元!吹奏楽部顧問の日常 

顧問を離れて早数年。今やただの音楽&ラグビー大好き親父です。

不完全燃焼

2005年02月07日 | Weblog
昨日、小・中・高・一般21団体、約500人が出演した
吹奏楽祭で、司会と全体合同演奏の指揮を務めてきました。
すこぶる欲求不満(苦笑)。
まず出演団体が増えた事による時間の延長。休憩なし2時間半は
長すぎた。最後を待たずに帰った客も少なくなかった。
休憩なしのイベントなら、やはり2時間が限度であろう。
(出演者の動きが今一つ遅かったのも原因。)

そして、全体合同演奏のマツケンサンバ。
昨年までは最後の合同バンドがステージで、それ以外は2F出演者用座席で
それぞれ演奏、というスタイルだったのだが、小学校の出演団体が増えたことから
2Fもお客さんに開放する、ということになり、中高生約250人がステージで立奏。
これがよくなかった!
今までは良くも悪くもステージと客席が一体感を持つことが出来たが、
今回はそれが分離してしまった。そして立って演奏すると、子供達のリズム感の悪さが
目に見えてしまうことも発見!!明るく楽しいサンバを演奏しているのに
少しも体が動かないのはどうして(苦笑)!?
普段からいかにリズムを体で感じていないか、体で表現していないか、
思い知らされる結果となった(涙)。
今時の子供達は我々の世代よりよっぽどリズム感が良くなっていると思いこんで
いたのだが・・・、甘かったです。

ライブでは目から入る情報も大切。体の動かないサンバでお客さんがノッてくれる
はずもない。もちろんそれは演奏にも反映しているわけで、いやあ、これは
根が深い。ウチの子供達にも「体で感じる」リズムの大切さを、これからしっかり
しこんでいかねば。

うーん、全体で60点ぐらいだったかな(笑)。
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