年越しで出走がかなうランナーは、一部変更されたルートで聖火をつなぐ。
東胆振のランナーは各市町2人で、苫小牧市ではシドニー五輪競泳女子リレー銅メダルの田中雅美さん(42)=オホーツク管内遠軽町出身=が出走する。
厚真町を走る同町の米農家末政知和さん(28)は「一生に一度あるかないかの機会。再び選ばれて安心した」と安堵(あんど)する。胆振東部地震の被害で米作りを中断していたが、今年から親戚の水田を借りて再開するといい「復興に向かう地元をPRしたい」と意気込む。
道内のルートは組織委が3月に発表。東胆振は白老町が初日の最終区間でゴールのアイヌ文化復興拠点「民族共生象徴空間(ウポポイ)」で式典を行う。14日は苫小牧市、むかわ町、厚真町、安平町の順に巡る。
苫小牧市は中央公園から市立苫小牧西小まで街中を横断する。当初は市の中心部を1周する予定だったが、交通規制で王子総合病院への通院に支障が出るため、市が道に変更を求めた。
むかわ町も仮設住宅前を通る経路が入居者の退去で変更され、ゴールもたんぽぽ公園から町立鵡川中央小に変わった。リレーは苫小牧市のトヨタ自動車北海道でも行われる。(仲沢大夢、中秋良太)
https://www.hokkaido-np.co.jp/article/535855