元!吹奏楽部顧問の日常 

顧問を離れて早数年。今やただの音楽&ラグビー大好き親父です。

2023 2月11日午前中

2023年02月11日 | 鑑賞
感想まとめ・その一↓

①JSB:平均律クラヴィーア曲集(全曲/Pf:G.グールド)



『平均律』はE.フィッシャー盤しか聴いた事がなく、今イチ全体像が掴めていなかった。



今回グールド盤を聴いて、ほんの少しだけ理解できたような気もする。

スタッカートを強調したり、どこかあっけらかんとした部分があったりするのはかなり個性的なのだろうが、不思議と説得力がある。
シンプルな線の音楽なのに、ワーグナーの超大編成楽劇に優るとも劣らないクオリティ。
技術的には平易なはずなのに、いや平易だからこその難しさがあるのだろう。


1曲1曲聴き分けられるほどの耳はないが(苦笑)、1曲だけ、第一集のb-mollが特にグールドが音を慈しみながら演奏しているように感じられて印象深かった。
また誰かの『平均律』を聴いてみたいな。


②ウィーン室内合奏団DGレコーディング(4枚組)より



Disc.1/ウェーバー&ヒンデミット:Cl五重奏曲、バルトーク:コントラスツ(Cl:A.プリンツ 他)

Disc.2/ハイドン:Fl四重奏曲集(Fl:W.トリップ 他)


プリンツはウラッハの後継者、なのかもしれないが、好みとしてはなぜかハマらない。
ウェーバーよりはヒンデミット、さらにバルトークの方が面白く聴けた感あり。
なぜかしら(^^;)?

ハイドンは最近よく聴くようになって来たが、Fl四重奏曲は初めて。
彼が管楽器のために書いた曲は、Fl、Hr、Tpで全部かな?
彼が切り開いた分野は実に多岐に渡っているのを改めて実感した。


早くトスカニーニのハイドンの交響曲集を聴いてみたい(^^)b




コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする