このブログのアクセス解析に少し疑問を抱いています。それはなぜかと言う、と累積アクセス数が1年チョッとで4万件を越える位だったのが、12月11日の深夜から12日の2日間だけで、いきなり1万件近くに達し、今は累積5万件を越えています。普通に考えるなら、これは異常な事だと思いますが、問い合わせをしても納得できる回答がありませんでした。アクセス数の増加はブログ更新のモチベーションアップになっていたと思いますが、このような数字の増加では逆にブログを書き続ける意欲が湧いてきません。アクセス解析のシステムそのものに疑念が残っております。
そのような気分の中で今日のブログを書きます。
今日は「孔雀石2」です。
「孔雀石」の話題は8月12日に一度書きました。そのブログの中で孔雀石で出来た鍾乳洞を夢想した事を書いたのですが、実はそれを思わせる石が現れました。
コンゴ共和国 産 孔雀石(Malachite)
この写真は妻が池袋ショーで仕入れてきたマラカイトです。(私より妻の方が仕入れがうまく、売れる石を安く仕入れて来ます。私はまだ半分コレクター人間で偏屈なものばかり仕入れてしまう傾向があるようなので、池袋ショーには行きませんでした。)
このマラカイトを見た瞬間に孔雀石洞窟だと思いました。そのサイズは手の平サイズなのですが、洞窟のミニチュアを思わせるものだと思いました。孔雀石で出来た鍾乳石もしっかりあります。私が夢想した孔雀石洞窟のイメージ通りの石だと思いました。このような石が実際に存在し、私の前に現れた事に驚きを感じてしまいました。
この石の写真を撮る時に何かの動物のミニチュア・フィギュアが欲しいと思ってしまいました。この石にはそんな気にさせる何かを持っています。イマジネーションが膨らんでしまう名石だと思います。
孔雀石は銅の二次鉱物です。その生成には大気中の二酸化炭素や雨水による風化作用を受け、洞窟内の地下水に溶存した銅成分の晶出/沈殿によって形成されます。それは洞窟生成物でもあり、まさしく洞窟から造り出されたものなのです。孔雀石の洞窟は孔雀石の洞窟から出来た孔雀石の鍾乳石なのです。
このようなミニチュアの孔雀石洞窟を見ていると、どうしても巨大な孔雀石洞窟を見たくなります。いつの日か実際の孔雀石洞窟を見れる事を期待したいと思います。それはあのナイカ鉱山の巨大セレナイト結晶の洞窟以上の存在になると思います。
まだ見ぬ地球の絶景に思いを馳せてしまいました。