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撮りさるく

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旧函館区公会堂

2022-01-25 00:01:41 | 北海道
2021年9月13日(月)北海道出張初日、函館での業務を終え、観光と洒落込んで


15時26分、旧函館区公会堂に至った。デカすぎて正面からの写真はこの様になってしまう。



函館市による説明看板、内容概略は
1・1907年(明治40年)8月の函館大火で区民の集会所であった町会所を焼失した為、「公会堂建設協議会」が発足、広く寄付を募ったが大火の影響で募金も思うように集まらず。
2・しかし函館の豪商であった初代 相馬哲平氏が自身の損害が大きかったにも拘わらず5万円の大金を寄付した。これを基に1910年(明治43年)、この公会堂が建てられた。
3・1974年(昭和49年)5月、国指定重要文化財となり、1980年(昭和55年)から3年かけて修復、2018年(平成30年)10月に耐震補強を含めた保存修理工事を実施。
との事。



現在銘板には「函館市公會堂」とある。会の字が旧字体であるのが風格を感じさせる。



正面から全貌は捉えられぬので斜めから撮る。



逆方向から。公会堂の前は坂になっていて、ご覧の様に地元の方が自転車を押して坂を登って行かれた。
豪商の義侠心により建てられた函館市公会堂、100年以上たった今も、函館市民の集いの場として親しまれている。そしてこれからも、そうあり続けるであろう。


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