今日は「鉱物本」です。「鉱物本」というタイトルは初めてです。
「鉱物本」とは鉱物をテーマにした本の事で、私は鉱物本のコレクターでもあります。鉱物本の新刊は毎日チェックしておりますし、新しい本が出版されるといち早く購入しています。
昨日、予約注文していた鉱物本が届きました。それは「鉱物アソビ」(フジイキョウコ編・著)です。私はAmazonの検索でその本を予約していたのですが、予約していた段階では表紙写真がなかったので、てっきりフジイキョウコさんの第3冊目の新刊本だと思い込んでいました。ところが、昨日届いた本は「鉱物アソビ」の5刷となっており、発行元が違うだけで初版とほとんど同じ内容でした。ガッカリしました。そして、またやってしもたー!と後悔しました。
同じ本を2度買ってしまう事はこれが初めてではありません。先日もインターメディアテクのミュージアム・ショップで「標本は語る」(東京大学総合博物館)を購入したのですが、その本を読み始めてダブっている事に気付いてしまいました。ただし、同じ本なのですが装丁が微妙に違っていました。
同じ本を2度買ってしまう事は、私のバカ丸出しなのかも知れませんが、誰にでも起こりうる事です。皆さん、気を付けましょう!それはタイトルだけで鉱物本を買ってしまうからかも知れません。ただ、気を付けなければならないのは、表紙情報の確認、それから同じ本でも装丁を変えて再版されるものもありますので、中身チェックも重要です。
この事は鉱物本に限らず、どんな本にでも言える事です。装丁変更されて再版される本があるのです。
そういえば、その昔、ビデオでも同じような経験があります。レンタルビデオで借りて来たビデオを見いていると途中で既に見た事のあるものだったと気が付いてしまう、そういう経験がありました。
重複している、という意味ではNHKの番組でもよくある事です。その良い例が「グレートネイチャー」でしょうか。「グレートネイチャー」には「体感!」というタイトルの90分版と「驚き!地球!」というタイトルの30分版と「10min」というタイトルの10分版があり、それぞれ再放送もあります。レコーダーでキーワード予約をしているとそれらは重複してしまいます。
本でも映像でも同じコンテンツは繰り返し使われるのです。
映画では同じコンテンツでも異なるバージョンが複数ある作品があります。有名なのは「ブレードランナー」(リドリー・スコット監督 1982年)でしょうか。その作品にはオリジナル劇場公開版以外に完全版、最終版、ファイナル・カット等があり混乱します。ひとつの作品で何度もおいしい、という事でしょうか?本当の「ブレードランナー」の新作を見てみたいものです。
何だか「鉱物本」の話題から横滑りしてしまいました。
「鉱物結晶図鑑」(野呂輝雄 著)という鉱物本は本年度の収穫でした。このような鉱物本の良本をこれからも期待したいと思います。