GW最終日。
2月に続いて2度目の山形テルサへ。
初めての“PRO WIND 023”のコンサート。
若手中心に、要所を山響/東響のメンバーが押えるといったラインナップ。
1曲ごとにかなり頻繁にローテーションを替えていたのが印象的。
プログラムは、往年の名曲の合間に今年の課題曲を織り交ぜた形。
地元の中高生たちはもちろん課題曲目当ての子たちがほとんどだったでしょう。
(それでも満員は立派ですが!)
スコアリングを見ただけでも、
今年の課題曲、曲ごとの出来/レベルの差が著しいのは分かっていましたが、
実際に聴くとそれがさらに顕著に(苦笑)。
一番の目当ては『ワルツ』。
譜面面は実にシンプルそのものだけれど、音楽的な中身がこってりとてんこ盛り。
吹くより振る方が難しい(>_<)。
で、本番。
マエストロ・オオイの的確かつ柔軟なバトンに
バンド(特に木管!)のメンバーがこれまたよく反応し、
もうノリノリと言った感じw。
FlとClのトップが山響のメンバーで、他の課題曲とはもう別次元に歌いまくっていました(^^)。
良い曲だなあ。
往年の『深層の祭り』辺りは別格としても、歴史に残る作品と言ってもいいかもしれません。
問題は、アマチュアの指揮者が振れるか/バンドメンバーが反応できるか!?
いわゆる名曲群はそれなり・・・だったかな。
2月にオケ版(原典版)を聴いたばかりの『大阪俗謡』は、
吹奏楽版でもやはり魅力ある作品だということを再認識した次第。
メインのバーンズ・交響曲第2番は、面白い内容だったけれど、
よく聴く3番と同じで、どうもフィナーレの軽さが気に入らない。
良く書けているとは思うのですが…。
アンコール、『デリー地方のアイルランド民謡』に続いての2曲目が
ご当地出身真島俊夫さんの『五月の風』。
確かコンクールではあまり取り上げられていなかった記憶がありますが、
改めて聴くと、いい曲/いいマーチ!
今年の課題曲を聴かされた後だけになおさらw。
ちなみにこの曲では、マエストロほとんど棒を振ってませんでした!
実にさわやかな気分で山形を後にしました。
今度は山響の定期を聴きに来たいな。
PS
昨日の旅のお供
■刑事コロンボ:完全捜査記録(別冊宝島)
■美輪明宏/ヨイトマケの唄(佐藤剛)
■ブラック・マシン・ミュージック(野田努)
※半年かかって、やっと終盤・・・(^^;)。