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元!吹奏楽部顧問の日常 

顧問を離れて早数年。今やただの音楽&ラグビー大好き親父です。

2025 7月28日

2025年07月28日 | 鑑賞
土曜の夜からイベント続きで疲れたので、今日はウォーキングもせず、リビングに籠って過ごしております。
一つずつまとめますか(苦笑)

①26(土)夜



高校時代から各種コンクールで大活躍中の岡本さん。
初めての生鑑賞。

よく考えられたプログラミング。
ステージ度胸も満点なようで、演奏に関してはほぼ満点と言っていい内容(^^)
大学一年で約2hのソロリサイタルをきちんと成立させられるだけでも大したものだ。

然しFlは管楽器だけで考えても最もソリストが多い業界。
単に「上手い!」だけでは生き残れない。
ミュンヘンへの留学を考えているそうだが、先ずは技術を十分身に付けた彼女がこの先どれだけ「音楽」を表現できるようになっていくか?
今後楽しみに見守っていきたい。


※そう言えばこのところFlの音源をちゃんと聴いていなかったと思い、音源の棚からランパルのBoxをチョイス。



ハチャトゥリアン:Fl協奏曲、フランク:Vnソナタ 他

20世紀最高のFl奏者と言われるランパル。
その音と音楽には岡本さんにはない「強さ」がある。

30年以上前に初めて聴いたFlのリサイタルは工藤重信さんだったが、彼もランパルの弟子だったな。



工藤さんのドビュッシー『シランクス』は今でも覚えているが、次は岡本さんのドビュッシーやテレマンの幻想曲を聴いてみたいものだ。


②27(日)午前
吹奏楽コンクール岩手県大会・小学校「ステージ部門」鑑賞。

煙山小学校は断トツの出来。
「上手に演奏しよう」という事ではなく、「音楽を演奏しよう」という意図が伝わって来る演奏だった。
そこが他の学校と一番違う点だと思う。

毎年書いている事だが、その姿勢は選曲からして違う。
いわゆる「コンクール向け」の、消費されていくだけの作品は選ばない。

残念だが、今や多くのバンド(一般含む)が「コンクール向け」の作品を選択する時代。
結果を求めるためには有効なやり方なのだろうが、個人的にはどうにも好きにはなれない。
というか、端的に聴いて面白くない(>_<)

聴くだけの立場なので言いたい放題言わせてもらうが(苦笑)、音楽的な内容が十分に詰まっている、密度の濃い作品の演奏を聴きたいし、またそういう作品を演奏する側にも経験して欲しい。
毎年の繰り言であるw


PS 週末の鑑賞




村田陽一氏が主宰するユニットを二つ続けて。

後で書くアキラさんにも同じ感想を抱いたのだが、彼らの「作曲力」、とりわけ「アレンジ力!」は感嘆するしかない。
オリジナルとは違う響き、違う魅力を確実に感じさせてくれるのには全く恐れ入ってしまう。

「村田陽一まつり」、当分続きそうだなw

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