元!吹奏楽部顧問の日常 

顧問を離れて早数年。今やただの音楽&ラグビー大好き親父です。

1月13日

2020年01月13日 | 鑑賞

三連休最終日は映画鑑賞。

NO SMOKING

ご存じ、細野晴臣氏のデビュー50周年記念ドキュメンタリー映画。


いやあ、面白かった。

日本のポップミュージックの歴史にそのまま重なるホソノさんの半生。
ユーモアを感じさせ、いつも飄々とした彼の周りに、次々とミュージシャンたちが集ってくる。


ホソノさんの魅力は、何といっても時代性と普遍性を兼ね備えた楽曲の数々。


今回一番印象に残ったのは、昨年のワールドツアーでのライブ映像。

NYとLAの劇場が、小さいとはいえチケット完売となり、
アメリカの若いファンたちがホソノさんとバンドの演奏に熱狂していた(驚)。

音楽に国境はあるが、音楽は国境を越えられるものでもあることを実感した。


70代にして現役、そしてさらに前進しているミュージシャン。
アメリカならディラン、日本なら陽水、そしてホソノさんぐらいだろうか。

 

なぜ煙草が好きなのか?という問いかけに、


「煙草の煙を燻らせるのが好き。音楽も燻らせるものだから。」


と答えたホソノさん。

 

けだし名言(^^)。

 

PS1

本日の収穫

東京大学「80年代地下文化論」講義/決定版(宮沢章夫)

 

ハリウッド映画史講義(蓮實重彦)

 

定本 消されたマンガ(赤田祐一+ばるぼら)


PS2

本日の鑑賞

ワーグナー:『パルジファル』抜粋(オーマンディ&フィラデルフィア管)

 

WAM:Vn協奏曲1番、4番(Vn:トーマス・ツェートマイヤー、ブリュッヘン&18世紀orch)


ワーグナーの息の長い音楽は、唯一無二のもの。
特に『トリスタン』と『パルジファル』は別格だろう。


ブリュッヘン率いる18世紀orch、とにかく響きが美しい。
そして、変な例えだが、「音楽」しか表現していないモーツァルト(^^;)。


若い吹奏楽メインの作曲家の皆さん、まず音楽を表現してくださいな(苦笑)。

 

コメント
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